習作:演劇台本【オリジナルファンタジー系】
はじめに
本作は演劇用の台本として作成したものです。
思いつきの習作ですのでクオリティは保証しておりません。
複数人が読むコトを前提として作ってありますので
グループで使用するコトをオススメ致します。
※注意事項※
・著作権譲渡は行っておりません。
・無断転載や自作発言、再配布は禁止しております。
・改変依頼は受け付けておりません。ご自身で改変の上ご使用下さい。
・本作品使用時のトラブルつきましては一切の責任を負いません。
役どころ
今回の台本は男女問わず読めるように頑張ります。
アクセントや語尾などは自分の読みやすいように!!
なお、適当に名前つけただけなので意味はありません。
男性でも女性でもどちらでも取れるだけです。
【主人公】ソラ:天然元気っ子。トラブルメーカー
【相棒】ユウキ:やれやれ系保護者 幼馴染
【不良っ子?】リオン:不良に間違われるツッコミ役。第四の壁を簡単に突破する
【校長先生&ナレーション】先生兼ナレーター+【モブ】とりあえずアドリブとネタで場繋ぎして???
台本本編
『場面』校舎と門が映る。
【ナレーション】
科学と魔法が発達した世界。
そんな世界で、今日も希望に満ち溢れた生徒が一人学園の門をくぐったそうです。
ソラ:私ソラ!今日からこの学園に通う一年生!!きっと素敵な日々が過ごせる…はずだったのにぃ!!
『場面』放課後、学校の教室にて机に突っ伏して、うなだれる主人公と慰める相棒
モブ:ガヤガヤ(アドリブ)
ソラ:あーうー…
ユウキ:あーうっさい…ポカやらかしたアンタが悪いんでしょうが…
『場面』回想、魔法が暴発させた主人公の図
ソラ:そう、私は一番最初の試験で張り切りすぎて魔法を暴発させてしまい。先生にものすごぉぉく怒られてしまったのである…
『場面』戻って二人の場面
ソラ:だってユウキ~(泣きつこうとする仕草)
ユウキ:うっさい。(教科書で頭を叩く仕草)だってもなんもないでしょうが…あんたが、ポカったのが悪いんだから…んで?補習。あるんでしょ?
ソラ:(がばっと顔をあげる)そーなんだよ!!
ユウキ:(頭を抱えてため息一つ)はぁ…んで何言われたの?
ソラ:(自慢気に一枚の紙を取り出す)じゃぁーん!!2年生からじゃないと入れないダンジョンへの調査権!!魔法力が高いお前には丁度いいバツだって!言われたから選んじゃった!!
ユウキ:このおバカ!!(教科書の角で頭を叩く図)危険だから、絶対に選ばない選択肢を選んでるんじゃないよ!!まだ覚えてない難問を解くようなものだよ!?先生も何してるのさぁ!?
ソラ:だってだって!!行ってみたかったんだもん!(駄々をこねる)
ユウキ:あーもぅ!ついていってあげるから!!子供のように駄々をこねるな!…ったく……でもこれ4人集めなきゃいけないじゃん…どうすんのさ…(ため息)
(バンっと引き戸のドアが開き戸のように開く教室の扉)
リオン:話は聞かせてもらった!!…俺様も同行してやるよ!!
ソラ:……あ、金髪の不良
リオン:誰が不良だ!?バカ!!
ソラ:馬鹿じゃないもん!!
ユウキ:…その髪の毛と態度が不良っぽいって言ってんのよ
リオン:この髪は地毛だぁ!!態度は悪くてごめんなさい!!
ユウキ:バカ、うるさい
リオン:あっはい…すみません…
ユウキ:…んで、なんで来たの?
リオン:……んーさっきから話聞いてたってのもあるが、センコーから連絡あって、幼馴染だから助けてやれって。ま!珍しい治癒魔道士様がついていってやるんだ…大船にのった気分でいろよ?
校長先生(ナレーション):ここでワンポイント。治癒魔道士は傷を癒すことの出来る魔法を使えますが、とっても希少な人材なのです。
リオン:えーい!メッセージウィンドウは邪魔!!(蹴っ飛ばす仕草)…ふぅ…(息を切らす)
ユウキ:あんた…何と戦ってるの???
リオン:え?第四の壁?
ソラ:なにそれ、こわい
(しばしの沈黙)
ユウキ:…あーはいはい着いてきてくれるのね、あんた面倒見いいんだからさ……んで?あと一人は?
リオン:ん!?(驚く)ダンジョン前で待っててくれるって知らないのか?…て…聴いてないのか?
(二人がソラを見る図)
ソラ:…………てへっ!!(忘れてて言ってないのを誤魔化す図)
ソラ:(叩かれたときの声)
(ユウキから叩かれるソラと呆れるリオンの図)
『場面』ダンジョン前
ソラ:ふたりからガッツリ怒られた後に、私はダンジョンに行く…この一歩一歩が楽しくて仕方ない
ソラ:へっへーダンジョン楽しみだなぁ…!!
ユウキ:その血走った目はなによ…昨日眠れなかったんでしょ…ったく…
リオン:俺様は昨日から寝てねぇけどな!!勉強の時間削れねぇからな!!治癒魔法で回復済みだぜ!!
ユウキ:あんたは治癒魔法に頼らず寝なさいよ!このおバカたち!
(歩を進める3人。…ダンジョンの前には初老の男性が立っていた。あれ?誰だろう?と首を傾げるソラ)
校長先生:…お待ちしていましたよ…では?『絶対危険がないように頑張りましょうね?』(最後だけ威圧的に)
リオン:げぇ!!最強の魔道士と名高い校長先生じゃないですかぁ!!
校長先生:(ため息)…説明ありがとうございます。とりあえず、あの件に関してはあとで覚えておくように…
リオン:ハイ…ハイ…オッシャルトオリデ…(ここからアドリブ)とりあえず謝る
校長先生:全くあなたって人は…(ここからアドリブ)とりあえず説教する。
(校長先生の説教の裏でソラの心境を挟む)
ソラ:あぁ…ずっと冒険してみたかった…今までも楽しかったけど…冒険って言葉に心惹かれてたんだ。絶対つらいことも増えるし、悲しいこともあるかもしれない…そこまでの覚悟はないけどさ、それでもずっと、昔から冒険してみたかった。…だから今日を迎えることを楽しみにしてたんだ…!!…諦めなければ夢は叶う!!…だから私は進み続ける!!
リオン:うへぇー(疲れた声で)
校長先生:足場が悪いですから、気をつけてくださいね?
(ここで誰かが滑っても楽しいよね。アドリブ推奨)
敵モブ:鳴き声(さいしょの敵モブと接敵)
ソラ:あぁ…やっとだ!!ここから私の冒険がはじまるんだ…!!わくわくが止まらない!心臓の鼓動が加速する!!……そうだよ!私の時間はここから、やっと始まるんだ!!
ソラ:見せてあげる!!これが私の最大の魔法!!エクスプロージョン!!
ユウキ:…爆発オチはやめなさぁぁぁぁい!!
(大爆発してつづく?)
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