ニューヨーカーはテラス好き
ニューヨークレストラン事情3
昔からヨーロッパとか海外の写真で、テラス席で賑わってるカフェ等の映像や写真をよく目にしていた。近年、日本でもその光景は一般的となっている。
ニューヨークはというと、
ニューヨークの冬は寒い。
寒い日は日中でもマイナスになる事もあり、耳が痛いくらいの寒さだ。
レストランでは入り口には風除室を設置し、店内に冷風が入ってくるのを防ぐのだ。
そんな冬から春となり暖かくなると、待ってましたとばかりに、風除室をとっぱらい、道路にテラス席がでてくる。
お客さんも冬眠から覚めたようにテラス席に溢れてくる。
ちなみに道路に席を出すには、ニューヨーク市にお金を支払う必要がある。しかも申請から許可降りるのに、3ヶ月〜半年。
それでも、物理的にテラス席が作れる店は必ず申請をせざるおえない。
お店を契約する際、テラス席が何席作れるか、風除室設置のため、何席分削られるかも考慮に入れなければならない。
テラス席は人気で、あまり評判の良くない店でも他の店のテラス席が埋まっていれば、お客さんは入るほどだ。
しかし、とはいえ、夏場の店内はどうかといえば、冷房をガンガンに効かせるのだ。
いきなりステーキで、日本の常識で25度程度に設定し、私には調度いいくらいだったが、
現地スタッフから、「これじゃあ暑いよ、お客さん帰ってしまう!」と、血相を変えて訴えてきた。
エアコンの効きが悪い店には、お客さんは二度と来ないのだ。
これには驚いた。
ちなみに、2月にハワイのカウアイ島に行った時の事。
2月といえどもハワイはハワイ。機内で冬服から半袖に短パンに着替えて降りたったら、カウアイ島はハワイでも北に位置するという事もあり、寒いのなんの、お土産屋さんに立ち寄り長袖のスウェットを買った。
ところが驚いた事に、ホテルに着いた時、白人の老夫婦がホテルの敷地内のプール(温水ではない)に普通に入っているのを目にした。
これには夫婦で目を合わせて絶句した。
私達とは皮膚の作りが違うのか、体感が違うのか、気温への反応の違いは理解しずらい。
しかし、テラス好きは私も同類。
若い事から海外に行く事が多かったからかわからないが、昔から少々寒くも暑くても、レストランにテラス席があれば、テラス席に行きたがる。一緒に行く人(妻とか)に迷惑をかける(^^)
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