擬音声命体 うりゃ美とオリャ雄 第66話「うりゃ美とオリャ雄の買い物5/5 報告」

擬音声命体 うりゃ美とオリャ雄

第66話「うりゃ美とオリャ雄の買い物5/5  報告」

ナレーター「この世界にいる不思議な存在である擬音声命体。彼らは今日も精一杯に生きている」

言ノ葉ヒビキ「ただいま」ガチャ

うりゃ美「うりゃー」テクテク

オリャ雄「オリャリャ」ニコニコ

言ノ葉ヒビキ「どうした? 二人とも嬉しそうだな。何か良いことでもあったのか?」

オリャ雄「オリャリャリャリャリャ」コクリ

うりゃ美「うりゃうりゃ、うりゃりゃ」ワクワク

言ノ葉ヒビキ「ご飯食べる時に教えてくれるのか。おし、早く着替えて夜ご飯飯にしよう」

ナレーター「言ノ葉ヒビキたちは各々食べる支度を済ませて、ダイニングに集合した」

言ノ葉ヒビキ「いただきます」パクパク

オリャ雄「オリャリャ」ガツガツ

うりゃ美「うりゃ~」かみかみ

言ノ葉ヒビキ「それで、どんな良いことがあったんだ?」

うりゃ美「うりゃりゃ」ゴソゴソ

オリャ雄「オリャリャオリャオリャ、オリャオリャ~」ニコニコ

言ノ葉ヒビキ「福引きで二等の遊園地の券をあってたのか!? 凄いな!!」

うりゃ美「うりゃうりゃりゃ」遊園地のチケット持ち持ち

言ノ葉ヒビキ「それか、見せて」

うりゃ美「うりゃー」パス

言ノ葉ヒビキ「ラッキーだったな」

オリャ雄「オリャオリャ」

言ノ葉ヒビキ「へー、うりゃ美が最後の一回で当てたのか。よくやったな」

うりゃ美「うりゃー///////////」テレテレ

オリャ雄「オリャ~」なでなで

うりゃ美「うりゃ」ニコニコ

オリャ雄「オリャオリャリャリャ?」

言ノ葉ヒビキ「そうだな、いつ行くか? 人が少なそうな平日かな」

オリャ雄「オリャ」コクリ

言ノ葉ヒビキ「……あっ!」

うりゃ美「うりゃ?」

言ノ葉ヒビキ「景品のチケットで遊園地に行けるの二人分だけだね」

オリャ雄「オリャーーーーーー!」チーン

うりゃ美「うりゃああああああ!」ガーン

言ノ葉ヒビキ「そこまで落ち込まなくても、チケット買えば俺も行けるんだから」

うりゃ美「うりゃうりゃ」

オリャ雄「オリャオリャ」

言ノ葉ヒビキ「なるほど、皆で無料で行けるからこそ味わえる豪華な楽しみを期待してたのか」

オリャ雄・うりゃ美「……」しょぼーん

言ノ葉ヒビキ「それなら俺抜きで楽しんできな」

オリャ雄「オリャ?」

うりゃ美「うりゃりゃ?」

言ノ葉ヒビキ「楽しいことを待つのも焦れったいだろう?」

うりゃ美「うりゃうりゃうりゃ」プンプン

オリャ雄「オリャリャァ/////////」テレテレ

言ノ葉ヒビキ「そっか、そうだよな。あれはあくまでも理想の話であって、出費があっても一緒にいきたいよな」

オリャ雄「オリャオリャ」コクリ

言ノ葉ヒビキ「じゃあ、楽しみに待ってな」

うりゃ美「うりゃりゃりゃりゃ//////////」ワクワク

オリャ雄「オリャア~」ニコニコ

言ノ葉ヒビキ(ふふ、げんきだな)ご飯タベタベ

ナレーター「擬音声命体は今日も不思議な音と声を奏でている」

つづく

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うりゃ美「うりゃうりゃ。うりゃりゃ」 オリャ雄「オリャリャ。オリャア」