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旅するBD-1

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BD-1で日本各地をポタリング旅。
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2021年6月の記事一覧

旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_10:箱根宿

DAY 1 14:19_箱根宿 2018.3.23の記憶●浮世よりも分かりやすい関所で 七曲がりを越えたら、あとは下るだけ……。クルマで何度も走ったことのあるコースなのに、なぜかそんな幻想を抱いていました。本当は、七曲がりを越えてからしんどかった。というのも、もう乳酸いっぱいいっぱいで、ペダルを漕ぐこと自体が限界を超えていたのです。つまり、58T化失敗です。 とはいえ、下り坂で楽しながら芦ノ湖湖畔まで辿り着きましたが、浮世絵ポイントをスルーしてしまいました。箱根の関所跡で

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_09.5:七曲がり

DAY 1 13:06_七曲がり 2018.3.23の記憶 コンビニを出立すると、ひたすら登り坂。箱根湯本の温泉宿が建ち並んでいるため、スーツケースを転がしながら歩いている外国人とすれ違います。 左手には「弥坂湯」という共同温泉浴場。思わずひとっ風呂浴びて汗を流したい気分ですが、本日の旅程はこれからが正念場。先を急ぎます。

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_09:小田原宿

DAY 1 9:31_小田原宿 2018.3.23の記憶 〈川匂神社入口〉で左の道へルートを取ると、東海道一里塚と公衆電話ボックスがあります。ボックスに入って公衆電話からコール、いつが最後だったか……。なんだか懐かしくなって、思わず写真をパチリ。

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_08:大磯宿

DAY 1 8:24_大磯宿 2018.3.23の記憶 花水川を渡ってしばらく走ると、左手にマクドナルドが見えてきます。そしてすぐに〈化粧坂〉でY字路を右へと進みます。このY字路になっている箇所は、もとガソリンスタンドが目印。 ●鉄道とクロスした旧東海道の残し方 緩やかなスロープとなっている沿道の両側には、松などの木々。東海道旧道の沿道は、いまは閑静な住宅街となっているのです。駅へ向かう通勤通学の人たちとすれ違い、いよいよ東海道本線へと突き当たります。BMW i8のときは

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_07:平塚宿

DAY 1 8:12_平塚宿 2018.3.23の記憶 茅ヶ崎駅を左手に通り過ぎ、相模川を渡って平塚駅前についた頃、晴れたと思っていた空から、またパラパラと小雨が……。 しかし大丈夫。平塚駅を通り過ぎると、商店街には屋根がかかっています。 ●平塚では旧東海道は商店街でした 商店街を抜けて、そのまま真っ直ぐしばらく進むと、右手に赤い看板の神奈川銀行が見えてきます。そこが平塚宿の本陣跡地。街路樹の横の標識、そしてシャッター前の黒い石碑で本陣跡であることを知ることができます。

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_06:藤沢宿

DAY 1 6:09_藤沢宿 2018.3.23の記憶 ひさびさに長い下り坂──道場坂を下っていきます。今回の旅では、上り坂ではBD-1から降りて押して歩くのはNG、ぜったいにペダルを漕いで登ることを決まり事にしました。一方で下り坂では、なるべくペダルを漕がず、自然の摂理に従うこと。 ●下り坂は休憩タイムです 58Tにしたとはいえ、下り坂ではすぐにトップギアも使い切ってしまうのです。しかも、それほど速くない……(というか、小径自転車でスピード出すと危ない)。ならばいっそ、

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_05:戸塚宿

DAY 1 5:12_戸塚宿 2018.3.23の記憶 品濃坂上の歩道橋を渡りきって重たいBD-1を担いで階段を下りた後は、普通の生活道路のような道になります。〈東戸塚駅入口〉で国道1号線を横断し、その後は1号線に合流したり逸れたりしながら戸塚へ向かっていきます。柏尾川を渡る吉田大橋の手前が、戸塚宿の浮世絵ポイント。 ●戸塚といえば、箱根駅伝 箱根駅伝では、戸塚中継所としても有名な戸塚。マンホールの絵柄は、浮世絵「元町別道」の景色のなかをランナーが走っているというもの。東

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_04:保土ヶ谷宿

DAY 1 4:02_保土ヶ谷宿 2018.3.23の記憶 シャッターの閉まるひっそりとした松原商店街を抜け、国道16号線を横断。相鉄線の天王町駅ガード下あたりが、浮世絵ポイント。ガードをくぐってすぐ突き当たる天王町駅前公園でパチリ。

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_03:神奈川宿

DAY 1 3:42_神奈川宿 2018.3.23の記憶 トラックもしくはタクシーが勢いよく走る深夜の第一京浜。歩道も車道一車線分くらいはある広さなので、誰も歩いていない歩道を走れば安全かもしれません。 しかし、自転車で走りやすい路面である車道の白線内をひた走ります。クルマで走り慣れた道路。それだけに、こんなに遠かった? というのが感想。 ●東海道旧道をロストしやすい場所 第一京浜から横浜中央卸売市場へと繋がる道を渡ったあたりで、東海道旧道は洲崎大社に向かう道へと右にル

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_02:川﨑宿

DAY 1 2:51_川﨑宿 2018.3.23の記憶 東海道五十三次の〈旧道〉というだけあって、品川宿からは、第一京浜と並行している裏道、つまり深夜はひっそりとしていて寂しい道をひた走ります。予行演習を兼ねて、横浜から品川宿までの旧道は、すでにBD-1で走破していたので、旧道が第一京浜とクロスする地点なども把握済み。実際のスピードはたいしたことありませんが、快調に西へ。まだ、脚に疲れは感じていません。 ●まず最初の試練、多摩川を渡ります

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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_01:品川宿

DAY 1 1:58_品川宿 2018.3.23の記憶 午前1時に日本橋をスタートしたのには、それなりの理由が。それは、交通量の少ない時間帯に、小田原までを走り切っておこうというプランがあったのです。午前零時から夜明け前までは東京駅周辺などは交通量が少なく、よく雑誌用にクルマの撮影をしたことがあったので、気持ちよく走ることができるとわかっていたのでした。 ●午前零時を過ぎたから楽しめる都心ポタリング 道路工事が所々あったものの、品川宿までは快調にポタリング。途中、銀座の和

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