3️⃣6️⃣4️⃣3/30 中川ひちゃゆきが銀座でウニを食らうまで
こんにちは、中川ひちゃゆきが銀座でウニを食らうまでを初めて1年が経った中川ひちゃゆきです
今日大阪から上京するタイミングの2023年の3/31から始めた銀ウニ
この記事があがるのが2024年の3/31なので丸一年経ったことになります
もう1年も経ったなんて信じられません
大阪光陰矢の如しとはこのこと
記事のナンバーも今回で364、明日3/31の分の更新できっかり365となります
途中でインフルエンザで3日間ほど更新が止まったのですが引っ越し編や閏年のおかげでなんとか帳尻があいました
閏年やから366日やろとかはなしね
そんな1年間書いてきた銀ウニですが、4月で一旦終了とすることにしました
理由はですね、単純に書くのがしんどくなったからです
読んでくださったり楽しみにしてくださっている人たちには申し訳ないのですが、毎日3000字近くかくのがダルすぎるという非常に情けない理由です
でもしんどいのよ
毎日前日あったことを思い出しながらテラテラと書いていくわけですがなんかあった日ならいいけど自堕落な僕には特に書くことがない日もあります
そこから書くことを絞り出したり最初の本題前の枕の部分をどうしようか迷ったりしているのが嫌になっちゃったんです
でまあこれは何ヶ月か前からそうやったんですがだからといってはい辞めますは流石に情けなすぎるのでとりあえず1年間はやろうと決めてこれまでやってきたわけです
ですので銀ウニはここらで一旦終わりです
やりたくないと思いながらやりたくないしね
ただ銀ウニという毎日の日誌的なものが終わるだけでnote自体は続けていこうと思っています
毎日更新ではなくなりますしどういった形態でやるかも今のところ決めていませんけど
そんなわけで一旦3月末をもちまして銀ウニは終わりますが、これからも中川ひちゃゆきのnoteを覗いてくれたら嬉しいです
さて、シブゴゴからのトリプルヘッダーからあけたこの日
この日は豊洲PITという会場でジュースお笑い倶楽部というイベントに出させていただく
その名の通りジュース5959倶楽部のライブとイベントの中でネタをさせていただくのだ
というわけでまずは目覚めてヤニスイアテトクンポ(タバコを吸うこと)をきめてからフローアンドブローニンゲン(風呂に入ってから髪の毛を乾かすこと)を終えて、そこからはFF7をタプってから家を出る
豊洲までは家から1時間弱かかる
もちろん豊洲にこれまで行く予定がなかったので初めての道のりだ
Google先生に道のりを教えてもらってそれに従って電車に乗り込んでテラテラと揺られていると、スマホにInstagramから通知がきた
DMが来たらしく開いてみるとムームー大陸の渡邉からだった
何かと思って見てみると、会場に1人で入るのが怖いので一緒に入りませんか?という誘いだった
なにこいつ、可愛すぎるんやけど
今まで星の数ほどの後輩を見てきたけどこんなにも後輩なやつは初めてだ
もちろんそんな可愛い誘いを断わるわけはない
それに僕も初めての会場なので1人で行くより心強いし
というわけで新豊洲駅で渡邉と待ち合わせの約束をして電車に揺られ直す
永田町で有楽町線に乗り換えて豊洲に到着
ここから新豊洲まではゆりかもめで行くのだが歩いてもいける距離だ
渡邉が新豊洲に着く時間より15分以上早く豊洲に着いたこともあり、歩いて行くことに
ただ、すぐに後悔することになった
先ほども行ったように距離は全然歩けるのだが、この日は真夏くらい暑かったのだ
蝉が急いで袖から出てきてしまいそうな気温にヘロヘロになりながら新豊洲に向かう
大人しくゆりかもめに揺られて新豊洲で待っとくべきやった
そうしてハッキリ後悔しながら新豊洲に着いて、渡邉と合流してから会場へ
会場の入り口にはすでにたくさんのお客さんがいて、その前を渡邉と2人で普段よりも少し大きい声で話しながら裏口に向かう
あ、あれシカゴ実業の人とムームー大陸の人じゃない?
そう思われたくて仕方なかったのだ
そうして存在をアピールしてから裏の楽屋口に向かうと、この日一緒の秋定や中谷がいた
そしてそこで知らなかった事実を知らされることになった
この日はネタ出番だけだと思っていたのだが、話によると5959のアンコールの開始で5959メンバーの相方たちでハモネプをやることになったとのこと
マジかおい
ネタやってあとはライブ見て楽しいだけやんけと思っていたら一気に緊張する案件が飛び込んできた
歌自体得意じゃないうえにハモリもボイパもベース音ももちろんやったことがない
しかもそれは全員そう
けれどもやることは決まっているしやるからにはちゃんとやりたい
というわけでとりあえず現役アイドルである中谷をリーダーに各々パートを決めていく
とりあえず兎さんがメインボーカルということは確定できていたので、それを中心に高音、低音、ボイパ、ベースなどを決めていく
その結果僕はベースを担当することになった
これはきついぞ
ベースをやれといわれても何をやっていいのか全くわからない
ベースってどうしたらいいんと皆んなに聞いても誰からもわかりませんしか返ってこない
ヒントが全くない状態だがとりあえず一定のリズムでボンボン言うといたらなんとかなるんちゃうかという情報だけゲットして、そこからは練習を始める
メインボーカルの兎さんが歌い慣れた歌がいいということで、曲は青いベンチに決定
全員が不安なまま練習をすすめていくが、自分たちが正しい方向に進んでいるのか間違った方向に進んでいるのか、それすらもわからない
そもそも全員ズブの素人なので成功するわけがないのだが、ただそれでも人前で見せるものなので一生懸命練習してできる限りのパフォーマンスを見せるしかないのだ
ということで合間の時間に何度も6人で集まって練習をする
ただ不思議なもんでずっと練習をし続けているとどんどん合ってきている気がしてきた
もちろん実際には合ってきてない可能性も全然ありやけど自信が生まれるのはいいことだ
それだけで思い切ってやれる気持ちになる
そうして練習を繰り返してからは個人で青いベンチを聴きながら正解かもわからないベースを合わせていく
とにかくもうこれを練習するしかやれることがないのだ
そうして練習していくうちに本番がスタート
セルライトスパ肥後さんのパフォーマンスからのつぼみ大革命という豪華なラインナップでスタートしてからはネタにケツの弾き語りにMrs.ヒポポタマスさんにMCダンボさんにと盛りだくさんの内容
その圧巻のパフォーマンスに呼応するお客さんの熱もすごい
ネタに関しては特に緊張もしていなかったけどこの熱狂を袖で見ていたら流石に緊張してきた
こんな熱さの数えきれない人の前でネタなんかもちろんしたことないし、まずそんなステージに立ったことすらない
そらなんぼ僕が鈍い人間でも緊張してまう
そうしてドキドキしながら迎えたネタ本番だったが、会場に出てからは嘘のように緊張が消えていった
なんせ皆さんがテンションぶち上がってるもんやからこっちも楽しくて仕方ない
まるで自分が売れっ子になったかのような錯覚を与えてくれる
これに気分をよくしない人間なんているわけがない
そんな最高の時間はあっという間に終わり、袖にはけてくる
めちゃくちゃ楽しかった
めちゃくちゃ楽しかったしもっとあの舞台に立っていたかった
けれども僕たちにはまだその機会が残されている
ハモネプだ
ただこれは先ほどのネタとは比べ物にならないほどに緊張する
いくら練習したとはいえ、どが12個はつく素人だ
不安しかない
でも出るからには思い切って堂々と楽しむしかない
5959の演奏が始まってからは皆んなで集まって練習をしてからライブを袖で見る
カッコええなあ
5959の演奏は以前月刊コントで見て以来やったけど、やっぱすげえは
特に僕はポイさんをずっと見てしまった
普段センターマイクを挟んだ隣で立って喋っている相方が座ってドラムを叩いている
その姿がなんだか不思議なのと同時に、めちゃくちゃカッコ良かった
バンドをやるとなった時から経験のなかったドラムを練習してこんなに大勢の前でこんなにカッコよく叩けるんやから、めちゃくちゃ練習したんやというのがわかってそれがまたシブかった
すげえわマジで
そんなライブを袖で見させてもらってからは最後の練習へ
そう、俺たちがジュースさまさま倶楽部さ!
そうして出番前に袖で円陣を組んで、ステージへ
ネタ同様出て行ったら温かく迎えてくれるお客さんたち
そんな中始まった、ハモネプ
結果からいえば、出来としては最悪だった
兎さんのサビ一章節のソロからスタートした青いベンチ
Aメロからそこにみんなが加わるわけだが、始まってすぐこれはヤバいと思った
兎さんの主旋律、中谷ケツ渡邉のハモリ、秋定のボイパ、僕のベース、全てがぶつかり合って最悪の不協和音を生み出していたのだ
ハーモニーが織り重なるとはよく言うが、僕たちのそれは完全に空気の振動が正面衝突していた
その結果歌っている僕たちですら聴くに耐えない最悪の音を生み出してしまったのだ
これはヤバすぎる
後で聞くと全員そう思っていたようだが、途中で笑ったり照れたりするのは1番見てられない
このままなんとかええ感じにもっていくしかない
ただそのやり方が誰もわからない
そもそも僕に聞こえてくるのは隣のケツと中谷の声、そして自分の口から発せられるバラバラのリズムのバカデカく汚い低音だけ
結局誰もどうすることもできないままサビ前に到達してしまった
ここはタータッタラーと皆んなで合わせて歌うところなのだが、ここの音が本当に最悪だった
さっきまではまだギリギリ不協和音だったかもしれないが、この瞬間僕らから出た音は完全に工事現場だった
家族にも聴かせるべきではない音をほとんど初めて会う人の前で聴かせてしまった
そんな状態から何かが改善さるわけはなく、そこからは最後のサビが終わるまで右肩上がりに音の不快度は上がっていくのみだった
あんなに練習したのに
山王戦で河田にブロックされた赤木を見た晴子さんが抱いた感情を、多分6人とも抱いていただろう
本当に兎さんに人気があって良かった
そうして最悪のハモネプが終わり会場を混乱の渦に巻き込んでからは5959のメンバーやこの日の出演者が登場して最後の曲へ
僕たちの失態を補って余りありまくる最高のパフォーマンスで、その舞台上にいれたことがめちゃくちゃ嬉しかった
ジュース5959倶楽部、最高やね
メンバーの皆さん、共演者の皆さん、スタッフさんに社員さん、そしてお客さんたち、皆さん本当にありがとうございました
そうしてライブを終えてからは会場での軽い打ち上げへ
ただ僕たちハモネプ軍団にとってはもちろん反省会だ
問題点を話し合ったわけだが、もちろん山のように出てくる
そんな中でも1番大きかった問題が、僕のベースがデカすぎて完全に邪魔だったことだった
織り重ならないハーモニーにそれよりデカいベース音がぶつかって工事現場と化していたようだった
なんてこった
でも一つ言い訳させてくれ
これは僕のベースだけではないけどマイクを使ったリハが1度もできなかったから全員そもそもどのくらいの音量でいけばいいのか全くわからなかったのだ
そしてとにかく一生懸命頑張ろうという気持ちが音のデカさに繋がったのだ
ただリハをやっていてももちろん上手くいった保証などどこにもないんやけど
いやぁ、悔しいな
これマジでリベンジしたい
ちゃんと練習して上手くなっていいものを見せたい
それは6人全員の気持ちだった
もし次回この機会があるなら是非やらせてほしい
もう爆音ベースは聴かせないから
なあ皆んな
ほんで皆んなお疲れ様
それにしても行ったことない場所でしたことない経験を山のようなできた1日だった
ありがとう5959、ありがとう豊洲
こんな日が1番嬉しい
そんな1日
ほんならまたあいた
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