チョウさんについて

ちょっと気になってたnoteを始めてみる。
続くのかどうかはわからないけど(笑)
まぁゆるくまったりと自分か感じたり考えた事を書いていこうかな。

ということでまず最初に書くのはこれかなと。

2022年3月12日(土) J1第4節湘南ベルマーレvs京都サンガ
そう、あの日以来初めてチョウさんとの再会。

この試合を迎えるにあたり、湘南サポの中では色々な意見が出てた。
あの出来事で考えた事、感じた事は人それぞれだから、みんなが同じなんてあり得ないと思ってたから、それぞれ一人ひとりがどう反応するかは決めればいいし、自分と違う人を責めるべきではないと思ってた。
まぁそんなことをtwitterでもつぶやいたわけで。

で、当日のスタジアムの反応はというと…

天馬、金子、武富、山﨑、白井と元湘南のみんなが挨拶に来てくれた後もスタンドにはたくさんの湘南サポが帰らず残ってる。来るかもわからないチョウさんを待ってる。その数は自分が考えてたより多く、本当に心が震えた。
チョウさんの事を良く思わない人もたくさんいると思う。顔も見たくないと思って帰った人もいると思う。それは理解する。

そしてそこからしばらくたって、チョウさんがピッチに現れた。
センターライン付近でメインスタンド、バックスタンドへ深々と頭を下げ、ゴール裏方向に数歩進んだところでゴール裏に向かって再び頭を下げた。

今はこの距離でいい。そう思った。

その光景を見ているだけで熱いものがこみ上げてきた。
長かった。つらかった。寂しかった。
でもその何倍もチョウさん自身がつらかったと思う。

あの日、磐田戦の劇的勝利に沸いた中で急に沸いた記事。
何が起こってるのかわからず、不安なまま一夜を過ごした。
そこからあんなにも激動の日々が始まるなんて正直考えてなかった。
大切なものを何の前触れもなく奪われたあの日からずっとモヤモヤしてた。

ハラスメントはどんな理由があってもいけない。起きた事象は許されないことだと思う。ただその事象が起きてしまったことはチョウさんだけのせいなのか?その環境を作った責任はクラブになかったのか?そして我々サポーターにも間接的に責任があったのではないか?全てをチョウさんに押し付けていたのではないか?

今もまだしっかりとした答えを出せずにいるけど、この京都戦でチョウさんと再開できたことでひとつ前に進めた気がする。
そしてより一層、今いる山口監督をはじめ、スタッフ・選手達を全力で応援し支えようと思った。


最後に、あのハラスメント事案の被害者となってしまった選手・関係者の傷が少しでも癒え、今もどこかでサッカーを続けられていることを祈ってます。


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