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今日はウエジョビの卒業式

本日、ウエジョビは卒業式でした。
ウエジョビの卒業式はちょっと違います。

例えば、卒業証書授与の呼名の際にこんな最高の笑顔の写真がバーンとスクリーンに写ります。呼ばれた学生は「ハイ!」と気持ちのいい返事で席を立ちます。

卒業証書授与の次は表彰です。校長賞、努力賞、皆勤賞と名前が呼ばれます。

ちなみに、校長賞はNo.1卒業生ということです。
No.1と言ってもウエジョビのNo.1は成績とか資格とか就職先とかではありません。

人としてどれだけ成長したか・・・なんです。今回校長賞に選ばれたのは宮坂祐輔君です。この宮坂君、校長賞授与の際に・・・

わかります?




泣いてます。

ウエジョビの校長賞と努力賞の文面はその学生が何をどのように頑張ってどんな成長をしたか…が具体的に詳しく書いてあるんです。それを校長の美恵先生が読むんです。その言葉に感極まった宮坂君。その顔を見て私も泣きそうになりました。

会場中にもその雰囲気が伝わったはずです。

続いて校長式辞。

ウエジョビの校長式辞では手を上げます(笑)
「ウエジョビで挨拶ができるようになったひとぉ~!」
「ウエジョビで掃除ができるようになったひとぉ~!」

こんな質問が10個ぐらい出ます。
質問にもよるのですが、けっこう手が上がるんです。

その様子を後ろで親御さんが見守っているんです。
ウチの子はどうかなぁ~」ドキドキしながら見ているんだと思うんです。

そのうち、ハンカチで涙を拭うお母さん方が何人もでてきます。
ダメ押しは、卒業生が保護者の方を向いて「今まで、ありがとうございました!」とお礼を言うんです。

保護者の皆様からは拍手喝采です。

来賓祝辞の後には在校生からの送辞があって
最後、クライマックスは答辞です。
答辞を読むのは校長賞を受け取った宮坂君です。

その宮坂君がこんな話をしてくれたんです。
宮坂君は幼い頃から自分の殻に閉じこもることが多く人に自分から声をかけることができない性格でそんな自分を変えたいと思ってウエジョビに入学しました。

その宮坂君は入学した時に書いた「自分との約束」というタイトルの作文に
「恥ずかしさを捨てる」と書いたそうです。
彼の素晴らしいところは書いただけではないんです。ホントに実行しました。その結果、入学して9ヶ月後の「プレゼン大会」で優勝。11か月後の「ウエジョビ生の主張」にクラス代表として選ばれます。
(49分15秒から宮坂君の主張が始まります)

その宮坂君、その後もいろんなことがあったそうです。
全てがうまくいったわけではありません。
卒研ではリーダーとして大変なこともありました。
「もう辞めてしまいたい・・・」と思ったこともあったそうです。

それでも先生や友人の励ましや、ウエジョビの朝読書の言葉に救われて頑張り続けた宮坂君が会場のみんなに語り掛けます。
「私は今、大勢の皆さんの前でこの文章を読んでいます。堂々と恥ずかしがらずに話せているでしょうか?」

写真を観るだけでもわかりますよね。メチャメチャ堂々と話しているんです。思わずスタンディングオベーションをしたくなりました。(まだ途中でしたのでガマンしました。)
「二年前、自分と交わした約束である『恥ずかしさを捨てる』。今日、この卒業式の場をもってその約束が果たせたのならこれ以上嬉しいことはありません。」

こんな答辞ですよ。もぉ、会場中が宮坂君の言葉に釘付けです。
2年前には自分の殻に閉じこもっていた宮坂君が完全に「恥ずかしさ」を捨て、こんなに自信に溢れ堂々と語っているんです。

ウエジョビが一番目指しているところなんです。
宮坂君はその王道をまっすぐに行った人なんです。
だからなんですね。校長賞を受け取ったときに、きっといろんな出来事が思い浮かんだんでしょうね。そりゃ、涙もでますよ。

さぁ、最高の式が終わって・・・
記念写真撮影です。
ウエジョビの記念写真撮影は保護者タイムもあるんです。
保護者の方々が前に出てきて思う存分、シャッターを押します。
そうすると・・・

学生たちの顔はこうなります(笑)

これがウエジョビの卒業式です。
あと、嬉しいのは保護者の方々ともいろんなお話ができるんです。
親御さんはお家での学生の変化を毎日見ていますから、子どもの成長を敏感に感じて下さっています。

親子3人の笑顔を観れば、ウエジョビでどれだけ成長したかよくわかります

それは親御さんと話をすればすぐにわかります。
本当に嬉しそうなんです。

中には
「公務員にはなれなかったけどウエジョビに通わせてホントに良かったです!」なんて言って下さった方もいらっしゃいました。「公務員合格」以上のモノを手に入れて卒業していってくれたってことですよね。
それをホントに嬉しそうに言って下さるんです。

他にも
「来年は妹がウエジョビに入学します!またよろしくお願いします!」とか「中学生の弟が比田井先生のラジオのファンで毎週水曜日は塾に行く前に『ヒダカズのココロの授業』を聴いて気合を入れて行くんです(笑)」
そんなことを伝えて下さる親御さんもいました。

こぉ~んな嬉しい卒業式でした!!!

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