擬音声命体 うりゃ美とオリャ雄 第19話「布団乾燥機」

擬音声命体 うりゃ美とオリャ雄

第19話「布団乾燥機」

ナレーター「この世界にいる不思議な存在である擬音声命体。彼らは今日も精一杯に生きている」

オリャ雄「オリャリャ」布団乾燥機持ち持ち

うりゃ美「うりゃ!」

オリャ雄「オリャ?」

うりゃ美「うりゃうりゃ」

オリャ雄「オリャ~」

ナレーター「オリャ雄が布団乾燥機を使おうとしたら、うりゃ美もちょうど使用したいと思っていた。布団乾燥機は1つしかないのにタイミング重なってしまった」

オリャ雄「オリャ」ゆずり

うりゃ美「うりゃ」ゆずり

オリャ雄「オリャー」ユズリ

うりゃ美「うりゃー」ユズリ

オリャ雄「オリャリャリャリャリャ」譲り

うりゃ美「うりゃりゃりゃりゃりゃ」譲り

ナレーター「うりゃ美とオリャ雄の間で布団乾燥機を譲り合う勝負が始まってしまった。その騒ぎを聞きいて言ノ葉ヒビキが現れる」

言ノ葉ヒビキ「おい二人とも少しうるさいぞ」

オリャ雄「オリャァ」しょぼーん

うりゃ美「うりゃぁ」しょぼぼーん

オリャ雄「……オリャ!」ポン

うりゃ美「うりゃ?」

ナレーター「言ノ葉ヒビキにしかられて落ち込んだうりゃ美とオリャ雄だったが、オリャ雄が名案を思いついた」

オリャ雄「オリャオリャオリャリャ」かくかくシカジカ

うりゃ美「うりゃ~」コクり

オリャ雄「オリャ~」言ノ葉ヒビキへ~

うりゃ美「うりゃー」ゆずりー

言ノ葉ヒビキ「布団乾燥機を使ってか……そうだな。そろそろ使いたいと思ってた頃だし、使うか。ありがとうなオリャ雄、うりゃ美」

うりゃ美「うりゃりゃ///////」ニコニコ

オリャ雄「オリャー///////」ニコニコ

ナレーター「言ノ葉ヒビキは布団乾燥機を持って自分の部屋へと去っていった。お礼を言われたうりゃ美とオリャ雄は喜んだ」

オリャ雄「オリャオリャ?」

うりゃ美「うりゃ、うりゃりゃりゃ」

オリャ雄「オリャ」こくり

ナレーター「話し合いの結果、良い考えを出してくれたオリャ雄が言ノ葉ヒビキの次に布団乾燥機を使うことに決まった」

オリャ雄「おりゃおりゃ」頭ぺこり

うりゃ美「うりゃうりゃりゃ」頭ぺこり

ナレーター「擬音声命体は今日も不思議な音と声を奏でている」

つづく

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うりゃ美「うりゃうりゃ。うりゃりゃ」 オリャ雄「オリャリャ。オリャア」