3️⃣6️⃣5️⃣3/31 中川ひちゃゆきが銀座でウニを食らうまで
こんにちは、中川ひちゃゆきです
去年大阪から東京にくるタイミングで始めた銀ウニですが、今回で365回目の更新となります
閏年であったことはさて置かしてもろて、1年間の更新が終わったわけですね
前回のnoteでも書いた通り、中川ひちゃゆきが銀座でウニを食らうまでとしての毎日更新は一旦こちらで終了となります
まだ銀座でウニ食うてへんやないかい、舐めとんかカス!という声があがっているかもしれませんが泣く泣く無視させていただきます
そのご意見はごもっともを通り越してごまっとうなのですが、まあこれからもnoteは書いていきますから
内容も銀座でウニを食らうべく生きていく僕の生活に関することが中心になると思います
ほなこれまでと何がちゃうねんと言われればそれは更新頻度ですね
毎日日記のように徒然に日々のことを書いていく形態ではなく、これは書きたい!こんなことがあったで!これってこうちゃう!?みたいなトピックスがあった時に書いていこうと思います
まあ日記的に毎日のことを短く書いたり告知したりしながらたまにそういう回を設けるとかでもいいんですけど、正直毎日短くて薄い日記を義務的に書いていくのはダルいし楽しくないというのが僕の気持ちなのでこういう形にさせてもらいました
毎日この銀ウニの更新を楽しみにしてくださっていた方々、本当にありがとうございました
読んでくれてる皆さんのおかげで不精体たらくな僕がサボりながらも1年間noteを書くことができました
これからはもしかしたら有料の記事とかになるかもしれんけど、よければ読んでつかあさい
今までの銀ウニはU-NEXTとかNetflixの無料期間やったと思ってね
まあそんな感じで1年間ありがとうございました
ここからは自分のペースで好きに書いてくので、これからもよろしくね
さて、ジュースお笑い倶楽部での最高の体験からあけたこの日
この日は無限大ホールで無限大チャンピオンシップとオズワルドの卒業公演に出させていただく
昨年4月に無限大のユースメンバーになってから6月に最速でのレギュラー昇格(えっへん系)を果たしから、無限大ホールでの初めてのバトルライブだ
そんな無限大チャンピオンシップはその名の通り無限大レギュラー全員がネタを披露してチャンピオンを決めるライブなのだが、賞金もしっかり30万円とデカい大会なのでもちろん勝ちたいに決まっている
システムとしてはAブロックとBブロックに分かれて予選を戦って上位5組ずつが決勝にいって決勝は1組ずつネタをして優勝を決めるというもので、僕たちはBブロックに出させていただく
入り時間は出番の30分前ということだが、早めに行って楽屋で阪神戦でも見ようなということでまずはヤニスイアテトクンポ(タバコを吸うこと)とフローアンドブローニンゲン(風呂に入ってから髪の毛を乾かすこと)を終えて家を出る
この日も春の大盤振る舞いで暖かな気候の中駅まで歩いて電車に乗り込む
テラテラと電車に揺られて着渋(渋谷に着くこと)してからは無限大まで歩いて楽屋へ
チャンピオンシップということで楽屋にはたくさんのレギュラーメンバーたちがたむろしていた
そんな中楽屋のモニターのチャンネルを変えてプロ野球中継を見始める
試合はもう始まっていてそこからはかたつむりのまぐろさんたちと巨人阪神戦を見ながら各々の推しを応援していると、リプレイ映像で始球式の様子が流された
見覚えのあるパワフルな女性が左腕を振って球を投げ込む
その後ろで飛び跳ねる金髪のチアリーダー
紅しょうがだ
THE Wのチャンピオンとして開幕カードの始球式を任された紅しょうが
熊プロがピッチャーをやるというのは楽屋でも練習していたし知っていたが、まさか稲田がチアリーダーするとは
大きく投球は外れて悔しそうにマウンドを降りてくる熊と満面の笑みで帰ってくる稲田
それをみて爆笑が巻き起こる無限大の楽屋
紅しょうがというコンビの魅力が全て詰まった始球式だった
そんな始球式を見てからは再び観戦へ
開幕戦2戦目と屈辱の完封負けを喫した阪神
この日も巨人の先発高橋礼が良すぎて一切点を取れる気がしない
無得点イニングの日本記録を余裕で更新してからも無得点は続いて重苦しい展開だ
途中でポイさんや辻もモニターの前に来て観戦をするが結局点は入らないまま、チャンピオンシップBブロックの開幕時間になってしまった
着替えとネタ合わせを終えてからは出番までまたしても中継を見ていると、阪神タイガースにチャンスがやってきた
ツーアウトながら1、3塁という状況でバッターボックスには3番森下
今日のドラ1ルーキーで日本シリーズでも阪神の日本一に最も貢献したといってもいい選手だ
その男がやってくれた
初級を振り抜いて左中間に飛んだ打球はフェンスを超えてスリーランホームランに
開幕から実に25イニングぶりの得点が阪神に入ったのだ
このホームランに歓喜して叫ぶ阪神ファン
あまりに喜びすぎて舞台上に声が漏れていると注意される始末
申し訳ない、でもそんだけ嬉しかったのだ
そうしてついに今シーズン初得点を記録した流れで僕たちの出番へ
満席のお客さんの前でしっかりとネタ時間を守ってフィニッシュ
後は審査員の方々とお客さんの票に委ねるのみ
そうしてチャンピオンシップの予選を終えてからの結果発表
が、残念ながら我々は上位5組には入れず決勝進出はならなかった
悔しいけれど仕方がない
無限大レギュラーメンバーとはそれほど手強いのだ
ただそんな悔しい結果ではあったが我らが阪神タイガースは今シーズン初勝利を収めて、我々阪神ファンの気分としては最高だ
チャンピオンシップで負けた悔しさを阪神初勝利の喜びでまあまあ相殺できたのでええとしとこう
ここからはこの日最後のライブであるオズワルドの卒業公演まで時間が空くのだが、ここで家に帰るのも面倒いので無限大でしめやかに過ごすことに
決勝の抽選がおこなわれている横でぬぼーっとnoteなんかを書きながら過ごしていると、決勝に進出したカゲヤマの益田さんがスタバいく?と誘ってくれた
スタバも好きなうえに益田さんも好きなのでもちろん行かせていただく
好きなところに好きな人といける嬉しさったらないよね
無限大を出て以前野澤とななえと行ったスタバまで歩いて、益田さんに抹茶フラペチーノを買っていただいて無限大へ
いつ何時でもおもしろさと優しさが突き抜けている益田さん
東京に来てできた大好きな兄さまの1人だ
そうして本当は女子大生の手に渡りたかったであろう抹茶フラペチーノをギャンギャンに啜りながら無限大に帰って、そこからは再びフラペチーノ片手にヤニスイアテトクンポをかましながら過ごす
スマホを充電するために喫煙所裏の細楽屋に移動してテラテラとスマホを熱くしながらnoteを書いていると、シシガシラの浜中さんがやってきた
飯食った?と聞いてくる浜中さんに正直に劇場が用意してくれていた弁当を食ったことと、でもまだ食えることを伝えるとラーメンに誘ってくれた
肉重弁当に抹茶フラペチーノをぶち込んだ胃袋だが、正直余裕でラーメンが入るほど腹が空いている
本格的な太りっこちゃんへの道を歩み始めているようだ
というわけで浜中さんと井の頭線近くの家系ラーメンの店に向かう
以前飯友野澤と行ってめちゃくちゃ美味かったところだ
だがこの日はジャスティン・ビーバーがiPhoneの新作発売イベントに来たくらい人が並んでいた
これは悠久の待ち時間が必要かもしれない
だが、ラーメン屋の回転の良さに賭けて待つことに
それが正解で結局20分ほど待って店に入ることがでした
そこからは2人して家系ラーメンを啜り倒す
途中頼んだ白飯をラーメンが来る前に食い始めたことで浜中さんを引かせてしまったが、それ以外は最高の飯だった
そうして先輩に抹茶フラペチーノを奢ってもらった後に更に先輩にラーメンを奢ってもらうという至福の待ち時間を過ごさせてもらってからは再び劇場へ
劇場に帰ると、チャンピオンシップの結果が出るところだった
順位が下位から発表されていき、残すは1位2位の発表のみ
残ったのはダイタクさんとマユリカ
楽屋はダイタクさんを推す声が大半を締めている
これには理由があって楽屋に入るまあまあの人数がダイタクさんにお金を貸しているのだ
なのでここでダイタクさんに勝ってもらって金を返してもらいたい、その気持ちがダイタクさんを応援する声となっていたのだ
ただここで優勝したとしても賞金は30万をわけて15万
楽屋で飛び交うおれはいくら貸してるの声を聞く限り15万ずつとっても余裕で返しきれない額だ
けれど勝てば誰かにはいくらか返ってくる
それを期待しての願い
けれど現実は無情だった
優勝はマユリカ
ダイタクさんは惜しくもの2位だった
その瞬間楽屋の数人が崩れ落ちる
貸してる額が高い人ほど崩れ落ちるスピードは早くと膝にかかるダメージは大きかった
そうして幕を閉じたチャンピオンシップ
そこからはこの日最後のライブ、オズワルドの卒業公演へ
無限大レギュラーが全員出演して、オズワルドを送り出すライブだ
まあ、このライブが最高やった
最高なんて言葉ではもちろん足りないけど、僕に今使える言葉がこれしかないので最高だったと言わせていただく
内容を多く語るのは野暮っちいから言わんけど、これだけ言わせて
泣くほど笑って笑いながら泣いて、心底芸人と劇場を好きだと再認識させられた時間やった
本当にすさまじく素晴らしい仕事をしてるんやな
ほんでとんでもなく暖かくておもろい劇場におらしてもらってるんやな
お笑いって、劇場ってすごい
これからも無限大に是非来てくれ
熱くておもしろい人らがあなたたちを待ってるからね
オズワルド、スパイクさん、TEAM BANANAさん、卒業おめでとうございます
そしてありがとうございます
無限大、最高だ
そんな1日
ほんならまたあいた
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