2023年群馬県伊勢崎市の不動産事情は

1月29日(日)おはようございます。
不動産業って年末12月中旬~年明け1月15日位までの約1ヶ月は本当に不動産が動かない(消費者の年末年始モードの為)時期です。

弊社接客机

さて、年末から始めたnoteですが、基本的に私は会社にいる時間のみこうして時間が出来たらSNSや自社ブログ、このnote等を書き込み致しますが、年末から始めたnoto、年末時間に余裕が有ったので数日間毎日投稿しておりましたが、年末年始12日間の休みが終わった今月1月9日の仕事初めから今日までの3週間でお蔭様で昨日までに15件のお申込み(既に契約も何件も行いました)があり、また弊社の独特な会社構造(通常の会社ってピラミッド型をしていて、トップに社長が来ますよね。弊社の場合は逆ピラミッド構造で社長の私がが一番下におり、社員の2倍、3倍仕事をします)と共にお客様や各関係各社の受け皿は私1名で行っている不思議な会社なので(営業マンは一切いません)、私自身が全ての窓口の為、毎日毎日多くの案件が舞い込んで来たり、弊社で自社仕入れも、お客様対応、銀行との対応や関係各社の対応も基本的に私1人で行っています。

何故?って思うかも知れませんが、弊社は私が29歳で会社を創業し、21年経ちますが、創業当時は以前の会社(前職)での営業手法を行ったいわゆる営業マンのマンパワー―会社だったのですが、その後いくばくかの経験をし、約17年前に群馬県で初めてのインターネット不動産業への業態変換をしたとともに営業マン不要と言いう会社を作り、その時から「社長は一番働かないといけない」と感じ、この約17年は社員の誰よりも早く会社に来て事務所掃除も私独りで行い、会社の周りの掃除も含め全て完璧にし、社員は出社したら即業務に入ると言うシステムにしています。

さて昨年はお蔭様で私を下支えしてくれている信頼置ける社員4名がネット環境・情報関係を一手に請け負ってくれているお蔭で私1名で年間184件の売買契約を致しました。
また売却に関しても売却査定サイトからのお客様が昨年は売却査定依頼100件を超えました。

そんな感じで私自身昨年は恥ずかしい話しですが7日間しか休暇を取りませんでした。

何故そんなに仕事にのめりこめるのかと言えば・・・危機感からです。
タイトルにも記載しましたが、この不動産業界は3年経ったコロナも含め、昨年のウクライナ情勢や急激な円安、また物資不足や価格高騰でのインフレと共に30有余年前のバブル経済からの給与が上がっていないこの日本ではまさに今スタグフレーション真っただ中です。

故に購買層の購買意欲も低くなっていると痛感しつつも昨年は過去最高の契約件数でした。

2023年はこの不動産業界、そして群馬県伊勢崎市の不動産事情ってどの様になるのかの予測ですが、数年前から顕著ですが、【お客様に選ばれる不動産会社と、選ばれない不動産会社の二極化】が思い切り進んでいると感じます。
また弊社は伊勢崎市限定不動産会社ですが、他の不動産会社は20年、30年前の営業の仕方をまだまだ行っており、伊勢崎市に会社が有っても他の市町村の仕事も行っていますね。実はそれって不動産会社の落とし穴であり、コアなお客様(伊勢崎市であれば伊勢崎市限定会社の方が良いに決まっています)は、そういった多方の物件も取り扱う会社を毛嫌いする傾向も強いのです。
また昨年はいわゆる【建売住宅】が本当に動かずでしたが、その要因は建売住宅購入層の購買意欲が無くなった証と言う点です・・・
正直今後は全国的に見ても建売住宅と言うビジネスモデルは徐々にシェアが無くなって行くことかと私は思っております。

また昨今の資材高騰で大手ハウスメーカーを含め地場の工務店も建物価格に価格転嫁を行わざるを得ない状況下、5年、6年前の住宅価格より500万円~1000万円位建物価格が上がっていますので、そういう意味でも注文建築を建てたいがそこまでの資金が足らないと言った動向で、結局今まで希望していた地域より離れた環境(要は不便な場所)を探すお客様が増えました。

併せて伊勢崎市は各地域で土地区画整理事業も行われ、街並みは碁盤の目の様に綺麗な平坦地なのですが、この20年強でそういった土地区画整理地内の空き地も少なくなってきており、土地自体も数年前より人気の場所では坪2万円~3万円程度上がっている現象も起きております。

相対的に見て、少子高齢化も相まって、徐々に全国的に不動産が動かなくなる昨今、外資系の余剰資金で収益物件に関しては外資がこの地方も買う時代ですね・・・・

では地方の中小・零細不動産会社の行方ですが、正直この2年が山場だと私は思っており、前述した【お客様に選ばれる会社は真面目で正直、かつ愚直にお客様対応し、無理な即決営業等行わずともお客様が来てくれる会社、その反面営業マンを多く抱え、ノルマや売り上げ重視、営業マンを使い捨ての様な会社やお客様をお客様扱いせず、とにかく決める事を考えている会社並びに20年前、30年前と同じ手法で営業している会社は必ず淘汰されることでしょう・・・】

現に大手建売会社も販売不振で価格を500万円、800万円下げても売れない状況がこの2年程続くと思われます・・・
極論ですが、今の物価高や所得の賃上げが劇的に行われないと、消費者購買意欲は横線のままで推移する事でしょうね。

一部都心部ではマンション価格高騰等と言っていますが、絵に書いた餅の様にその状況もこの2年で反転するでしょう。もしくは外国資本にジャンジャン買われてしまいますね。既にこの日本は第二次境対戦での敗戦後から今までアメリカ主導での経済状況になっている事実も分かっていないといけないとも私は思います。

令和5年から令和6年の間に、多くの不動産会社が淘汰されると私は感じています。数年前まで新聞折り込み広告を出していた会社もこの4年程で伊勢崎市も週末の土曜日に広告はほぼ入らなくなったネット社会・・・
このネット社会で一般的な不動産会社は広告からスーモやアットホーム、ホームズ等を媒体として今でもゾンビの様に営業しておりますが、消費者は既に分かっていて、前述したサイト(ポータルサイト)での情報は古い事に気づいています。

でも不動産会社は真実を知りたくないのか否か、永遠と広告での先行投資からポータルサイトへの広告料へ切り替えただけで、本質は全く変わっていない事実を見て見ぬふりしかできない業界なのです・・・

「お客様に選ばれるために不動産会社の可視化や透明性、誠実、真面目、愚直」を掲げた会社のみ生き残って行けるのだと私は思います。

話しは逸れたりしましたが、不動産業界は建築業界と連動性もありますが故に今後2年間は真冬の時期に突入ですね。
弊社はいち早くネットに移行し、お客様と共に歩める会社として17年弱前に2度目の創業をしたと思っており、併せて私も50歳を過ぎ、今年で22年目に会社も突入しますが、この50歳を機に新たな第三の創業と位置づけ、この小さな会社が大きな会社を飲み込む事が出来るほどの会社にしたく思っております。

NPOでは有りませんので確かに会社の利益を確保せねばならないという反面、だからこそ「お客様に選ばれる会社」としてこの私、弊社に何が出来るかをこの数ヶ月で答えを出そうと思います。

徒然ない文章ですが、不動産は正直買うなら今、されど物件が無いのも事実、一人一人のお客様へ何処まで出来るか、またお客様自身に買いたい会社、売りたい会社を選ぶ時代が来たことを不動産会社は分からなければならない時期なのだと思います。

弊社は令和5年1月9日より今年の仕事初めとなり、今日で3週間が経ちましたがお蔭様で既に15件申込も頂き、多くのお客様や関係各社様には感謝です。

今後も私は真面目に、正直に、愚直に、そして己自身に奢らず、お客様ために出来る限りの事をして参りたいと本気で思います・・・


弊社オープンスペース接客場所

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