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思考の旅する文庫

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つれづれなるままに、文庫本を読んで思いついたあれこれ。 書物との接し方も人生の後半戦になると、知識を得るためではなく、己の人生に悔いを残さないために、と変化するのです。
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2020年9月の記事一覧

『スカートの下の劇場 & セクシィ・ギャルの大研究_結論。パンツ見えたっていいじゃん!』

女性は、男性のためと自分のためにパンティを選ぶ以前、『パンツが見える。』についての随想で、「だれか女性の学者さんで、『パンツを見せない』というタイトルで女性からの視点でパンチラについて書いて下さい」と書いていたが、そのときすでに対となる文庫が頭にありました。それが『スカートの下の劇場 ひとはどうしてパンティにこだわるのか』である。 著者は数年前に東京大学の入学式での祝辞が話題になったのお方である。女性である。そして学者である。女性学者は、パンティについてどのような見解を持っ