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テーマ「写真で振り返るあの時」

本番前日の午後だった

5人で話していた時、思わず涙が溢れた。

苦しい?怖い?緊張?頑張りたい? 
どんな感情が混ざった涙?

一番おっきな感情のかけらは、
「伝わらなかったら、どうしよう。傷つきたくない」だ。

自分の企画やそこに対する想いに、共感してもらえなかったらどうしよう。
選ばれなかったらどうしよう。
空回りしたらどうしよう。
他と比べてしまう。
そんな自分をみられたくない。

町の人の笑顔が見たくて、その人の大事にしたい想いをカタチにしたくて頑張りたいって気持ちより、
自分が傷つくことに目がいってしまう。
そんな色々ぐちゃぐちゃな想いを、吐き出した。

4人は、
涙しながら話を聞いてくれた。
「頑張りたいんだよな」って声をかけてくれた。
一緒に、より心が踊るアイディアを考えてくれた。

みんなの言葉を聞いて
まず、私の横には、この4人がいるから、
もしうまくいかない時があっても、帰って来れば良くて、また挑み直せばよくて。

大丈夫だーって思った。いつか伝わるものがあるから。大丈夫だと。

散々泣いて話した後、5人で肩組んで、歌った。
曲はGReeeeNの「キセキ」

今思い出すと、本当にくさい笑

でも、あんなに一生懸命で、「今」に向き合えた時間はなかった。
4人とは、半年間、そんな大切な時間をたくさん積み重ねてきた。

その中で、私の中の、愛おしいと思うモノとセカイも広がっていった

みんなと、なんでもない、バカなことで笑う時間

真剣に「今、自分たちは何がしたいのか」話した時間

苦しさの中で、一歩、強くなれた時間


悩みも、喜びも。誰かからのメッセージも、たくさんつまったノート

町の人からのおすそ分けと、みんなの手間と想いで彩られたご飯


胸を張って、人生を共にする仲間だと言えるこの四人

私が大事にしたい人たち

この居場所を支えてくれる人たち


私の愛おしいと思えるセカイが増えていくことは、
自分ごとになることが増えていくこと
誰かの愛おしいモノも増えていくこと

それらを、誰かと共有できることだ。


「アッケラカン」という私文集に載せてもらった言葉たち

これはなおが、私を「モノに例えたら」で書いてくれたイラスト!!!
なおらしく、意味わかるようで分からないようで分かる言葉たち

愛おしいね

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