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内科工藤浩医師の論文が英文誌『Internal Medicine』に掲載されました!!

2022年11月15日に日本内科学会が発行する査読付き英文医学雑誌に掲載されました。

タイトルは「The Complete Lateral Position Method Reduced the Mortality Rate among Elderly Patients with Severe Dysphagia」(和訳:完全側臥位法は重度嚥下機能障害を有する高齢者の死亡率を有意に減少させた)です。

当院の工藤医師を中心にNST(栄養サポートチーム)が取り組んでる嚥下障害があっても安全な経口摂取が可能となる完全側臥位法の研究結果をまとめた論文になります。

完全側臥位法については当院のホームページ「完全側臥位法 飛騨市民病院(NST)」に詳しく記載されていますのでそちらをご覧ください。

工藤医師は「英文誌に掲載されたことによって世界に完全側臥位法の有用性を発信できた。完全側臥位法が普及し嚥下障害があっても最期まで食べたいものが食べられる世の中になってほしい。」と語っています。

また当院では嚥下機能の評価からリハビリテーション、退院後の生活指導や在宅サービスまでつなげる「嚥下精査・強化リハビリテーション入院」の受け入れを行っています。
むせるようになった、体重が減ってきたなどお困りごとがあれば当院地域連携室(Tel:0578‐82‐6100)までお気軽にご連絡ください。

記者発表の様子

令和4年12月2日 高山市民時報(許諾を得て掲載しております)