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外構計画|早めに始動すべき本当の理由~一条工務店の場合~

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こんにちは、HIBI HOMEです

今日はいつか投稿したいと思っていた外構の話です

なぜ投稿したかったかというと
SNS上に外構の情報が少ないからです

やっぱり建物本体と比べてモチベーションが沸かない人が多いと思うので、需要も少ないのかもしれません笑

気持ちはよーくわかります

私自身、外構はとにかく最低限でいい!安く済ませる!ということばかり考えていました

ですが、進めていく中で
外構、舐めちゃいけないな?!
と思うように

そしてその外構の進め方で
成功した点と失敗した点があったので
それを伝えられたらと思っていました

外構計画は早めに始めよう!の理由

多くの方は
まずは建物の打ち合わせに専念して
それが落ち着いた頃に外構に着手
ってパターンなのではないでしょうか

「落ち着いた頃」というのは
たとえば建物の着手承諾後だったり
もっと遅いと着工後だったり、、?

ですが遅く始動するメリットなど当然ありません
一方で早めに始動するメリットはたくさんあります

では、具体的にどんなメリットがあると思いますか?

SNSでよく言われているのは
「予算オーバーを防げる」

何も考えず建物のオプションもりもりにしちゃって
外構に割くお金が残っていない、、
というのは実際あるあるだと思います

これは、早めに大まかな外構の施工内容と費用感が把握できていればある程度防ぐことができるので、早めに始動すべき大きな理由の一つだと私も思います

ですが、今回1番伝えたいのは別のことです

それは
HMの仕様とエクステリア(=外構)商品を合わせて検討することで最適な選択ができるから

ちょっと抽象的な言い方でわかりにくいと思うので、ここから一条工務店の仕様を例に説明します

グレイスタイルを採用したいなら…?

我が家がお世話になった展示場の外観は
グレイスタイルが施されたもので
夫婦ともにかっこいい✨と好印象だったのですが

なんせ採用するにはオプション費用が高い!

我が家も一部採用しようかとちらっと聞いたら
小さなパラペット部分だけで40万くらいとのこと
設計士さんもお値段的にあまりおすすめしない感じでした

ネット情報ですが、3万円/1㎡だそうです

で、これとエクステリア商品がどう関係してくるのかというと

外構計画の検討を始めていれば、こんなことに気が付くはずです

外観にタイル(※)を使いたいなら、家周りの門柱や塀に採用する手もある
しかも豊富な種類から選べて費用もかなり抑えられる

(※)ここでの「タイル」には一条の外壁に使われるハイドロテクトタイルや標準タイルは含まないこととします

HM(特に一条)との打ち合わせしかしていないと
タイルの相場を知る機会がなかなかありません

グレイスタイルの㎡単価を上述しましたが
一般的にエクステリア用のタイルは1万円/㎡前後です(ひびほーむ調べ)
高級と言われるメーカーの上位商品でも1万5千円/㎡くらいですので
グレイスタイルがいかに相場より高いかよくわかりますよね

しかも、外構業者さんによってお得意先メーカーがあることも多く
定価より安く仕入れてくれることも

つまり、外観にタイルが欲しくて頑張って(予算的に無理して)グレイスタイルを採用したのに、後からエクステリア商品で代用できることに気づいた…
なんてことが起こりかねないのです

もちろん建物の外壁にタイルを使いたい場合は
現状一条ではグレイスタイルを選択するほかありません

ですが例えば我が家のように
土地いっぱいに建物を建てる都合で建物と門柱に距離がない場合は
門柱にタイルを採用するだけでデザイン性は十分に上がると思います

センスない雑コラですがこんなイメージ
※背景写真は一条工務店公式HPより
門塀タイルはタカショーのセラマイカ、枕木はLIXILのスリットスクリーン

個人的には、建物外壁にもグレイスタイルを貼り、塀も同様のタイルにするとちょっとやり過ぎ感が出てしまうのでは?と思います
最近グレイスタイルを玄関ポーチ(床)にも使えるようになったようですが
これも同じことが言えますね

早めに外構も検討しておけば、全体のバランスを考えて
建物にグレイスタイルを採用するのか、足元に採用するのか、もしくは外構で別のタイルを採用するのかじっくり検討できるはずです

他にも一条工務店の外観関係の仕様でいうと
デザインルーバーにも同じようなことが言えますね

YKK AP「ルシアススクリーン」

このように、エクステリア商品を知らずにHMの仕様内だけで考えていると、最適な選択ができないように思えます

日射遮蔽、雨除け対策はエクステリア商品でも叶う

一条の施主さんは
比較的省エネ意識が高いので
どうやって日射取得or遮蔽しようかと検討される方も多いと思います

日射取得のために南側の窓を多く大きく設ける
ということをされることが多いと思いますが

真夏にはその窓から入る日差しを遮断する必要があります

また、玄関周りの雨除けを気にする方は
できるだけ玄関上やカーポートからの動線上に屋根の役割になるものを採用したいと考えるのではないでしょうか

日除け、雨除けの手段はいくつかありますが、一条工務店のオプションとしては
・軒をずらすor屋根を大きくする
・バルコニー
・アーバンルーフ
・パラペットルーフ
・タープリング
があります

ただ、エクステリア商品も含めると
・エクステリアメーカーの庇
・サンシェード
・オーニング
・ガーデンルーム
・カーポート等
とかなり選択肢が増えます

LIXIL「スタイルシェード」

これに関してはエクステリア商品にした方が費用が抑えられるというわけではないですが、単純に自分の家にとって最適な手段を選択することができます

また、上記エクステリア商品の中には
あらかじめ建物の外壁に下地を入れておく必要があったり
建物と干渉しないよう計算しておく必要があったりします

それも踏まえて一条と着手承諾する前に検討しておく必要があるのです

※我が家は上記エクステリア商品は採用していないため、実際に下地が必要か、そもそも一条で対応してくれるか(外壁保証が外れないか)等は把握していません

窓選びにも影響する

一条との間取り打合せの初期に簡単に外構計画のヒアリングがあります
ここでなんとなくカーポートやデッキ等の配置を検討される方は多いと思います

デッキの位置を決めたらそこに出るための窓を設置すると思いますが
この窓選びも外構知識があるか否かで選択が変わってくることがあります

まず、デッキの効果として
室内から床がひと続きになっているように見えるという効果があります
(主にウッドデッキ)

一条の開き窓は下辺が床より24㎝高くなっているのでそこで空間が仕切られてしまいますが
引き違い窓であれば床と同じ高さのものが選べるため、上記の効果に期待するなら引き違い窓を選択するのが望ましいのです

一条の開き窓と引き違い窓

基本的には気密性を高めるために開き窓やFIX窓を多用している我が家ですが少しでも室内が広く見えるようにこの効果に期待して
デッキに出るための窓だけはあえて引き違い窓を選択しました

(結果的にウッドデッキではなくタイルデッキにするのでどれくらい広見せ効果が得られるかはわかりませんが…)

デッキだけではなく
土地が広いおうちほど外構の選択肢が広がると思うので
家の中から景観を眺めるために特大FIX窓にする
植栽で西日を遮れそうだから西窓を設置する
など家の内外をセットで考えるのがベストです

ちなみに我が家も結局少し後悔ポイントになりそうで、
上述したデッキに面した引き違い窓ですが
もう少し大きいサイズにしても良かったかな…と思っています

当初はただ外に出るためのステップ代わりと思っていたのですが
外構計画を進めていくうちに
せっかくなら植栽が映えるようなスペースにしてしまおうと思い直したんです

そうすると窓のサッシが植栽を遮らないような窓が最適になるのですが
うちが選んだのは幅が狭めの引き違い窓なんです

もう少しデッキの役割を早くから真面目に考えていれば防げたかな~と思うところです

一条のガーデンパン選んでない?

なぜか立水栓って一条が設置しますよね

たぶん水道配管の都合でハウスメーカー側が設置する必要(メリット)があるんでしょうけど
外構も何も考えていない初期に立水栓の種類や位置を選ばされた記憶があります(笑)

ガーデンパンも謎に5種類(デザイン微妙…)選べたのですが
きっと必要だろう、とこの中から選んでしまう人って多いのではないでしょうか

これ、外構知識があれば
「ガーデンパンを選ぶ」という行為が必ずしも必要ではないことに気づきます

選択肢は様々で
当然エクステリア商品の中からおしゃれなパンを選ぶのもアリですが

今回ご紹介したいのは
ガーデンパンを造作する
という方法です

有限会社ラボットHPより

このように外構業者に造作してもらうとデザイン性も上がりますよね
我が家もタイルデッキの端っこを一部くり抜いて
パンにしてもらう予定です

他にも、水栓の足元に砂利を敷いて自然排水という手段もあります

親切な設計士さんであればこれらの選択肢を教えてくれると思いますが
利益ファーストな方だったら、自然と一条OPから選ばされてしまうかもしれません

〔おまけ〕内装との色合わせ

建物に使用する窓サッシや玄関ドアの色味を
外構で使用するフェンス等と合わせると見た目が良くなります

木目調を採用するときはそれが顕著で
逆に、全然違う色味の木目調が混在していると
デザイン性が損なわれることになります

基本的には建物で採用した色味に外構を合わせていくので良いと思いますが
建物の仕様を決める際に「この色を使いたい」というこだわりがない方は、建物と外構同時に「それぞれどの色を選べば近い色味になるか」で決めていっても良いと思います

我が家は家の正面に木目調の枕木を設置するのですが
玄関ドアの木目調と(画像上は)合いそうな色味を選びました

実物も合っているといいんですが…ちょっと不安です

我が家も使用した外構業者一括見積サイト【タウンライフPR】

以上が我が家が外構打ち合わせを経験して
絶対早めに始動すべき!と思った理由です

でも、早くといってもいつ何から始めたらいいか迷いますよね

間取りがある程度固まってきた段階
実際に外構業者選びを始めることがおすすめです

業者選びは、「○○市 外構」でweb検索するとたくさんヒットして
どこを選べばよいのかわからないと思います

そこで、我が家が実際に業者選びのために使用した新築外構の見積り一括比較サイトをご紹介します

こんな感じで希望を書いていき…

このあと個人情報や建築予定住所等を入力すると、
地域の業者一覧が出てきます

出てきた中から問い合わせたい業者を選択(全て選んでもOK)し、申し込み完了です!
その後各業者さんから連絡があり、打ち合わせ等をしていく流れになります

我が家は3社に問い合わせて、最終的にその中の1社と契約させていただきました

なお、当然ですが、
問い合わせするだけで見積りがもらえるわけではありません
各業者と打ち合わせをして初めて見積りを作成してもらうことができます

もしかしたら業者によっては問い合わせ時の記載だけで
かなーりざっくりした見積りをすぐに送ってくれるかもしれませんが
何も打ち合わせをしていない状態での見積もりには何の意味もありません

誠意のある業者であれば、「まず打ち合わせを」となるはずです

そのため、「本気で外構業者を決めるぞ!」
という気がある方に利用してほしいサイトです

各業者と打ち合わせを重ね、
見積り、提案力、人柄等
様々な指標で比較して、自分にとってベストな業者さんを選んでくださいね



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