ポジポジ病の自己分析

FX初心者が負ける理由として1番多いのはいわゆるポジポジ病ではないでしょうか。

私も現在進行形で患っております。

では、何故ポジポジしてしまうのか?自分の心に聞いてみたいと思います。

…ふむ。…なるほど。…ふむふむ。

私の心が言うにはギャンブル脳に支配されているからだと…実に面白い。

では、私にとってギャンブルとは何かを考えてみます。

ギャンブルで先ず思い付くのはパチンコパチスロですねぇ
自分が1番パチ屋に通っていたのは4号機最盛期の頃でしょうか。
人それぞれ思い出はあると思いますが1番打ったのは間違いなく

吉宗

ではないでしょうか?
北斗に番長etc色んな名機と言われる台が有りましたね。
吉宗と言えばなんと言ってもBIG711枚からの1G連! ボーナス中は何度も八大将軍の部分を摩ってましたねぇ〜 ………何の話ししてたっけ?www

ポジポジ病の自己分析だったwww

そう、今でも目を閉じれば聴こえてくる

キーン

と鳴る効果音!←もう、ええっちゅうねん!

と、まぁそんな感じで思い出がいっぱいのパチスロなんですが、やはり自分の中に深く深く突き刺さってるのは間違いなくこの頃のギャンブルなんですねぇ。
ハマり台を探して天井まで打つか、チャンスゾーンを打つか…そう、とりあえず打つ。ここですね。

鳴かぬなら鳴かせて見せようホトトギス

突然どうしたと思ったそこの貴方!
私が思うにギャンブル脳とはまさにこれなんですよ。

データ上大した事ない台でも次のチャンスゾーンで当たるかも、天井まで打ったらそこから天国に入って噴くかも!
こんな自分勝手な妄想をしながら自分も日々パチスロに精を出してました。
まぁ、それでも4号機時代は結構儲けさせてもらってたんです。

そして、そんな経験があるからこそ余計にポジポジしてしまうのですね。

少し反転するだけで、ここから20pips位は上昇しそう。損切り位置は直ぐ下に入れれるからRRも良いし…

こうして10pips×10回とか繰り返して負けていく。

そしてこう思うんです。
なら一回5〜10pips位を目標に利確を繰り返せば良いんじゃね?

当然、特に根拠もないので即座に逆行。例え思った方に動いても、もうちょっと伸びるかもと思い利確タイミングを外し、結局逆行して損切り。

…ふぅ、自分で書いてて悲しくなってきたな。

では、どうしたらこんなギャンブルポジポジを治せるんでしょうか?
きっと治し方は人それぞれあると思いますが私が先ずやったのは今できるフルロットフルレバで突っ込んで痛い目を見る。
私の様な馬鹿者は痛みを伴わないと抜け出せないと思いやってみました。
結果は逆効果でした。

ハイリスク=ハイリターンの様な感じがして寧ろアドレナリンでてワクワクしてしまった(マジでやべー奴ですよね)

ここで思いました。
ギャンブルで当たるとワクワクドキドキ💓しちゃいますよね?ここからどれくらい出るのかなぁ〜とか妄想しちゃいますよね?

ギャンブルの肝の部分はここなんだと気付きました。勝っても負けても普通じゃ味えないワクワクドキドキ💓を感じてアドレナリンまで出る。
…そりゃ、依存してしまうのかもしれませんね。
一種の麻薬の様なものですねぇ。困った物です。

だからといって諦めるわけにはいかない!
人それぞれFXをやる理由はあると思います。
理由がある限り諦める訳にはいかないのです!
諦めたらそこで試合終了です!(ベタでごめんなさい)www

ですが、ポジポジ病を治さなければ遅かれ早かれFXを退場する事になると思います。それは歴史が物語っています。なので諦めずに次の一手を考えました。

それは、いっさいポジションをとらない事!
ただし、毎日チャートを見て検証してエントリーポイントを探す。当然その時の損切り位置、利確位置も決めます。このルールを守れなっかったらどの道強制退場になってしまうのでFXを辞める!そう決めました。
決断とは決めて断ち切る事だと教わった事があります。 私はFXで勝ち組に為に大好きなガンプラ、ゲーム等の趣味を辞めました。より大きな自由を得る為に今ある自由を失いました。
この行いがより良い未来へと繋がると信じて…

そして辛い戦いの日々が始まりました。
まるで教科書に出てきそうな三尊を描いて下降していくチャート、自分の引いた水平線を起点に反転するのを指を咥えて眺めるだけ。あぁ…ポジりたい。

何度も心が負けそうになりました。
そこで私は思いました。

あれっ?期間決めてなくね?

そうです。私がお間抜けさんです。www
先ずは1週間と決めました。
それでダメなら1ヶ月と、伸ばす事にしました。

ポジらない1週間チャートの動きを見て思った事は水平線がめっちゃ効いてる!そこにフィボやチャネル、Pivotのラインが重なったらかなりの高確率で反転してる!これが根拠が重なるという事なのか。

さらに反転しなくても水平線を引いたレートで揉んでるので下位足で見ると一旦レジサポ転換した様に見せかけて通過していく。

鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス

この言葉がぐっさりと刺さりました。
自分は負けるべくして負けていたのだと。
チャートを見れているつもりでも全然見えてませんでした。
改めてポジポジ病の危険性を痛感しました。

例えば下のチャートを見てどうエントリーしますか?

2022年1月30日現在の豪ドルドルのチャートなのですが、日足レベルでダウの転換がされるかどうかの位置にいます。
この下降の勢いならショートですか?
それとも、いやいや、日足の安値はかなり硬いから反転して上昇するからロングでしょ?

私の答えは、分からないから結果が出るまで待つです。
現在、私はトレードを再開しましたがしっかりと待って反転が確定してからのエントリーと根拠が重なる自信のあるところでは指値を置いてエントリーが出来る様になりました。ポジションも以前は1日に10回以上だったのが、多くても2〜3回程度に減りました。

完全にポジポジ病を克服できたかどうかはまだ分かりませんが確実に言える事は以前の様なポジポジの発作が出なくなりました。

チャートの分析と検証するだけでエントリーしないのは正直かなりの苦行でした。…もう2度としたく無いと思えるほどに。
ですが、この期間のお陰で自分なりのトレードの形も見えてきたのでかなり収穫があったと思います。

全てのポジポジ病患者に効果が有るかどうかは分かりませんが、もしもこのノートがポジポジ病に悩んでいる方の目に止まりましたら一度自分が何故ポジポジしてしまうのか、心に問うてみて下さい。
あなたなりの理由が分かればきっと克服出来ると私は思います。

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