見出し画像

会社員を辞めると決めて初めてわかること

3月初旬、勤務している会社に「辞める」と伝えました。

以前からサラリーマンを辞めたいと思ってきたし、周りにも「辞める」「会社をつくる」と言い続けてきました。「準備ができたら」と思っていましたが、準備が整うことはなく何年も時間が過ぎてしまいました。

しかし2月末、自分が責任者をしていた大きめのプロジェクトがひと段落したこともあって、この先どうしようか、とぼんやり考えていた時、ふと「いま社長に辞めるって言おう!」と思いついて、衝動的に社長室をノックして、気がついたら社長に「辞める」と言っていました。丸10年働いてきた会社だったので、こんなにあっさりと辞めるということが口をついて出てきたことに、ちょっと自分でも驚きでしたが、自然な流れというか、こんなものなのかな、と思いました。

社長室を出た時に、これまでに感じたことがないワクワク感が胸の底から突き上げてきました。

今の会社で4社目なので会社を辞めたことはあったけど、「会社員」を辞めたことはなかった。ずっと、「会社員」という縛りを受け入れてきたし、そこから脱することはないって疑いもなく思っていた。でも、それってゲームでいう「設定」みたいなものなのだっていうことに、その瞬間に気がついたのです。「設定」だから、自分で取り入れたかったら取り入れたらいいし、嫌だと思ったら取り入れなかったらいい。それだけのこと。

いったん「設定」の問題なんだって気づいたら、一気に自分の人生の主導権が自分に戻ってきた。

これから、上手くいくかどうかはわからないけど、「自分の人生を生きる」っていうことは確実にできると思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?