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旅によって磨かれた"ままならなさ"を乗りこなす力|37日間の台湾旅で僕が観た世界

日本には「ままならない」という言葉がある。
「ままならない」とは、「思い通りにならない」ということ。
旅のいいところは「人生のままならなさ」をたくさん経験できるところだと思う。
地元のやさしそうなおばあさんに連れて行ってもらった宿がべらぼうに高かったり、ヒッチハイクしようにも交通量が少ないから炎天下の中歩かなきゃいけなかったり、人から恵んでもらった食べ物で腹を壊したりする。
なぜままならないことを経験することをいいことだと言ったのかというと、人生はたいてい考えた通りにはならないし、僕たちはままならなさを受け入れる器を広げることによって大人になっていけるからだ。
お金さえ稼いでいれば順風満帆に見えがちな日常の中で、僕たちはついつい、辛かったり、悲しかったり、ひもじかったり、情けなかったりすることをダメなこととして隠してしまう。
だけど、うまくいっても、いかなくても、最後はみんな同じところに帰るんだから、結局何をどのように体験しても大丈夫なんだよ。
昨日、僕の親友がこう言ってた。
「人生に運命があるなら、僕たちは受け取り方しか変えることができないのかもしれない」って。
そうかもしれない。喩えるなら、同じ映画だとしても、それを観るタイミングや自分の状態、誰と一緒に観るかによって内容の深さやおもしろさ、学びが変わるのと似ている。
そして、映画は暗いシーンがあるからクライマックスがより光る(さいごまでアンハッピーな映画もあるけど、それもまた一興)。
元々ままならさない僕らの人生、どうせならケラケラと楽しもう。

さて、今僕が味わっているままならなさはまさに、べらぼうに高い宿代だ。
今日の宿はいつもの宿の料金の三倍はする。
たくさん働いて、無理をきたさないようにたくさん寝て、ここに泊まってよかったと思えるように過ごそう。
あのシーンは決して不必要じゃなかっただったんだなと思えるようにこのときを楽しもう。
目の前のことは、もっといいことが起きるために起きているんだ。

在日本有一個詞叫做"ままならない(mamanaranai)”。
"ままならない"的意思是"不能如願以償"。
旅行的好處在於能夠體驗到"人生的不盡如人意"。
當地的和藹可親的老太太帶我去的旅館價格非常高,或者因為搭便車的機會少而不得不在酷熱的天氣下步行,或者因為接受別人施捨的食物而導致肚子不適。
為什麼說經歷"ままならない"是好事呢?因為生活通常不會按照我們的期望進行,而我們通過接受不如意的事情來成長。
在日常生活中,只要有錢賺,一切似乎都順風順水,我們往往會隱藏自己的痛苦、悲傷、飢餓和羞恥。
但無論事情進行得如何,最終我們都將回到同一個地方,所以無論如何體驗都沒關係。
昨天,我的朋友說過這樣一句話。
"如果生命有命運,那麼我們只能改變接受的方式"。
也許是這樣。類比一下,即使是同一部電影,根據觀看的時機、自己的狀態和與誰一起觀看,內容的深度、趣味和教訓都會不同。
而且,電影中有暗淡的場景,所以高潮更加明亮(儘管有一些一直不愉快的電影,但這也是一種樂趣)。
本來就充滿不如意的生活,為什麼不咯咯咯地快樂呢。

現在,我正在經歷的"ままならなさ"就是宿舍費用非常高。
今天的住宿費是平常的三倍。
讓我們努力工作,多休息,以確保不勉強自己,並且在這裡過得開心。
現在看來,那一幕並不是多餘的,讓我們享受這個時刻。
眼前的事情正在發生,是為了更好的未來。

noteを読んでくれてありがとう! 僕らしく、優しさのリレーをつなぐよ。