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昔やっていたアルバイトの話

■昔やっていたアルバイトの話

学生時代やっていたアルバイトの話を書きます。

中学の時:


山の中の砂利道の砂利を集めて道路を整備するバイト夏休みの3日間
友達4人(I君、IW君、N君<怖い話の魚釣の帰り道の友人> でやったバイト)

※熊がでそうなところに親方さん(下級生 Y女子のお父さん いい人だった。)
が運転する車で山の中に入り、親方さんは木の枝払い(チェーンソー使い)
うちらは、熊手で砂利を集めて凸凹を埋めるをする仕事。

実は、N君のお父さんが某王手製紙会社の緑化会社の支店長
無理やりバイトを作ってくれたらしい。

この時はバイクを買うためにバイトをしてた。
余談:このお金で、怖い話にでてきたバイクを買いました。

高校の時:


・自宅の仕事
トラクターで科学肥料やら、石灰ををまく仕事やら畑起こしやら、種まきやら
※超薄給 >< ※親にうまく使われた 時給500円位、外部の人に頼むと
当時でも時給で2000円位 (トラクターの免許を持っている人 大型特殊と
牽引でやつが必要)
畑の区画が500m×1km 500m×500mとか位の処に満遍なく 科学肥料とか
石灰をまく。
トラクターに乗るのは別に楽なのだけど、 肥料と石灰とかのセッティング
がつらい(袋入りを切ってトラクターの後ろの機材に入れるのがつらい)

1袋 20Kgから30kg(確か石灰が重い)を30袋~50袋位いれ 撒いたら補充、
撒いたら補充を繰り返す 500m×500mで4~5時間位かかる 薄給でだまされてよくやっていた 春先の土曜の午後は大体これで1ヵ月位はつぶれてました。

道北では5月初~6月の始めが春先、本州(北海道の人は内地という)
では3,4月が春だと思いますが。
※まーこれが小遣いだったのですけどね。

あー あと、でっかい草判りますか?
北海道の牛が映っている写真に良く映っている お菓子のコロンみたいな
やつ ロールという名称(正式名称かは不明)があるのですが、
あれを4トントラック(日野の2トンではない) 日野の4トンに積んで運ぶ
仕事もやらされました (これは、兄貴からの強制で・・・)
このコロンみたいなやつの正体は「草(牧草)」で 軽いコロンでも500kg
あるんです。 ※コロン500kgもあったら、すごいよね

これを作る前の行程の話もあるのですが、これは省きます(笑)
※私はこれ嫌い、結構難しい
これを夏から秋の間に冬に向けて備蓄のため作るんですが、 当然、
備蓄用の倉庫や、牛舎周辺に集める必要がある訳です。
この収集作業の手伝いをやらされました。
トラクターの前に爪(バケット)ってやつを接続して このコロンを横から
刺して、トラックの荷台に載せていく。
兄貴はこれがやたらうまい、私はトラックに乗ってコロンの
近くに移動し、最大で8個載せたら、牛舎近くに戻りこのロールをおろす。

これをこのターンで作った分終わるまで繰り返すって仕事。
(確か、200個位はあった様なもっとあったかも) 実家の土地は平たんでは
なく結構な傾斜がある地形で、 傾斜のあるところをトラックで走る時は
なかなかスリリングでした。
一度かっぱがりました(これは方言か?、横に倒れるって事)
無免許の俺に運転させていいのかという話もありますが、

私有地という事でご勘弁を(笑)
※この兄の話は機会があれば、書きたいと思います、
なかなかの御仁です(笑)

まー その他にも、 実家が酪農業だったので家の仕事は日々してました
乳しぼりとか、牛の餌やりとかね

土方のバイト(高校の夏休みの間)
(自分が通う高校を作っていた (笑))
実はバンドでドラムをやっていて、 シンバルやらタムタムやら、諸々が欲しくて頑張った。
 懐かし~ ドラムは金がかかるぅ 高校生には辛かった。
ギターとベースはうまいやつがいて駄目でした(笑)
ギターベースもそこそこ弾けたんだけど ジャンケンで負けた

専門学校の時:
・スナックの接客(ボウイさん)
・某ドーナツ店の売り子とパイやらマフィンを夜作り
後は店内清掃のバイトと閉店開店作業のバイト

ある方からのリクエストでこの某Mドーナツ店(バレバレやん)の話を
手厚くやっていきます。

ラインナップとしては
びっくりした話
びっくりした話2
変な客の話
ドーナツとかパイとか作る時の裏話
その他の裏話
その店での恋愛事情※1
私が振られた話 >< ※2

※1※2は秘匿性が高い話のため、掲載しない可能性があります(笑)

ではまず「びっくりした話」をどうぞ

「びっくりした話」

ドーナツにも当然ながら消費期限があります。
バイトしていた店にも当然ながらありました。

昼間はシフトに入っていなかったのでどうしていたのかは
不明ですが、閉店時は売れなかったものはすべて廃棄処分に
していました。

なん十個、100個単位で残っていてもすべて廃棄です。
良くタダでもらっていました。(箱代を払えばあるだけ
貰ってよかった。)

まず、びっくらこいたのは廃棄時の踊り食いです。

廃棄のドーナツを一口食べては廃棄用の袋にいれていく
ってのを準社員さんのKさんがやっていた。

Kさんは専門学校中にこのバイトを始め、学校を辞め
準社員さんになってしまった人。

面白けど結構癖がある人でこのKさんの時に別の話「変な客の話」
が起こります。それは別の話で。

「うーん このクリームはまずい」とかいっては
カスタードクリームやら、エンゼルクリームやらを
一口食べては廃棄袋にいれていました。

当然、私も後にこれはやってみました(笑)
私はシェイクを事前に準備してました
堪能しましたとも、2,3回は・・・

話がちょっと脱線します。
今はあるかわかりませんは、当時私がバイトしていた
店ではシェイクがおいてありました。
これも、余っていれば廃棄して、機械を洗浄するので
余っていれば飲んでよい事になっていましたね。
この時は事前に多めに作っていました。(笑)

流石に飽きましたね。
(限定品が残っている時は持ち帰りましたが・・・)

ドーナツ好きは羨ましいと思うかもしれませんが、
2,3回やれば流石飽きます、瑞に食べるから美味しいのですよ。

なので、閉店後の休憩で食べるのはドーナツではなく
カップラーメンだったりしてました。

天気の悪い時(雨や雪の日)は特に売れ残ります。

このお店は、繁華外に近く、閉店間際でもよくお客が
来ていたのですが、流石に天候の悪いときは売れ残りました。
金曜の夜のシフトで天候の悪いのが重なる場合、特に顕著でした。

さて、

これがびっくりした話ではないのです。

踊り食いなんて、どうという事はないですね
まかないを雑に食べている様なものです。

このびっくり話は、ドーナツを廃棄袋に詰めた所から
始まります。

この日は、金曜夜9時から翌8時までのシフトでした。

相棒は同じ歳のバイトの先輩Yさん(大学生)でした。
そして、ドーナツづくりはMさん
(YさんとMさんは同じ大学)
特に特出したこともなく順調に閉店。
(まれに酔っ払い、暴走族などが来て荒れる事然り)

記憶では、
結構な量の廃棄ドーナツがでた400個はあったと思う。

80リットル入り袋2つパンパンに廃棄ドーナツが出た。

この事件が起きた頃はすでにドーナツをもって帰る事にも
飽きており、そのまま捨てた、踊り食いもしなかった。

ごみは店舗から離れた、デパートと共有している
ゴミ置き場(北海道でいうところのごみステーション)に
捨てる事になっていた。

この日のドーナツ廃棄担当は私、
売れ残りすべてを袋づめした。

閉店が2時で清掃作業を行い時間は2時半、
他にもゴミがあり、この廃棄ドーナツを2回に分けてもっていく事にした。

ごみ捨て一度目
ごみステーションは鉄の扉で両開きの結構な重さがある扉で
男の私でも開けるのに苦労する重さ

「ぎぃー 」
片側(確か右側)をあけた
段ボールと廃棄ドーナツが入った袋をぶち込む
「ぎぃー 」
鉄扉を閉める。(必ず閉める事と教わっていたので)
この時、中は確認しなかった。

このゴミ捨て場には電気はなく真っ暗である。
前日に回収にきていたのか粗ごみがなかった様に記憶している。
(近くの街灯の薄明りが中に射すのでこれで見える)

踵を返し、また店へ
廃棄ドーナツ2袋目をもって再びごみステーション
時間にして5分はかかっていない

「ぎぃー 」
また右側をあけた

なんと、

「人がいるではないか」

そして

先ほど捨てたドーナツを食べている

たっぷり10秒位は固まっていたと思う。

ゆーくり その人が振り返り
また、なにも言わず前に向き直り
ドーナツ(オールドファッションかチョコファッション)を
食べてるではないかぁ

私はごみを捨てる事も忘れ
ゆーくりドアを閉めた

そして速攻 店に戻り
YさんとMさんにこの事を伝えると

えっ ひでかなちゃん 知らなかったの
あの人、良く食べてるよ

2人にそろって言われてしまった。

どうやら、どこかで見ていて廃棄ドーナツを捨てるとすぐ
食べ始めるらしい事

他の人は、ごみを一回で捨てる様にしていた事
初めて聞く

お 教えておいてくださいよっ
私はYさんに答える

Yさんは私に仕事を教えてくれた人。

いやー ごめん TかAちゃんから聞いてる思ってた

※Tさん:Yさんと同級 私とも同じ歳 バイトの先輩
Aちゃん:おいらと同じ専門学校で同じクラスの1つ下の同級生

余談、Tさんは後にやらかす、それはまた別の話
Aちゃん :書かないかもしれない話の登場人物

話をきくと、浮浪者ではないけど
ここ2年位前から出没しているらしい
廃棄ドーナツを踊り食いする人らしい

廃棄ドーナツ捨ては明るくなってからでいいから

とMさんにいわれ
朝もっと明るくなった6時位に捨てに行く事した

開店は5時からなので、開店後捨てに行くことにした。

6時になり、また、ゴミステーションに来てしまった

「ぎぎぃー 」

今度は両方の扉を開けた

首を突っ込んで中を確認

ふー いない

なんとー

ドーナツの廃棄袋が半分位無くなっている!!

この袋はオールドファッションとか、チョコファッションとか
ココナツとかシナモンとか固いものを入れていた袋!!

たぶん400個中の300個はこの袋に入っていた。

それの半分食べた?

怖いもの見たさで一応袋を開けてみた
私たちの様な踊り食いあとはなかった

「きれーに 半分食べた?」
「お持ち帰り」
「なんで全部 もって帰らなかった?」

いろんな考えが頭をよぎったが
まー 考えてもしゃないかぁって事で

残り100個が入った廃棄袋

エンゼルフレンチ、カスタードフレンチ、大量に余った
エンゼルクリーム等、こちらはクリームが入ったもの
がメインの廃棄

沢山のドーナツが食べられてよかったのか
クリーム系がなく運が悪いのか

ちょっと離れて出没しない事を確認し店に戻る。

それから一回だけこの人には遭遇した

別の飲食店のごみも漁っているらしく
ドアを開けたらゴミ袋を開けていた

この時は、「失礼しまーす」といって廃棄のドーナツを置き
そっと扉を閉めた。

専門学校生時代のとある秋の出来事です。

今日はここまで

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