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ふるさとの山はありがたきかな

はじめまして、日光門前まちづくりの小池です。

日光生まれ、日光育ちの日光人が、日光門前の日々を、「門前日誌 -見る、言う、聞く-」に徒然なるままに綴ります。

これが日光だよ!と感じる風景。荘厳な社寺、豪快な華厳の滝、朱に染まる奥日光…などなど、これらのどれもが日光を代表する景色であることに異論はないでしょう。

ただ、私にとって日光の風景と言えば、何といっても、やはりこの男体山が見える風景。

「ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」

進学で日光を離れて以来、十年ぶりに日光の町に戻ってきたとき、私はこの歌を思い浮かべました。石川啄木にとっての岩木山は、私にとっては男体山。日光連山数あれど、男体山こそ、我がふるさと・日光の山です。

今日も、男体山の神様は、かつて勝道上人が目指した山の頂から、日光の町を見下ろすように雄大に聳え立っています。

(日光門前まちづくりnote部 小池秀明)

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