見出し画像

私が最近使い始めてハマっている3Dレンダリング用の新しいソフトのご紹介

今回は3Dビジュアライゼーションをやっている人向けに私が最近知った3Dレンダリングの新しいソフトについて書こうと思います。このサイトで3Dモデリングと3Dレンダリングのことを書いている記事はありますが、私の記事も皆さんのお役に立てれば幸いです。

ここで私が紹介する3DレンダリングソフトはLight Tracer Renderというもので Light Engine LLC社で開発されました。 Light Tracer Renderはグラフィックスプロセッシングユニット(GPU)で直接画像を生成する3Dレンダリングソフトウェアです。簡単に言うと、レンダリングGPUはレンダリングCPUよりもずっと早いのです。

このソフトウェアはWindowsコンピューター用に設計されており、2013年以降にリリースされたすべてのGPU(AMDを含む)をサポートしています。ソフトはとても強力です。これはLight Tracer Renderで作成されたフォトリアリスティックイメージです。

3Dレンダリング ジュエリー

同社には公式のInstagramアカウント(@lighttracerrender)があり、ライトトレーサーレンダーで作成された多くのフォトリアリスティック画像を見ることができます。

このソフトウェアは広告、アニメーションなどのあらゆる分野で使用できます。ジュエリー、インテリアアイテム、車などの3Dモデルからフォトリアリスティックなイメージを作成できます。

このソフトウェアは非常に使いやすく、14日間の無料お試し期間があるため、3Dグラフィックスを学ぶ学生や初心者に最適です。

プロのユーザーもきっとこのソフトウェアが気に入るはずです。私にとってこのソフトは、私が使用するすべての機能を備えています。プロのユーザーにとってはLight Tracer Renderの機能は、KeyShotやV-Rayなどの有名なプログラムよりも機能が少ないように思えるかもしれませんが、価格は手ごろでライセンスはとても安く無期限、無制限です。

こちらのリンクからサイトに移動することが出来ます。https://lighttracer.org/

ソフトウェア開発者は常に新しい機能を追加し、コミュニティのユーザーと通信しています。質問するには、開発者はDiscordコミュニティに登録する必要があります。

サイトとユーザーインターフェースは英語ですが、ソフトウェアをインストールして、すぐにその使い方が分かりましたので、英語のインターフェースは気になりません。次に、ソフトウェア自体について少し説明します。

Light Tracer Renderは、OBJ、STL、GLTF、GLBなどのほとんどの3Dモデル形式のインポート、ビデオゲームの作成に使用されるVOX形式もサポートされています。 STEP / IGES CAD形式をインポートすることもできます。

PBRマテリアルを選択して、金属、ガラス、木、石、ゴム、プラスチックなどの現実的な表面をシミュレートできます。

ソフトウェアを開くとインターフェイスはこのようになっています。

Light Tracer Render インターフェイス

そして使い方を覚えるのも時間がかかりません。まず初めにインターネットから3Dモデルをダウンロードするか、任意の3Dモデリングツールで作成してLight Tracerに追加する必要があります。その次に3Dモデルの各パーツのマテリアルを選択する必要があります。マテリアルはスタンダードライブラリーから選択したり、設定を変更して新しいマテリアルの作成も出来ます。このソフトウェアは、テクスチャマップの(albedo、metallic、roughness、emission maps、normal and roughness maps)追加もサポートしています。そして最後に背景、環境マップを選択し、ライトを設定し写実的な画像が完成するまで待ちます。

こちらのリンクから公式サイトを開くことが出来ます。https://lighttracer.org/ 

GPUレンダリングソフト

オンラインレンダリング用のWebサービスも利用できます。Webブラウザーで使用する場合、Edge、Google Chrome、Firefoxがサポートされます。ソフトウェアと比較して機能が制限されています。登録無し。https://lighttracer.org/web.html

最後までお読みいただきありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?