3️⃣5️⃣5️⃣3/21 中川ひちゃゆきが銀座でウニを食らうまで
伸縮自在の愛(バンジーガム)！！
こんにちは、中川ひちゃゆきです
今回は漫画HUNTER×HUNTERの登場人物であるヒソカの念能力、伸縮自在の愛(バンジーガム)で始めさせていただきました
快楽殺人鬼の道化師としてハンター試験に登場してからHUNTER×HUNTERのキャラの中で圧倒的な人気を誇ってきたヒソカ
強いものと戦って殺すことを最高の快楽としてゴンやキルアを敢えて殺さず成長を見守り、その成長する姿を見てビンビンになるという変態も引くほどの変態
ですがその変態性に対しての強さが見た目通りジョーカー的存在としてめちゃくちゃ人気になったのです
そんなヒソカが初めて味方になって共闘したグリードアイランド編のドッジボール、あれは死ぬほど興奮しました
ドッジボール対決といってもドッジ弾平のような楽しいものではなく、死人が出ても全くおかしくないような命懸けのドッジボールであり、相手もヒソカが血を流すほどの強敵です
そんなドッジボール対決で初めてゴン、キルア、ヒソカが共闘して戦う場面はまさにHUNTER×HUNTER1番の名勝負だと言っていいと思います
最後の決着もヒソカらしくてカッコいいのよ
見たことない人是非見てくださいね
さて、4連オフ2日目からあけたこの日
この日ももう言わんでもわかるわな
4連オフていうてんねやからそらこの日もオフよそらそうよ(沙羅双樹)
いい加減にしてほしいとしか思わないがどんだけいい加減にしてほしいと思ってもいい加減にはしてくれないのでいい加減にしてほしくないしな！ふんっ！と強がるしかないのが辛いところだ
そんな4連オフ3日目のこの日、まずは目覚めてヤニスイアテトクンポ、といきたいところだったが突然鳴り響いたスマホの爆音で目を覚ます
と同時にミシミシと音を立てて揺れる家
スマホからはものものしいアラート音と共に地震ですとの声
し、知ってる
今まさに地震きてるて
体に感じる揺れにスマホから聞こえる怖すぎる音と声の相乗効果でより恐怖心を掻き立てられながら耐えて、少しして揺れがおさまった
やめてくれもう
もう2度とどこも揺れないでくれ
にしても東京にきてからやっぱり地震を多い気がする
大阪におるときは地震なんてたまにしかなかったけど、東京来てからはまあ地震がよくある
これが東日本大震災の余震やというてるのたまに見るけどやとしたら長すぎひんか
パチンコの連チャンとか先読みなら嬉しいけど、地震はほんまに勘弁してくれ
そんなわけで朝早く揺り起こされてからはしばらく恐怖と興奮で眠れず恋人と2人で震えていたが、しばらくしてハケていた眠気がまた戻ってきてその誘惑に抗う術もなく再び眠りにつく
次に目覚めたのはお昼頃、インターホンの音だった
普段からよく荷物が届く家なのでこの日も何か届いたのかなと思って玄関の扉を開けると、スーツにコートを来た若い男性が立っていた
スーツにコートを来た若い男性が限界を開けて立っていることなどないので固まっていると、男性は胸ポケットから手帳のようなものを出して中身を開いて見せながら言った
警視庁世田谷警察署のものです
はえ
け、警察
頭の中に警察の人かもなんて思いは一切なかったので固まった体がより固まる
なになになに
何も心当たりがないのに警視庁とか言われた時点で心臓が止まる思いがする
そうして固まる僕に警察だという男の人は続けた
このマンションのオーナーさんとか管理人さんですか？
もちろん違うので、固まった口を必死に動かして違いますと告げる
僕のその言葉を聞いて、じゃあこの建物にオーナーさんとかいるかってわかります？と聞いてくる男性
以前恋人から一つ上の階にオーナーさんが住んでると思うというのを聞かされていたので混乱しながらもそれを告げると、ありがとうございましたといって去っていく男性
部屋に戻って恋人に今あったことを告げる
ほんまに警察の人かな？
僕の話を聞いた恋人が言った言葉に、たしかにと思った
寝ぼけていたし眼鏡もしてなかったので手帳の名前も見ていないし確かめてもいない
よく考えたら警官が来るというのは聞いたことあるけど刑事が1人で来ることある？しかも若手が
ほんでうち世田谷区じゃなくて目黒区やし
そんな矢継ぎ早の疑問がよぎってからは、怪しいという気持ちがどんどん膨れ上がってくる
それと同時にどんどんと不安がでかくなってきたので、世田谷警察署にとりあえず電話してみることにした
電話に出た窓口の人に今あったことを伝える
窓口の人が言うには、その人の名前がわからないことにはたしかめようがない、1人で刑事が訪問することもあるし世田谷区と目黒区は隣接しているので捜査の延長で行くこともある、なのでそれだけではわからないので今度そういうことがあったら名前を聞いてほしい、とのこと
なるほど
まあそういうこともある、というのがわかっただけでも良かった
そんな2度の奇妙な目覚めを経てからはついにヤニスイアテトクンポ(タバコを吸うこと)をきめてからフローアンドブローニンゲン(風呂に入ってから髪の毛を乾かすこと)を終えて、そこからはnoteをシポるなどしてから、準備をして家を出る
この日は大阪でバイトしていたラウンジのママが東京に来ていて銀座で飯を食うということで呼んでもらっていたのだ
予想だにしていなかった銀座飯に向けて駅まで歩いて電車に乗り込んむ
銀座でウニを食うことを目標にしているだけあって銀座になんて初めて行く
日比谷線に乗り換えてジゴジゴとしばらく揺られて銀座に到着
まずこっからどこの出口から出たらいいかすらわからないけど、とりあえずまずは地上に出ることに
駅から出ると、そこは金持ちそうなスーツのおっさんや美しく着飾ったホステスさんが煌びやかでオシャレなビルに出入りする、日本一の高級飲屋街銀座
現在銀座にいる人間の中でおそらく僕が圧倒的に所得が低いだろうことを痛感しつつ俯きながら歩き、伝えられたお店に向かう
明らかに僕単体では近づくこともできなさそうなビルにあるそのお店に着いて、中に入る
座敷に通されると久しぶりのママがいて、挨拶をしてからはその後に合流された方と一緒にお食事へ
見てよこれ
銀座でウニは食らわなかったけど、肉も海老もフグもマグロも鯛も食らってもうたで
ほんで酒もガッツンガッツンに飲ませていただいた
この所得で銀座で飯食うてんのおれだけちゃうんかと腹以上に満たされるなにかがある
大阪時代にバイト中芸人ばかりでいつもふざけたりサボったりしてママに怒られていたけど、結局いつも優しくていつでも僕たちはママにお世話になりまくっていた
そこですら返しきれないほどの恩を受けたのに東京に来てまでもこんなにお世話になるなんて
マジで頭があがりようがない
そこからは全員でママの知り合いの女の子がいる銀座のクラブに移動して飲んだ後、最後は銀座のBARへ
ここは大阪NSCの一期上の先輩であり同じラウンジで働いていたマチルダのグチヤマさんがバイトしているBARだ
この日グチヤマさんがBARに入っているとのことで皆んなと別れた後ママと2人で行こうとなったのだ
そんなグチヤマさんのBARで3人で飲ませていただく
嬉しいなぁ
グチヤマさんの紹介で入った僕は、そこからグチヤマさんやマルセイユの津田さんや爆ノ介さん、元シチガツの浮田さんやさや香の新山、テコンドー近藤や牛ぺぺのゆたかなんかとずっとバイトをしてきた
その間バイトをやめられないほど売れなかったことは情けないことだが、芸人の先輩や同期や後輩と働くのは楽しかったな
あの期間があったからやめずにずっと続けられていたのかもしれない
そんな気持ちを思い出させてくれた夜だった
今日銀座で飯を食えたことが、いつか自分の力で銀座でウニを食らえる日に繋がるはずだ
やるで
お世話になった1/10でも1/100でも返してくで
そんな1日
ほんならまたあいた
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