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2024年4月の中川ひちゃゆきが銀座でウニを食らうまで

お久しぶりです、中川ひちゃゆきです

去年日本の台所大阪から日本のリビング東京に来た際に書き始めた「中川ひちゃゆきが銀座でウニを食らうまでという」note

完全に毎日投稿できたわけではありませんが、なんとか1年間1日3000字程度のnoteを書き、その結果ダルすぎるという理由で今年の3月末をもって一旦休止させてもらってました

このnote自体僕が勝手に初めたわけですが、しんどい思いしながら自らが生み出した義務感に苛まれながら続けるのに嫌気がさして放り出したのです

そうして一旦休止していたこのnoteですが、この度再び書き始めることにしました

ただこれまでの毎日の更新ではなく、月1回くらいの更新から始めてみようかなと思っております

始めてみようか、というのは書くのがダルくなければ月2回とか週1回とかなっていく可能性があるということです

でもこればっかりはどうなるかわかりません

僕の人間性から鑑みるに月1ですらダルくなる可能性すらあります

そうなったら全力で呆れてください

ということでとりあえず4月分のnoteから書いていきますね


さて、2023年4月に東京に来てから1年が経った2024年4月

昨年の僕たち同様、今シーズンも大阪からたくさんの芸人が東京にやってきた

ヘンダーソンさんにビスブラに滝音、kentoにさや香、田津原理音にシモリュウにらぶおじに今井らいぱち、生ファラオにソマオに鉄人小町、、

明らかに来すぎている

いい加減にしてほしい

ゲルマン民族か君らは

お陰で無限大には関西出汁の香りが芳しく漂うことになってしまった

ワラムゲ!の出演者や楽屋にいる芸人はほとんど大阪芸人、なんていうのもザラだ

今日僕たちが東京に来た時もそれよりも前に東京進出していた大阪芸人たちがたくさんいはしたがなんせ東京で知っている芸人がほとんどいなかったのでまだ東京芸人たちとの関わりにドキドキワクワクしたけど、今年来た人達は大阪のままの平常心で過ごせているのではないだろうか

まあこればっかりは流れなので止めようがないんやけど

大阪から友達が来るのはもちろん嬉しいし

ただこうして大阪から大量の芸人たちが押し寄せてきたこともあり、4月の我々はかなり暇だった

単純に無限大所属の芸人が増えたわけなのでそりゃ1組あたりの仕事も減る

なんせ劇場で組める公演には限りがあるのでそれを割り振らなくてはいけないメンバーが増えたらそうなるのは明白なのだ

そんなわけで我々、及び無限大所属のほとんどのメンバーが薄っすらと暇になった4月

仕事もプライベートも色々あったがそこから掻い摘んで書いていこうと思う

まず4月は連休からのスタートだった

年度が変わっていきなり連休は膝にくる

そんな連休の初日である4月1日、僕は溝ノ口にいた

東京に住んでいる人にもあまり馴染みがない地名かもしれないが、それもそのはず溝ノ口は神奈川県は川崎市にある

都民にとっては別に用がある場所ではないのだ

では何故そんなところにいたのか

昼飲みだ

以前このnoteが活発に更新されていた時に書いたと思うが、僕、マルセイユ別府ちゃん、デニスゆきおちゃんのおじ3人でオフの日に赤羽で昼飲みをするということがあった

そこからバビロン千葉を加えての再びの赤羽飲みを経て、この度第三弾として昼おじ飲みイン溝ノ口が催されたというわけだ

4人のLINEに溝ノ口が熱いらしいという別府ちゃんのメッセージが投下されことによって進められたこの計画

もちろん昼飲みということなので12:30に溝ノ口集合だったのだが、東横線住みということで溝ノ口に1番近いはずの僕がしっかり遅刻をかましてしまったことで全員に叱られてのスタートになってしまった

そうして出鼻をくじいてしまってから始まった溝ノ口飲み

まずは駅を出て有名な飲屋街に向かう

が、どこも開いていない

どうやら溝ノ口は飲屋街としては有名らしいが、昼飲みが盛んな街というわけではないようだ

とゆうか赤羽の昼飲みが強すぎてそこと比べるとどこに行こうが弱く見えてしまうようだ

こうして僕の遅刻から間もなく挫かれてしまった2回目の出鼻

ただだからといって諦めるわけにもいかない

このまま夜に店が開くまで飲まずに待つとなったらそれはもう確実にパチンコに行ってしまう

第1回目の赤羽でもうおれたちはパチンコには行かないと誓ったのだ

あの過ちを2度と犯さないためにもとりあえずメインの飲屋街を抜けて昼から開いている店を探す

とりあえず早いとこ酒は飲みたいのでその辺のチェーンの中華屋さんに入ってビールと餃子でアルコール用のボディをあつらえて、そこからは駅周辺を練り歩きながら開いてる店を見つけては入って飲む、を繰り返した

その間どうせなら動画を撮って編集していつかYouTubeとかで出せたらなんてことを話していたので一応録画を回してみたが、残念ながら全員がビデオが回っている時無理にボケようとしたりツッコもうとしたりで1秒もおもしろい瞬間は訪れなかった

芸人とは普段大人しくてもカメラが回った瞬間ボケまくったりとプロになるものだが、僕たちは完全に真逆だったのだ

そんな自分たちの情けなさを痛感しながら飲み歩く4人のおじ

途中何故かスクラッチをしようとなってゆきおちゃんが2000円を当てるという極小の奇跡や、酒が安いとなって入った店で付き出し代1人800円とられるという地獄を味わったりして、夕方すぎにスロッピの松間が到着

そのあたりでようやく溝ノ口の飲屋街が目を開け始めたので本格飲みがスタートした

右を見ても左を見てもおじと酒

夜の溝ノ口は昼とは打って変わって酒を飲むには困らない最高の街だった

最後はいつものように風呂に入って〆

溝ノ口ええとこ一度はおいで

そうして昼間から酒を煽って始まった4月だが、やはり4月といえばお花見

去年は東京に来たばかりで友達もいないので松間のアパートの敷地内にある浜田山で1番最後まで咲いていた桜を見ながら飲むことしかなかったが今年は違う

友達もたくさんできたので絶対にお花見はしたい

ということでお花見開催に踏み切らせていただいた

同期や後輩に声をかけてメンバーを募る

飯はなんと恋人とそのお友達が作ってくれるとのこと

嬉しすぎないかねこれは

そんなわけでほとんど僕は何もしていないのだが、東京に来て初の花見がおこなわれた

場所は砧公園

砧をきぬたと読むという義務教育を受けるだけでは絶対に解読不可能な地名、砧

そこにある公園で、お酒は飲めるが人がそこまで多いわけではない穴場の公園だ

皆んなが集合して、酒とお弁当をあける

ブルーシートならぬライムグリーンシートに並ぶお弁当

どれもこれも美味すぎる

完全に養ってもらっている上に恋人が料理上手ときたもんだからその辺のヒモとは訳が違うのだ

美味い飯に美しい桜

これには普段は中身のない辛口コメンテーターで有名な松間さんもご満悦

キャンピングチェアーに腰掛け上着を膝掛けにして酒を飲む、アル中で運ばれてるのにまだ飲むやつのようないでたちで嬉しそうだ

そんな楽しい春の催しがありつつ、同時にプライベートでは大変な作業もあった

こちらも春ならでは、そう引っ越しだ

この度1年間暮らした浜田山を出て恋人の家に転がり込ませてもらう運びとなったのだが、そのためにはもちろん引越しという苦難を乗り越えなければならない

しかも僕の場合は恋人の家にそのまま入る形なので家財道具のほとんどを処分しなくてはならないのだ

テレビに冷蔵庫に洗濯機電子レンジにベッド、テーブルに座椅子に棚

全て捨てるのにもろもろ80000円

魔法使い程度のHPと防御力の僕には痛恨の一撃だ

けれども払うしかない、払うよりない

かつては粗大ゴミ置き場にいらなくなった家電を家財をタダで捨てれていたのに

この国は本当に暮らしやすくなっているのだろうか

そんなことを思いながら下唇を噛み締めて80000円を作業員のかたに渡して、そこからは去年引っ越しの際に買った家電たちが運ばれていく

洗濯機に関してはマジで10回くらいしか使ってない気がする

そんな特に思い出もない機械たちがあっという間に部屋から運び出されて、そこからは荷造りを終えてその数日後に引っ越しをした

恋人と共にレンタカーにダンボールをぶち込んで掃除を終えてからそれらを家まで運んで部屋にあげる

物自体は少ないけどもちろんしんどい

そうしてなんとか引っ越しが終了

ありがとう浜田山、さようなら浜田山

松間に騙されて住んだけどいい街やった

もうちょっと浜田山を堪能したかった気持ちはあるけど、また来るからね

浜田山に用があることはほんまになさそうやけど

そうして引っ越しを終えて浜田山に別れを告げたのだが、僕にはまだ仕事が残っている

それが管理会社との立ち会いだ

部屋をチェックして修理や清掃が必要か確認するやつね

まあ1年しか住んでないし、半分くらいはほとんど家にいなかったし大丈夫やろ、先払っていたクリーニング代が戻ってくるまであるな

立ち会いが始まるまでの僕は能天気にそんなことを思っていた

立ち会いで弾き出された金額は90000円だった

もちろん僕がもらえる額ではなく僕から出ていく額だ

愕然とした

管理会社の人間が言うには、タバコの匂いがついているので壁紙を全部張り替えて、あと天井も張り替えて、あと清掃用の洗剤代と壁を拭くようのタオル代とうんたらかんたらで17万円で日割りの返却用の家賃と先に預かっていたクリーニング代を引いて90000円、とのこと

嘘やん

タバコなんて7月に元恋人に振られてそこから吸い始めて9月頃には今の恋人に家でほぼほぼ暮らしてるから2ヶ月くらいよ?

ほんで張り替えるなら洗剤とタオルいらんやろ

極め付けはタオル代が10000円とのこと

お前らどんなタオルで拭くつもりやねん

松井秀喜のサイン入りタオルでも使うんか

完全に舐め切られている

木造アパート101に1年間(実質半年も住んでない)でとっていい金額なわけないやろ

前言撤回、2度とくるかこんな街

いや浜田山は悪ないねんけど、悪ないねんけどな

でもムカつかへんわけないやん

ほんで払うわけないやん

払うとしても絶対タオル代だけは払わんからな

100均のタオル買っておれが磨いたるわボケぇ

そうして臭すぎる最後っ屁を喰らわされて、晴れて僕は目黒区民となったわけだ

後プライベートで思い出されるのが、タクさんとのぶきよとの活動会

今年からダイタクのタクさんが月に一度社会貢献活動をしようということで僕とサンシャインのぶきよとそいつどいつ刺身を集めて貢献活動をするという会が始まった

このnoteでも書いたが第1回目はゴミ拾い、第2回目はいらなくなった服を寄付、そして第3回目は能登半島の商品を買うというものだ

これは売上の一部が能登半島の震災に寄付されるというものだ

そんなわけで4月28日、僕とのぶきよは無限大に集まった

そこからタクさんの写真撮影の仕事を終えて、3人で無限大を出る

当初の予定では能登半島の商品の物産展に行こうということだったが、どうやらやっていないらしく、それならネットで調べて注文しようということになった

だがそこはやはりダイタク

どうせならたくさん買ってたくさん寄付しようということで全員でパチンコに行ってノリ打ちで金を増やそうということになった

この人には金が減るかもしれないという不安がまるでないのだ

頭のてっぺんからつま先まで皮膚の薄皮から骨の髄までギャンブルにヒタヒタに浸かっている

まあもちろんこうなったら行かないという選択肢はないので、まずは3人でミドルスペックの並び打ちへ

ちなみにのぶきよはその資金すらなかったので僕が金を貸した

ヒモに金を借りるということは世の中で1番恥ずかしい行為だぞのぶきよ

まあ言うまでもなくのぶきよはそう思っていたけど

そんなわけで無慈悲に金を飲み込んでいく機械に10000円を入れる

前回服を寄付してからのパチンコは今日と同じメンツで散々な結果だった

同じ轍を踏むわけにはいない

それは皆んなが思っていた

開始から3000円ほど打ったところだろうか

その思いが通じたのかのぶきよに初当たりが来た

しかも確変に突入

最高のスタートといっていいだろう

結局のぶきよはこの確変をええ感じで伸ばして8000発ほどの出球を獲得した

もちろんここでやめれば小さいが+では帰れる

ただ、ここで辞めるならダイタクはダイタクではない

ここから第2の戦いが始まった

とりあえず僕とタクさんは入れた10000円で、のぶきよは出球で当たりを目指す

が、当たらない

そりゃそうだ

319分の1なんてそうそう当たらない

というわけで199分の1の海物語に移動するが、これも当たらない

最後は全員虚な目をしながらジャグラーに移動して打つが、移動中1人でもくもくとスロットを打つマチルダのグチヤマさん見た以外は何事もなく終了

終わった

手元に残ったのはのぶきよの1000球ちょっとが入ったカードだけ

とりあえずそれを景品と交換して、余ったのが500球

正直これを余したところでどうしようもない

そう思っているとタクさんがそのカードわ僕に渡して、この球であそこの海打て、と言ってきた

タクさんが指差した先には319の1の海物語があった

10台ほど並んでいるシマ(列ってことね)には誰も座っていない

そんな閑散としたシマの端の台に僕は座りカードを入れて打ち始めた

正直500球で319を当てることはほぼ不可能だ

なのでこれは最後残った球を使って何か思い出ができればよし、という行動だ

少なくとも僕はそう思っていた

残り球が200に差し掛かった頃だろうか

突如画面にウリンちゃんというキャラが現れてウリンチャンスという熱いリーチに発展した

ある、これはあるぞ

半ば諦めていた3人の目に再び光が宿る

最後の画面タッチ、僕は祈りを込めて画面を触った

結果は、ハズレ

神は、いなかった

いや、500球で僕たちに夢を見せてくれたのだがらいたのかもしれない

そうして最後のチャンスを逃してあとは最後まで打ち切る

そう思っていた時、ふとリーチがかかった

なんでもないリーチだ

泡が出てきた

まあこれもよくあるハズレるパターン

マリンちゃんが出てきた

まあ多少熱いが、当たるようなもんでもない

背後からタクさんの泡マリンは弱いなーという声が聞こえる

その瞬間、全パチンカスの耳が待ち望んでいた音が聞こえた

キュインキュイン

この音はそう、確定音

大当たりが確定したと知らせる音だ

見ると残り球はもう20を切っていた

まさかのこの場面でも大当たり

しかも、確変だった

諦めかけたその時、お前嬉しそうに届けてくれた

ET-KINGのプレゼントの歌詞が海物語のように右から左へと流れていった

そこからはあれよあれよの30連

まさに起死回生の大捲り

のぶきよの出球でタクさんの選んだ台で僕が当てる

まさしく全員で掴んだ逆転劇であり、パチンコの全てが詰まった1日だった

そこからはタクさんに以前連れてってもらった飲み屋に3人で行って能登半島の商品をネットで買って最高の夜を過ごした

そんな感じでプライベートでは良きも悪きもあった4月だが、仕事のことでも印象的なことがあった

それが4月8日の大宮での出番だ

この日はポイさんが祇園で大喜利のイベントということなんと僕1人が大宮で出番という謎の仕事だった

大宮での出番は2発

1つはピンネタをして好きなのもをプレゼンし合うというライブだったが、もう1つはスケジュールには大宮最重要課題とだけ書かれていて内容を知らされていなかった

ようわからんなと思いつつ大宮に向かって楽屋に入ると、この日一緒の大自然、レインボー、ニッポンの社長、蛙亭がいた

楽屋の進行表を見ると2発目のライブに関してはやはり何も書かれていなかった

ただでさえピンでの初の大宮でソワソワしているのに勘弁してくれ

一体を何をするというんや

ピンネタでのソワソワに加えて正体のわからないソワソワを体に纏いながら、とりあえずピンネタの練習をしたり喫煙所でヤニスイアテトクンポ(タバコを吸うこと)をかましながら過ごしてまずは1発目のライブへ

フワフワと地に足がついていない感覚のままなんとかピンネタを終えてそこからは好きなもののプレゼンコーナーへ

ジャンボのクッキングパパ漫談に腹が捩切れるくらい笑った

この時はこの後あんなことが待ってるなんて知りもせずに

そうして1発目のライブを終えて再び喫煙所でヤニスイアテトクンポをかましていると、モニターに次のライブのリハの映像が映った

舞台上にはケツとレインボーの池ちゃんがいる

リハはこの2人だけでオッケーと言われていたのだが、いったいこの2人が何を考えているのかは皆目見当もつかない

何するんやろと思ってボーっと映像を見ているとガチャリと喫煙室の扉が開いてスタッフさんが入ってきた

お疲れ様ですと言いながら入ってきたスタッフさんはモニターの電源を切って再び喫煙室を出て行った

徹底して何をやるのか知らせないつもりだ

にしてもここまで徹底するか

もしかして殺し合いとかさせられるんちゃうかこれ

余りに堅固に守られた秘匿にまた得体の知れないソワソワが襲いかかってくる

この後何が行われるんや

そんな不安しかない状態で2発目のライブがスタート

ケツと池ちゃん2人がまずは舞台に出る

薄暗い照明の中ものものしい雰囲気で2人のミニコントが始まる

なんでも今日の出演者の中に悪事を犯している者がいて、それについての裁判が行われるとのこと

マジで身に覚えがないのだが

ミニコントが終わり舞台上に集められる、僕、辻、ジャンボ、大自然、そして蛙亭

各々の心当たりについて聞いてくる2人に皆答えるが全員心当たりがない

結局2人が誰の何のことを言っているかわからないまま、犯人を明かすことに

そして明かされた犯人は、僕だった

ちょっとまってくれ

マジでわからん、なんのことや

頭の上でヒヨコがピヨピヨと回るほど混乱している僕に明かされたのが、「中川ひちゃゆき自撮り裁判」だった

僕の自撮りが多すぎる、という罪だったのだ

しかもただ自撮りが多いわけでもなく、おもしろさやお笑い的な意図が感じられない、いいねや反応がほしいだけのなんやねんこれ的な自撮りが多すぎる

それが大宮の舞台で裁判となってこれから始まるのだった

発表された時顔が真っ赤になった

恥ずい恥ずい

自撮りが多いなんて自覚もなかった

そこからは僕の東京に来てからの自撮りがどんどんと晒されていく

それをこの自撮りをどんなセリフと共に呟いたかをクイズ形式でだして他の出演者が当てるというものが始まったのだが、もう恥ずかしすぎて消えてなくなりたかった

特にマジ台場が出た時は走って帰りそうになった

ほとんどが自分でも覚えてなかったが、おれこんなおもんないこと言うてたんかと恥ずかしさと共に戦慄がシャトルランしていてた

それと同時にふと昔レインボーとライブが一緒になった時に池ちゃんがおれ関係でやりたいライブがあるとポロッと言っていたことも思い出した

あれが多分去年の秋くらい

あそこからずっと池ちゃんとケツでこの裁判を練ってたんか

それに気づくと同時にそうとは知らずにそこからものうのうとカバーガラスくらい薄い自撮り投稿を上げ続けていた自分を殺したくなった

そうしてどんどんと過去の目を覆いたくなるような自撮りを晒されて続けて、それが終わってからは特に電車内での自撮りが多かったために車内でのシュチュエーション自撮りのコーナーへ

電車内での自撮りが多いことにもこの時初めて気づいたし、もうこの時点では1番小さい時のチンチンを見られるよりも恥ずかしい思いだった

そうして1時間みっちり自撮りをいじられてからエンディングへ

そこでおそらく次回もあることを示唆されて再び戦慄のシャトルランが始まったのも束の間、最後の最後にどんでん返しが待っていた

映像が突然乱れて流れ始める、大自然しんちゃんの自撮り

そう、僕同様しんちゃんもまた罪深き自撮り人だったのだ

映像が流れ始めた瞬間最悪やー!と叫んで膝をつくしんちゃん

それを見て僕は爆笑してしまった

この1時間で本当の意味で心から笑えた瞬間だった

自分の裁判をされておきながらなんと淺ましいことかと思うと同時に、1人じゃないと思えることがこんなにも嬉しいことかとも思った

そうして怒涛の1時間が終了

ケツ、池ちゃん、やってくれたな

お前らのおかげで最高に恥ずかしくて情けない時間を味わえたわ

もし良かったらこのnoteを読んでいる皆んなも、かつてのnoteを見返してみてくれ

致死量の自撮りが載ってるからな

あと信じられないことにこのライブのコーナーで撮った僕の自撮りが1枚100円で大宮で売られることになった

今も販売しているかはわからんけど

ちなみにこの次の週大宮に行った時は2枚売れてて、僕自ら売り込みをしたところ3枚くらい売れた

もしまだ売ってたら恥を偲んで買って欲しい

こちらも恥を偲んで言っております

このライブ次はいつあるのかわからないけど、もう今からずっとソワソワしている

そんな自撮り裁判とならんでもう1つ印象的な仕事、それが4月30日の極SPと漫茶羅だった

そう、大阪での仕事だ

上京して1年、ついによしもと漫才劇場での仕事が入ったのだ

マユリカなりロングさんなりニッ社なり紅しょうがなり結果を残して東京に来た組は、大阪での仕事はバンバン入るが、僕たちは東京に来てから一切なかった

これは仕方がない

交通費も宿泊費もかかるなら結果と知名度のある人を呼ぶのは当然だ

だから文句があったわけではないけど、それでも漫劇の舞台に立ちたいという気持ちはずっとあった

大阪では結果を出せなかったからこそ、なんかしらの結果を出して漫劇に凱旋したいという思いはずっとあったのだ

そして今回ついに漫劇での出番をいただいた

ただこれは僕たちが結果を出したからではない

20世紀、からし蓮根、ジョックロック、バッテリィズの主催の漫茶羅というライブに呼んでもらって、その流れで昼の寄席も入れてもらったのだ

なので目標を達成したとはいえない

いえないけれど、それでも漫劇の舞台に立てるのは嬉しかった

4月30日、朝起きて新幹線に乗り込んで新大阪に着いてからは御堂筋でなんばへ

なんばに着いて慣れ親しんだ道を歩いて漫才劇場に到着

6階にあがると1年前よりも広々とした大楽屋には河野さんと真べぇさんが座っていた

1年前と変わらず大小様々なゴシップを聞かしかてくれる真べぇさん

真べぇさんには全く関係ないゴシップなのに話を聞いていると真べぇさんが全てのゴシップの黒幕のような気がしてくる

そのうちにラニーノーズやもも、ぎょうぶに大阪クレオパトラなども劇場にやってくる

特に大阪クレオパトラの克信さんに会えたのは嬉しかった

大阪の頃からよく飲みに連れてってくれた克信さん

行くのは決まって立ち飲み屋

どんなにいい店でも椅子があったら入らない

本人は立ち飲みが好きだからと言っていたが、多分アンチ座り飲み屋の克信さん

克信さんが東京来た時のためにええ立ち飲み屋探しとかんとな

そんな変わらない漫劇で過ごしてからは極SPへ

1年しか経ってないのに漫劇の舞台から見える景色が懐かしくて嬉しかった

皆んなが狂ったように言っているエモいというやつか

漫才劇場、やっぱ最高の劇場よ

寄席が終わってからはとりあえずチェックインしとくかということでホテルに向かう

部屋に入ってからは夜のライブまでかなり時間があるので布団の中でごそごそしようと思っているとスマホがなった

隣人の橋本からの電話でオンストに出てほしいとのこと

そんなもんもちろん出させてもらうに決まっている

先程脱いだばかりのズボンを履いてホテルを出て、NGK下のオンストブースへ

久しぶりかと思いきやなんやかんや東京に仕事で来ているので別に久しぶりじゃない隣人とみっちりとオンストを楽しんで、そこからは中村に教えてもらった激ウマうどんを食って漫劇へ

上京して1年でもう知らん美味い飯屋できとんかよ

こうやってちょっとずつ知ってる街から変わってくんか

その後は漫劇の楽屋で再開するYouTubeを録って漫茶羅へ

ジョックロックとは初めて舞台一緒になったけどめちゃくちゃおもろかった

からしはもちろんのこと、20世紀もバッテリィズもMの準決にいくのも納得のおもろさだった

ええ加減にしてくれ

後輩がどんどんおもろなりよる

ただええ加減にしてくれと僕が言ったところでもちろんええ加減にはしないので、こうなりゃこちらがもっとおもろなるしかない

負けへん、うち負けへんふじいでらに!(負けへんさかいに!みたいに!!!!!!🏩)

そんな漫茶羅を終えてからは呼んでくれた皆んなと打ち上げに

辞めた同期のやっているサムギョプサル屋に行こうと思ったら謎の定休日だったので劇場近くのしじみ炊き肉の店へ

しじみ炊き肉?なんやそれと思った方に説明してあげたいのだがしじみ炊き肉はしじみ炊き肉と説明する他ないので、しじみ炊き肉という文字から想像してもらうしかない

まあこれがとにかく美味いのだ

そんなしじみ炊き肉を皆んなで食って酒を飲んでしていると、先程連絡した元同期も店にやってきた

どうやら休みで店で作業をしていたようで後輩たちも皆んなそいつと面識があるので皆んなで略奪終わりの海賊のように飲んだ

しばらくして元同期は先に帰って、そこからもしばらくら飲んでええ時間になりお会計をすることに

会計を見ると50000円近いが、まあこの人数でこんだけ飲んだらそらそうよ

今日は金のことは気にしないとヒモのくせに大盤振る舞いを決め込んでいたので会計をしようとすると、なんと先に帰った同期が30000円をレジに置いていってくれていた

うそ、やだ

僕が女の子ならトゥンクッと胸の奥から音がしただろう

明らかに30000円は置いて行き過ぎなので返さうと連絡したら、かめへん!との返事

僕も返す刀で一切粘らず、ほんまか!ありがとう!と返事をした

持つべきものは元同期で元イブンカのサムギョプサル屋さんだ

そうして同期に助けられて打ち上げは終了

1年ぶりの大阪の夜が終わった

楽しかったなぁ

また行きたい、いや絶対に行くで

結果残して劇場から来てくれと言われるようになるように、頑張るんやで


てな感じで長いこと書いたけどこれが4月

細かくいえばもっと色々あったけど、全部をダラダラ書くよりはこうして掻い摘んで印象的なことをこれからも書いていこうと思う

最後に

ここからは有料ゾーン

と言ってもここからはこのnoteで書いたことに関する写真が載ってるだけ

なので見ても見なくても正直どっちでもええ

ただ見てくれたら嬉しい

大っぴらにいうことではないかもしれんけど、やるならやっぱり目に見える反応があった方が嬉しいしやる気になるのよ

サポートを強要されてるみたいでムカつくとか写真なら私はええわ、って人はもちろん見なくても大丈夫やけど見てくれるとこらからの励みになる

まあそんなわがまま

多分これからもこんな形態になると思うけど、皆んな頼むわ

ほんならまたね

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