見出し画像

ゼウス観戦記2023 第八節 ~ひと山越えて、熱狂の渦~

※お願い
この記事は、個人が勝手に書いたものである。
読んでくださるのは本当にありがたいが、記事を介して
「選手たちの選択や打牌に対して、攻撃的な発言や批判をしないこと」
これだけは守って頂くよう、くれぐれもご留意願いたい。

本放送より引用

↓第八節本配信


晴れると暑い。
そんなことは理解っちゃいるけど、連日の猛暑・酷暑は凄まじいものである。

では、雨の日はどうだろうか?
夕立がサッと降ると、夜はちょっぴり涼んで過ごしやすい。

一方で、雨が降ったことによりかえって高温となることがある。

風が山を越えるときに、登りで雨を降らした場合だ。
山を下った側の風は、乾燥して高温になる。

フェーン現象と呼ばれるものだ。

理科の授業でも教わるこれは、特に湿ったフェーン現象といわれる。
太平洋側を台風が通過した際に、日本海側が顕著に高温になったりする。

また、近年では
「降雨を伴わず、山頂からふもとまで風が吹き降りることで高温になる」
という乾いたフェーン現象というメカニズムも注目されているようだ。



ーーー山を越え、アツい風が吹く。
第八節、まるで天候を操っているかのような”神業”をみせた男がいた。

チームゼウス・鈴木たろう監督。
ゼウスの選択という異名をとるプロが、たった一巡でその所以を示した。

南3局

ラス前の親番、2着目。
ホンイツに一気寄せ、12000点の聴牌。
この局面でグラディウス・風見くく選手からの3sを見逃し!

直後の3sでロン

直後に多井隆晴監督からツモ切りで出た3sを捉え、
アキレスから12000点を直撃。

役役あったらホンイツへ向かえ
理想的な点数状況

5位・グラディウスが-300ptを超えていて、ゼウスは4位。
リーグ戦の順位的には、ヘラクレスかアキレスに負担をかけたい局面。

すなわち、グラディウスへの直撃以外ならどんな和了でもOKだ。
条件が揃っていたこともあり、目前の12000点に囚われず見事に決めた。

同順フリテンを回避してのこの直撃狙いは、俗に山越しと呼ばれる。
チームを、そしてリーグ戦を盛り上げ、熱狂の渦中へ。

まさに”神懸かったフェーン現象”だ。
チーム順位は現在4位ながら、ここから台風の目になるかもしれない。

残り試合も少なくなってきたが、まだまだ楽しみは尽きない。
チームゼウス、なんとかファイナル進出を!


では、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?