スクショ企画参加者データから考える黒モバユーザー動向

去年の今頃何となくで始めたスクショ企画ですが、前回の「黒モバ_私のお気に入り」で8回目を迎えることができました。いつも参加してくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。集計データもたまってきたところなのでこれまでのことを振り返りつつ最近の動向に関して「こうなんじゃないかな」という話ができればいいと思っています。もちろん私はデータ分析や統計について詳しいわけではないのであくまで個人の感想レベルの話になります。お見苦しいところが多くあるかと思いますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

#これまでのスクショ企画概要

まずこれまでに開催したスクショ企画で扱ったテーマや開催期間について振り返ろうと思います。タイトルとあまり関係のないただの振り返りなので面倒な方は読み飛ばしていただいて大丈夫です。

(1) #黒い砂漠Mうちの子自慢
開催期間:2020/9/13~2020/9/19
テーマ:自慢のうちの子
・初めて主催したスクショ企画。予告なしで突然始めた今思えばかなり破天荒な回です。
(2) #黒い砂漠M仮装コンテスト
開催期間:2020/10/11~2020/10/17
テーマ:仮装
・お題がとても難しかった回。この会に参加している人は正直すごいと思う。
(3) #黒い砂漠M_myベストアーマー
開催期間:2020/11/10~2020/11/16
テーマ:鎧・アーマー
・神話衣装実装もありアーマーをテーマに。職ごとに鎧衣装数にかなりの差があるため、微妙な企画と言われれば否定はできない。
(4) #Re黒い砂漠Mうちの子自慢
開催期間:2020/12/20~2020/12/26
テーマ:自慢のうちの子
・年末ということもあり「だれでも参加しやすい企画を」という思いからマイルドなテーマにした回。
(5) #黒モバミシュラン2021
開催期間:2021/2/1~2021/2/14
テーマ:料理、料理人衣装
・正直お題がやや難しかったと思う。お題の難しさそのものよりも内容が散らかっているのがよくないのかなという印象。
(6) #月刊染色から逃げるな (実際は誤字により#月間染色から逃げるな)
開催期間:2021/3/12~2021/3/21
テーマ:衣装染色
・この回から正式に加工OKとした。ガッツリ誤字をしているが誰も指摘してくれなくてかなり悲しかった。
(7) #BDM浴衣コレクション2021
開催期間:2021/5/13~2021/5/17
テーマ:浴衣衣装
・正直ハッシュタグがものすごくダサい。この回だけ撮影会もしたけれど、今思えば(うーん…)という感じ。
(8) #黒モバ_私のお気に入り
開催期間:2021/9/11~2021/9/15
テーマ:お気に入りスクショ
・もっとも直近で開催したスクショ企画。テーマの緩さもあってか初参加の人が多めな印象。

各回の参加人数・投稿枚数をまとめて表にしたものがコチラ。

画像1

…といった感じで、テーマも開催時期もバラバラながらそこそこな回数やってるんだなぁと実感。8回開催するうちに1年という月日が流れ黒い砂漠MOBILEというゲーム内の状況も大きく変化しましたが、なんだかんだで楽しく続けられているのだなぁと実感しますね。

#参加人数と投稿枚数の変化について

まず簡単に参加人数と投稿枚数についてグラフにしたものがコチラ

画像2

「2軸グラフ使うんじゃねぇよ!」と怒られてしまいそうだと思いましたが、私自身がこの数字・グラフにあまり意味を見出していなくてサクッと終わらせたいと考えているのでそこはちょっとゴメンナサイ。

一応集計データの数字をそのままグラフにしてみたものの、各回で開催期間やテーマの難易度が異なっているため正直あまり参考にならないデータだと私は思います(例えばテーマが「仮装」だった第2回は参加者数が少ないし、テーマが「染色」と比較的緩いうえに開催期間も長かった第6回は投稿枚数が多い。)。

グラフを見て一番最初に感じるのは「増えてるじゃん!」ということでしょう。もちろん企画の回を重ねるごとに私自身の知名度も上がるし、開催実績があれば信頼できるため参加しやすくなる(?)ため、そのあたりを考慮すると第8回の参加人数の急激な上昇以外はおおよそ普通なものかな、と思います。

とは言えまったく意味のない数字だというわけでもなく「黒い砂漠MOBILEそのもののユーザー数が減っている(少なくともそういった印象がある)割にはスクショ企画への参加者数は変化が少ない」だとか「加工がOKになった第6回から投稿枚数が急激に増加している」などのことは読み取れるのではないかと思います。

#一日当たりの投稿枚数から考えるユーザー動向

最初の概要欄で示した一日当たりの投稿枚数平均(総投稿枚数/開催日数)をグラフで示したものがコチラ

画像3

予想でしかないけれども、この数字からユーザー全体の熱量的なものを推量できるのではないかと思います。グラフ全体を見ると第5回まではほぼ横ばいで、第6回以降で増加の傾向がみられる。年明けあたりからGvGやPvPだけでなくスクショ方面にも目を向け始める人が増えたのかなぁと思います。

グラフを細かく見ていくとまず最初に目につくのは第6回以降の急激な伸びでしょう。第6回「お気に入り染色」でのこれまでとの大きな違いは「加工SSの可・不可」です。5回目まででも加工したスクショを投稿している人はいましたが、6回から加工OKを宣言した(記憶があいまいだけどたぶんそう)ためか特にコラージュ作品が増加し、一日当たりの投稿枚数の増加にもつながったのではないでしょうか。もちろん加工の有り・無しだけが増加原因のすべてではなと思うが、スクショに素敵な加工を施すだけの熱量を持った人が多くいるというのはかなりうれしいことなのではないかと思います。

さらに一日当たりの投稿枚数が多くなっている第6回以降に関して、第6回に対して第7・8回が特に多くなっていることがわかります。第6回の開催期間が10日であった一方、第7・8回は5日に絞っているため短期間に投稿が集中しほかの開催回に比べて一日当たりの投稿枚数が多くなったのだと思われます。というと、短い開催期間に投稿を強制しているような感じがしてなんだか申し訳なくなってしまいますが、今後スクショ企画を開催するとしてもおそらく開催期間を6日以上にすることはないと思います。正直開催期間が長くなると序盤に投稿されたスクショを見返すのがかなり面倒くさい(見返さなくて済むようにこまめに纏めろや、と言われてしまえばそれまでだけども)のでこれからも開催期間は5日間を目安で行くと思います。

次に目につくのが一日当たりの投稿枚数が減少している第5回。第5回のテーマは「黒モバミシュラン」。私としては「クリナリアン衣装を着たキャラのスクショがメインで、持っていない人は料理と一緒に映ったスクショで参加できる」といった狙いがありテーマ名を少し曖昧なものにしてしまったのですが、おそらくこれがまずかったのだと思います。あくまで結果的な話ではあるものの料理と一緒に映ったスクショの投稿がメインでした。これまでに開催されたほかのスクショ企画などを見ていくと「特定の場所」をテーマにした企画はキャラクター・衣装をテーマにしたものよりも基本的にウケが悪い。で、例に漏れずこの回も投稿枚数が減少したのではないかと思います。おそらくだけどユーザーそれぞれにお気に入りの場所はあれど、スクショを撮るために新しい場所を探すほどの熱量がある人はあまりいないのかなと思います(私も正直映えスポット探しとかは面倒に感じる)。大多数のユーザーの興味はどちらかというとおそらくキャラメイクや衣装染色のほうに向いていて、ここ最近の衣装追加の頻度を見ていると運営側の思惑はおおよそユーザーの希望と一致しているのではないかと思います。

#一人当たり投稿枚数から考えるユーザー動向

最初の概要欄で示した一人当たりの投稿枚数平均(総投稿枚数/参加人数)をグラフで示したものがコチラ

画像4

かなり特徴的なグラフが完成しましたね(笑)。これは考察のし甲斐がありそう。こちらは一人当たり投稿枚数の平均値ということでユーザー個人のスクショに対する熱意的なものが読み取れるのではないかと思います。

まず前項で説明した一日当たりの投稿枚数と照らし合わせると、第2・5回に関して一日当たりの投稿枚数の少なさに対して一人当たり投稿枚数はそれほど少なくないことがわかります。おそらくこれは参加者の中身に起因するものでしょう。「仮装」や「料理」といった難しいテーマでもそうではないマイルドなテーマでもばっちり参加してくれる方達(つまりレジェンドですね!)は如何なる回でも素敵なスクショを提供してくださるためこのようなグラフになるのだと思います。

続いて目につくのが第6・7回。この2回に関しては一人当たりの投稿枚数がとても多く、グラフで見ると堤防のようになっています(笑)。この理由としてはやはり前節でも挙げた「加工OK」の影響が大きくあるのではないでしょうか。ただこの2回について一人当たりの投稿枚数について平均ではなく中央値を見ていくと、第6回が4枚、第7回が6枚となっています。何が言いたいかというと第7回よりも第6回のほうが「スクショが特に好きな人が大量に投稿して平均値を引き上げている」傾向が強いのではないかということではないでしょうか(ヒストグラムにすればより分かりやすくなるだろうが面倒なので割愛)。そのことに関して良いも悪いもないのはもちろん、スクショが好きな人が多いのはうれしいことなのではないかと思っています。

そして目が行くのが大きく減少した第8回。減少したというよりは第6・7回が異常に多く元に戻っただけである、という解釈のほうが正しいのかもしれません。こちらも中央値を見ると4枚でありこれは第6回と同じであるため、平均値から作成したグラフで見るほど減少したとは言えないという考え方もあると思います。一人当たり投稿枚数の平均値が減少した理由については、単純に参加人数が増えたからでしょう。一番初めに提示した表を見ると、第7回が73人の参加だったのに対して第8回は138人の参加となっています。参加人数が倍近くになっているのだから当然一人当たり投稿枚数の平均値は減少するでしょう。なので必ずしも「ユーザーがスクショに飽きている」という結論には至らないと思います。ただ後で説明する予定ではありますが第8回は初参加の人が多かったということもあり、ほぼ毎回参加しているようなレジェンドの人たちだけを取り出して考えると一人当たりの投稿枚数が減少している(=飽きてきてる…?)という印象は無くもないです。明確な数字を出しているわけではないからわかりませんが…(必要があればそのあたりの数字も出して公開するのでもし気になる人がいればコッソリ教えてください)。

#参加者の傾向について

ここまで数字を持ち出して考えを述べてきたが、ここでは集計していて感じたことをもとに思ったことを書いていきます。なのでこれまでよりもさらに~だと思う。だとか~だろう。みたいな感想文みたいな内容のものが多くなると思うので、「読んでらんねぇぜ!」と思った方はこの後を読む必要はないと思います…。

【新規参加者について】

まず一番感じたのが第8回の初参加者数の多さです。第2回、第5回のテーマが難しかった回を除いて、私が主催するスクショ企画に初めて参加する人というのは毎回1割~2割強程度でした。しかし第8回では過半数が初参加でした。テーマが「私のお気に入り」ということでこれまでにあったいろいろなことを思い出しながら…といった側面もあったため参加しやすかったということもあるのでしょうが、私はスクショに興味を持つ人が増えたのだと思いたい…!また第8回については墓場から蘇った人も何人かいるように思えましたね(笑)。戻っておいでよう…。

【レジェンドについて】

つい先ほど大体の回について新規参加者は1割~2割強だと言いましたが、残りは何なのか。そう、レジェンドのみなさんです。これもまあ正確な数字ではないけどほぼ毎回参加しているレジェンドは40~50人ほどだと思います(すごい)。公式・非公式に関わらずスクショ企画を支えているのはこの人たちだといっても過言ではないでしょう。いつも助かってます、ありがとうございます!! で、このレジェンドたちに関して「意外と多いな」と思った人も多いのではないでしょうか。少なくとも私は多いな、と思いました。それでこのレジェンドたちについて私が一番思うのは「脱落率が低い」ことです。Twitterをしていると「黒モバ引退します!」なんて投稿は悲しいことによくあるものだけれど、レジェンドたちはあんまり引退しないな、というのが私の印象です。もちろんレジェンドたちと一般ユーザーでは母数の数が違うし、特に宣言せずいつの間にか消えているレジェンドがいることも感じているので本当にただの感想に過ぎないわけだけれど、状況にかかわらずゲームを楽しんでいるなという印象がかなりあります。拠点戦・攻城戦の仕様変更やクラスバランス調整によるモチベーションへの影響が比較的小さいからというのが大きな理由ではあると思うけれど、モチベーションが上がる要因が一極集中しておらず、いろいろなことを楽しめるというのは長くゲームを楽しむことができる要因なのかなと思いました。

#まとめというほどではないけれど

まずはここまで読んでいただきありがとうございました。自分で読んでいてもかなり拙い文章だと感じるので、読んでくださっている方にとってはかなり見苦しい文章だったのではないかと思います。

集計データ自体は持っているので(一部欠落している部分もあるけれど)、こういうデータが欲しい!みたいな要望があれば教えていただけると時間があるときに作り直して出せると思います。お気軽にお問い合わせください。「私の過去の参加歴を出してほしい」みたいな要望も対応できると思います。大歓迎です。どこかでチラッと言った「レジェンドに限定した投稿枚数推移」なんてものは結構動向考察に役立ちそうかな、とは思いますが多少作業が面倒なので誰かが「出しやがれ馬鹿野郎!」くらい言ってくれないと出さないと思います。

さて次の企画ですが年末ということで一年のまとめになりそうなものを、と考えています。今週中に詳細をTwitterのほうにアップする予定なのでそちらもよろしくお願いいたします。

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