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DeFi戦記3-4 tezosの流行「骨」

①骨が流行っています。

XTZ(tezos)でコレクタブルNFT「Randomly Common Skeles」が流行中です。

わたしも一応持っているんですが、mintが5tezで37000枚が行われました。

(現在1tez=6.5$程)

これが今の所は最大で1200tez(約1.5ETH)程度で売れており、50tez~100tez程度の取引もそれなりに起こっており取引自体も分間隔で発生し続けているので絶賛加熱中です。

1500tezで出品して、売れたらわたしの国のアーティストの支援や育成に使いますなどと言い出す人も…。

フロアプライスは8~10程度。

以下どうしてこうなった。

②経緯

元々tezosのNFTマーケットプレイス、HENのトップアーティストとしてJohn Karelという方が居ました。

彼or彼女or が作る作品は「window」という通称がついており、窓の中に様々な物がある作品群です。二次創作も大流行。

出せば売れる状態なので、1作出すと2500枚あっても10万$分ぐらいが速攻で売れてしまうのをリアルタイム目撃したこともあります。

なので投機対象にもなっており、多めに購入してセカンダリでmoonさせる人達も多発、1edで数千tezの価格がついたりする場合も…。

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引用元:objkt.com

今回のコレクタブルNFT「Randomly Common Skeles」はこの方からのgiftという形で作られたPJです。

単純にそれだけでもファンダメンタルズではあるのですが、少し今までのmintNFTとは趣向が違って予め用意された10000体等をガチャでランダムで引くという形ではありません。

今回は完全にスマートコントラクトを利用してオンチェーン上でランダムに特性が生成されるという点でユニークでした。

なのでレアリティ等の設定は特になく8種類x100の特性で100^8のパターンが存在し得ました、とはいえ実際にmintされたのは37000です。

その結果、なんとなくレアリティ的な物が生まれました。

特性としてついてる絵文字が重複している事がレアな扱いになったのです。

重複していない 34000
ワンペア 3000
ツーペア 100
3カード 50

大雑把にこれぐらいあるそうです。

4カード状態は理論上はありえたそうですが発生しませんでした。

まあここはあまり重要ではない気はするのですが、とりあえずなんとなく人は理由をつけるものです。

どちらかというと完全ランダムオンチェーン上生成であるという点の方がよっぽど大事だと個人的には思います。

③備考

今回、発行元のバックのトップアーティストさんが恐らく個人かつツイ廃なのでめっちゃめちゃ煽ります。

出品しましたをRTしまくるので、そうすると入札が入ってmoonするわ、ETHで言う所の自称シングルマザーのナースがRTされるわ、値段が1000tezだ!とか言って煽るわでとにかく大本がひたすら煽るので過熱感がそれなり続く気配があります。

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引用元:objkt.com

ロイヤリティfeeが5%あるので延々みんながやってるとめちゃめちゃ儲かると思われます。

これは非常に投機的で一般的に悪と見なされるのかもしれませんが、まあ一概にそれが悪いとも言えないのかもしれません。

というのも、とんでもない売り上げを上げたアーティストが発生したという一応の事実はtezosにとって大きなマーケティング材料になりますからチェーンにとって一応+になりえるという事です。

この方がどんどん著名になっていくようであればそれはtezosの勢力拡大にそのまま繋がりますので行方を見て行かざるを得ないでしょう。

勿論tezosのコミュニティもクリプト界隈なりに彼を批判しまくっていたりもするのですが、彼自身はインベスターやマーケターではなくアーティストであるのでアーティストの味方が多く批判しづらい無敵インフルエンサー状態。

はてさてどうなることやら…です。

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