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ネット社会でもコミュニケーション能力がないと生き残れない話

どうも、ひびきです。

アラスカにオーロラを見にいく目標を立ててから、英語を勉強したり、旅行資金をつくるためにwebライターを始めたりせっせと活動してる毎日です。
バタバタと時間が過ぎる毎日ですが、読書の時間は割と大切にしています。

今回読んだ本は「多様性の科学」

Twitterやブログで活動していると、ついつい自分の殻に閉じこもって、外の世界から自分がどう思われているか見失いがちです。

ということで今回はTwitter活動に多様性を持つと、フォロワーは増えやすいし、発信活動が楽しくなるというお話です。

Twitterで発信する危うさ

Twitterってそもそも思ったことをサラッと呟けるSNSだったわけですが、副業として活用しよう!となると、途端にせまい世界に閉じこもってしまう人が多いなーという印象です。

具体的にいうと同じジャンルのアカウント同士だけでつながったり、そのジャンルのことだけを深堀って発信したり。

アカウントが育ってないうちは、特化型でないと誰も見向きをしてくれない、フォローしてくれないという考えはすごくわかります。

その世界で何かしらの権威性が持てるようになるとヒエラルキーの上位にステップアップして、ファンができてフォロワーは増えます。
とはいえ「そのファンは本当にファンなのかなー?」とぼくは不思議に思うことがあります。

もちろんフォロワーになにかしらの影響を与えた人であれば、そのフォロワーはファンなのかもしれません。でも往々にして

  • 引用リプをもらって、自分に旨味がほしい

みたいな下心があるエセファンは多いんじゃないかなーと。

インフルエンサーに引っ張りあげてもらうノウハウではあるんですが、言い換えると上にいる人が下の人に持ち上げられ、下の人はさらに下の人から持ち上げられるようなモデルで、マルチの形に似ています。

しかも引用リプをしたファン?は、もし相手の人から反応をもらえないと、傷ついてしまうデメリットもあるでしょう。

(犯罪的なねずみ溝の倫理観は別として)こういったピラミッド型モデルはありだと思うし、否定するつもりもないです。
ただ副業をしたい人は根底には今の働き方に納得がいかなくて、社会の歯車になりたくなくて、自分を輝かせることを願ってTwitterを始めたと思うんですよね。

なのにネット社会でもピラミッドをつくる一人になってしまうのはモッタイナイ気がします。

積み重ね力はカメである

「努力はネット活動で成功する条件のひとつ」であることにまちがいありません。

  • YouTubeで大成功したHIKAKINさんも

  • ブログで大成功したイケハヤさんも

誰にも見られていなかったときから、コツコツと活動してきたわけですね。それこそ年単位で。
そういった先人の積み重ねが、ノウハウとして次の人たちにバトンタッチされてるわけですが、当然バトンを受け取るのは選ばれし一人ではないです。

一人から二人、二人から四人、四人から八人と倍々ゲームみたいな感じ。だから受け取ったバトンはおなじでも成果スピードはピラミッドの下に行くほど、遅くなります。みんなおなじノウハウをつかって努力してるわけですから。

Adoのような圧倒的な才能を持ってない限り、成長の出方にもちがいが出ると思います。

というのも活動してる人それぞれ、専業か副業か、結婚してるか未婚なのか、経済的なゆとり、活動を始めたきっかけなど活動背負があまりにもちがうからです。

だからノウハウは、誰にでも利く万能薬といえないわけですね。

研究分野では大切なことなんですが、エビデンス(根拠)が高い論文というのはまったく同じ性質をもった人たちをAグループとBグループに分けて、それぞれ別の実験をして効果にちがいがあるかを見極めたものです。

たとえば既往がなく元気な、運動習慣にちがいもない20代の男性100人を、Aグループ50人とBグループに50人にわけて、Aには3時間睡眠を、Bには8時間睡眠を一週間続けてどんなちがいが出るかという感じ。

ここまでしてできたノウハウなら「すげー!」と思います。
でもSNSノウハウはそういうものではないので、そのまま自分に当てはめていいのか、何か工夫を加えることはないか、あるいは使わない方がいいのかなど考える必要があります。

飛躍するには新しい世界に飛び込むこと

イノベーションのような飛躍的な成長が起きるきっかけには、2つのパターンがあります。

  • コツコツと改善をつづけていくこと

  • ちがう分野を掛け合わせて、新しいものを生み出すこと

より遠くへ行けるのは、もちろん「掛け合わせ」です。とはいえ親和性の高い、たとえば「仮想通貨 × ブログ」で希少価値を高めよう!という内容ではありません。

さて、ここでやっと「多様性の科学」のお出ましです。

この本の一貫した主張は、下記のとおり。

1+1=2のようなシンプルな問題なら、一人で考えて行動しても問題ない。でも複雑で変化が激しい社会では、自分以外の視点を持たないと失敗するリスクが高い。

たとえば「特化型ブログで月に5万の収入を得たい!」目標を立てても、自分のプライドが邪魔したり、考えられる選択肢が少なすぎたり、それは無理じゃない?という固定観念が働いて、実現可能性が小さくなったり、想像したようにいかなくて挫折するみたいな。

「おなじジャンルの人たちと交流を図ることは、他人の意見をもらえることだから良いことでは?」と思うかもしれません。
でもおなじジャンルにいる人は自分とおなじ情報を見聞きしていることがほとんどだし、考え方は割と似ていて、本質的には自分のクローンのような存在といえます。

そうではなくて自分とはまったくちがう考え方をする人や、軸となる発信分野以外の人たちと交流を図って、そこから色々と自分の中に活かせるものを見つけていくことが大切じゃないかなーと。

キャリーバックがよい例です。キャリーバックにはコロコロがついてるので、重たいものでも楽に運ぶことができます。でも昔は「手で持って運ぶもの」だったので、コロコロをつけようというアイディアが社長に提出されても、「そんなものは市場で受け入れられない」と却下されたことがあります。ちなみに男が女の荷物も持って、男らしさをアピールできる場を失いたくなかった背景もあります。とはいえ、そういう固定観念やしがらみを崩してコロコロ付きバッグを世に出した会社は、マーケットで一気に優位に立ちました。

同じことをコツコツするだけでは、小さな世界の常識にとらわれて、大きな成長を逃してしまうということですね。

というわけで

じゃあ具体的にどんな行動をとったらいいの?というお話ですが、

ぼくの場合だと#ウォーキングや#イマソラなど、もともと自分がメインとしていた発信軸とは別領域にいる人たちのツイートを見て楽しみながら、いいねをしています。

で、そうしてるといろんな畑事情が見えてくるので、いいものは自分の活動に取り込んだり、特化型のデメリットに気付けばそれを直したりします。

唐突に聞こえるかもですが、「オーロラを見るために活動しよう」と思えたのも上記の活動のおかげです。

実は活動の始めは「仮想通貨ブロガー」として出発したんですが、当時1ヶ月でフォロワーが1人も増えないときがありました。でも最近の数字でいうと、ありがたいことに1日5人ほどフォロワーさんが増えている状況です。
「ひびきさんのオーロラを見に行く夢、応援してます!」と言ってくださる人に巡り会えたり、質問を受けることもあって、とても平和にTwitterと付き合えてます。

今回の記事が、すこしでも活動のヒントになれば嬉しいです。
ということで、そろそろおわりにしたいと思います٩( ᐛ )و

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