3️⃣6️⃣0️⃣3/26 中川ひちゃゆきが銀座でウニを食らうまで
きつつき戦法!!
こんにちは、中川ひちゃゆきです
今回は漫画みどりのマキバオーの主人公、ミドリマキバオーことうんこたれ蔵の必殺技、きつつき戦法で始めさせていただきました
マキバオーの中ではマスタングスペシャルに次ぐ必殺技のきつつき戦法
カスケードやアマゴワクチンに勝つためにモンゴルで修行をして、その時に誕生したのが左右の脚を前後対象に動かして2倍の力を出すマスタングスペシャルでした
そのマスタングスペシャルにジョッキーの勘助が頭を掴み上げて屈伸運動をサポートしきつつきのように頭を前後に動かす形態になったのがきつつき戦法でした
この技を日本ダービーで炸裂させて見事カスケードと日本ダービー初の同着となったのです
このダービーから菊花賞でアマゴワクチンに敗れた後有馬記念に出走したマキバオーはライバルたちを蹴散らして見事単独での初G1勝利を収めるのでした
皐月賞から有馬まではマキバオーの中でも死ぬほどおもろいところなので是非読んでくださいね
特に有馬記念の最後の直線は絶対泣きますんで
泣けなかったら全裸で家の中走り回ってやりますよ
さて、単独写真撮影からのウケスベからあけたこの日
この日はオフ
4連オフから3日間稼働してからのオフ
まあまあ、こんくらいなら許したるよ
それにこの日はマジでやらないといけないことがある
そう、引っ越しの荷造りだ
前回のオフでおそらく人類歴史上最多の鍵忘れをかまして、ただ浜田山に行って珍しくもないカツ丼を食ってチャリで帰るという死ぬ時に絶対思い出さない行動で1日を潰してしまった
その日の借りをこの日は返さないといけないのだ
というか、この日を逃したらマジでめんどくさいことになってしまうので絶対にやっときたい
ただこの日は荷造り前にTikTokの撮影もあるのでまずはそのために狛江のスタジオに行かないといけない
TikToker兼引っ越サーとして過ごす1日なわけだ
というわけでまずは目覚めてヤニスイアテトクンポ(タバコを吸うこと)をかましてからフローアンドブローニンゲン(風呂に入ってから髪の毛を乾かすこと)を終わらせて、準備をして家を出る
この日も撮影場所が狛江に変わってからずっと使っている武蔵小杉から南武線に乗り換えて登戸で小田急線乗り換えしてのルートだ
雨のベタ降りでお頭上からお足元まで悪い中、駅まで歩いて電車に乗り込んで狛江に到着
もちろん途中の登戸でしっかりドラえもんカラーは見させていただいている
そうして狛江に着いてからはいつものコンサルの方と動画に出てくれている娘さんと合流して撮影へ
娘さんはこの春終業式を終えて4月からは6年生になるとのこと
おめでとうなー!と言いながら小学生6年生の女の子とおれ動画撮ってるんやと思ったらなんかすごく悪いことしてる感覚に陥ってしまった
別に何も悪いことしてないねんけど、年齢差デカすぎてそう思わざるを得なかったのだ
そんな死ぬほど年下の女の子とのTikTok撮影を終えてからは、スタジオを出て駅に向かう
狛江駅から小田急線に体を捩じ込んで下北沢駅で降りて、そこからは井の頭線に乗り換えてかつて自分のせいで苦渋を舐めた浜田山へ
最寄の西永福駅をフル無視して浜田山に着いてからは駅を出てからは、駅近くのラーメン屋に入る
以前行きたかったが人まみれで諦めた店、たんたん亭だ
東京の先輩に美味いラーメン屋を聞くたびに浜田山ならここはマジで行っとけと言われたのがたんたん亭
カウンターだけの店に入って席に座って熟考の末に僕が頼んだのはミックスワンタンメン
ワンタンメンで美味い店てあんま知らんからほんまにそんな美味いんかと疑問を抱きながら待って、しばらくしてやってきたミックスワンタンメン
これがマジで美味りきってた
麺もスープもめちゃくちゃ美味かったけど、特に海老と肉のワンタンが美味すぎる
スープにまみれた麺を食いながら掘り当てたワンタンを食った時の幸せは天にエレベーターで登る感覚
それもあべのハルカスのエレベーターで登るくらいのスピード
めちゃくちゃええやん
ただ、マジで感動するくらい美味かったと同時にこれを浜田山に来てすぐ知っときたかったと思う悔しみが同時にきた
あと1週間ほどで浜田山から越すというのに、こんなに美味いラーメンに出会ってしまった
その幸せと不幸せを同時に感じながらミックスワンタンメンをすすり終えてからは、店を出て家に向かう
ポケットに手を入れると、キーケースの感触が手に伝わる
今日は大丈夫
そんな安心感を得て期限間近な家に到着してからは、荷造りを始める
クローゼットから2023年に東京に引っ越してきた時の段ボールを引っ張り出して組み立てて荷物をぶち込む
いずれ東京に引っ越す時に必要になるかもしれないと思って置いていた段ボールがまさか1年もたたないうちに使われることになるとは、夢でしか思わなかった
この部屋に越した時のことは今でも覚えている
大阪ではバイトしないともちろん生きていけないほどの収入しかなかったけど、それでもバイトや家賃の安さから収入してはなんばに近いちゃんとした家に住んでいた
けれど東京に来てから借りた家は、同じ値段でも渋谷からも時間がかかる上に木造アパートの1階101
グレードは最下位クラスの家
けど仕事がない上で東京に来たからには、ここから頑張っていかなくてはいけない
そう思って暮らし始めた浜田山木造アパート101での暮らし
それがまさか1年で終わるとは思っていなかった
しかもそれが芸人として売れたからではなく、東京で出会った恋人に養ってもらったからなんて露ほども思っていなかった
人生何があるかマジでわからないし、これからも何があるかわからない
けれど今この瞬間が1番幸せだとずっと思うし、これからもっと幸せになると信じている
そんな僕の物語をケタケタ笑いながら見守ってもらえたら嬉しい
話がギュインと逸れたが元に戻す
荷造りを終えてからは、やってきた引き取り業者さんと家電や家財の引き取りについて話す
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジから始まり棚やベッドやなんかの必要のないものをひとまとめに引き取ってもらう
捨てるものが引っ越しで持っていくものの3倍近くあるので、でた見積もりは10万近いものだった
きっつぅ
物捨てんの金かかりすぎやろ
ガキの頃冷蔵庫や洗濯機、テレビやなんかの家電が粗大ゴミとしてその辺に捨てられてたのを見ていた身としては引いてまうしかないレベルだ
けれどこれが今の社会なのだ
得たと時と同じくらい失う時のほうが金も手間もかかるのだ
しゃあないけど、そらだれも物買わんようなるわな
まあそんな感じで家のほとんどのものを引き取ってもらってからは、再度荷造りとゴミのまとめを進める
業者さんの好意でもろもろ割引きしてもらっね85000円で引き取ってもらったけど、安くなっとはいえ痛恨の一撃には違いないのでそのメンタルダメージを引きずりながらの作業だ
だりぃ、そして眠ぃ
肉体と精神の両サイドからの攻撃に耐えながらなんとか荷造りを終わらせて帰宅
帰りの電車、めちゃくちゃしんどかった
これが東京での引っ越しか
去年大阪にきた人間の中で最速の引越しなんやろな
でもまだ引っ越しは終わっていない
荷物を運んで部屋を清掃し終えるまで、僕の引っ越しは終わらない
中川ひちゃゆき先生の引っ越し完了を是非ご期待ください
そんな1日
ほんならまたあいた
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