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#14 本質は言葉でなく行いに表れる

信仰しんこうと仏教は、違います
信仰しんこうというのは、自分が何かを信じるということ
仏教というのは、お釈迦様が伝えてくださった教え

仏教といっても、大きくわけて
3つの流れがあります

お釈迦様が居たインドより、その土地の土着どちゃく
宗教に影響を与えながら、
北の方を通って伝わっていった、北伝ほくでん仏教
南の方を通って伝わっていった、南伝なんでん仏教
そして、チベットに行き、日本にも伝わった、密教

3つには分かれていますが、それらに共通するところ
これが、生きていく上でのかいを守る、いましめですね
それを守ることによって、智慧ちえを授かり、
これにより自分の智慧ちえを開発することができます

これが僧侶の修める三学であり、戒定慧かいじょうえ
いましめを守り、心が安定し集中できることで、
智慧ちえが授かり、開発することができる

それでも、どの僧侶の方が言っているのが良いのか、
わからないと思います
もちろん、仏教だけに限らず、
いろんな分野で、お話や発信をされている方でもです

これはお釈迦様が、何度もおっしゃっています
「その人の言っていることではなく、行いを見よ。」

つまり、その人の生まれ、学歴、職業などではなく、
その人の行いをしっかり見なさいということ
行いには、本質が表れるということですね

現在は、インターネットを通じてあらゆることが
情報として得られます

どんなことでも、家で学ぶことができてしまうし、
いろんな発信や動画なども観ることができます

ですから、その発言だけを受け取らずに、
行いまでしっかりと観ることが大事です

身口意しんくい三業さんごうという言葉もあります
行いというと、身体を使ったことと思われるかもしれません
しかし、口で話すことも心で思うことも、
行いにはなります

なので、この三つをきちんと一致させて行っているか、
これが大事だということです

See what he does, not what he says
その人の言っていることではなく、行いを見よ

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