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【知見】 3歳G1前のトライアルレースで狙える「高級な馬」
『セレクトセールの高額落札馬』
■ 2023年5月6日 ■
G2「京都新聞杯」
![](https://assets.st-note.com/img/1683527536531-tYWavgDyjw.png)
率直に、3歳G1前に行われる賞金加算レース(例えば「毎日杯」など)や、そのトライアルレースとして設定されているレース(例えば「青葉賞」や「京都新聞杯」など)では「高額馬」が連対する傾向にある。
■ 高額馬とは
基本的にココではセレクトセールにて「1億前後」ないし「1億以上」で落札された馬達のことを指す。
▼セレクトセールとは?
「社台のセリ市」とも言われているセレクトセール
まぁ率直に言えば「値段が高い馬」のこと。
ゴージャスな馬とも言えるし、高級馬とも言えるし、高額馬とも言える。
そのため、もしそれらのレースに、上記に該当するような「高額馬」が出走してきたら、その時点での実績や能力うんぬん以上に「ソコ」に着眼するのも手である。
実際、先日の「2023年:京都新聞杯」では見事、その1億超えの高級馬が予想通り、当然のように連対を確保している。
【1着:サトノグランツ】
2021セレクトセール「1億1550万」
【2着:ダノントルネード】
2021セレクトセール「1億8150万」
サトノグランツはお馴染み「サトノ冠」で著名な里見オーナーの落札馬。
ダノントルネードもお馴染み「ダノン冠」で著名なダノックスの落札馬。
ちなみに両馬とも「ノーザンファーム」である。
例えば今年の京都新聞杯では、セレクトセール及びサマーセールで落札された馬は下記であった。
[ドットクルー] 結果6番人気10着
2021北海道サマーセール「451万円」
[オメガリッチマン] 結果5番人気6着
2021セレクトセール「1760万」
[ファームツエンティ] 結果9番人気9着
2020セレクトセール「3850万」
[サトノグランツ] 結果1番人気1着
2021セレクトセール「1億1550万」
[ダノントルネード] 結果2番人気2着
2021セレクトセール「1億8150万」
『サトノとダノンだけケタ違いの高級馬である!』
ちなみに私(Hi-EPISODE)の京都新聞杯についての投稿は以下。
【2023年:京都新聞杯】
— 𝐇𝐢-𝐄𝐏𝐈𝐒𝐎𝐃𝐄 (@Hi_EPISODE) May 4, 2023
サトノグランツ
ダノントルネード
友道調教師のサトノはココで1着をとりたい場面なのは明らか。川田騎手もダノンでなく同馬に騎乗する。厩舎騎手ともに本気度は高い。
ダノンは西村騎手だが、上記2頭は両馬とも【セレクトセール1億超え】なので、ダノンも優駿に出たい場面だ!
【役立つ豆知識】
— 𝐇𝐢-𝐄𝐏𝐈𝐒𝐎𝐃𝐄 (@Hi_EPISODE) May 4, 2023
東京優駿の前に行われる賞金加算レースやトライアル(青葉賞や京都新聞杯)では、能力うんぬん以上に『絶対に優駿に出さなければならない馬』が出走する事がある。
その筆頭が【セレクトセール高額馬】
その馬が出るレースは(レース選択上)賭け候補、場合により勝負を考慮して◎だ。
なぜなら調教師の立場からすると『圧倒的高額馬を優駿に出せませんでした』は基本、馬主に対して非常に印象が悪い(笑)
— 𝐇𝐢-𝐄𝐏𝐈𝐒𝐎𝐃𝐄 (@Hi_EPISODE) May 4, 2023
かつての池江厩舎「2億円馬:トーセンレーヴ」もそうだった。
同馬は毎日杯・青葉賞で連をハズしてしまう⇒無理やりプリンシパルSで1着奪取⇒無事に優駿に出走、の経緯を辿った。 pic.twitter.com/YqDqtfVlNx
■ 余談
ちなみに私のアカウントやブログで(笑)を使っている時は、ディスっていたりバカにしているワケではなく「これがこうなんだよ、もはや笑えるだろ」というジョーク的な意味合いで使っていたり、自虐的だったり、単純に「深刻かつヘビーな感じではなく、これがこうなんだよ、フフっ」みたいな「割と真剣な話なんだけど、出来るだけ楽しみながら認識しようぜ」的な意味合いで使っています、はい。
この「トライアルで高額馬がいる場合、ソイツから狙え!」というのは、以前のブログ(2009~)から割と長期間記載し続けている私の言説だけど、
実際問題、億単位の金で馬を購入している馬主からすると「馬を預けている調教師が、その高額馬をG1に出せませんでした」となれば、その調教師は馬主から大なり小なり「信用の低下」を招くであろう。
フツーに調教師からしても「自身の信用に関わる問題」でもあるため、厩舎側が『他の馬を100で仕上げるとしたら、ソイツ(高級馬)は120で仕上げる』といったような感じで仕事をするのは、至極真っ当なことである。高級馬の場合「スタッフが一丸となり、いつにも増して全力を尽くす」のは、プロとして当たり前でもあるため、
よって予想する側としては、高級馬を新馬~トライアルの間の条件で見かけたならば『ソコは仕上げてくるだろう』あるいは『ソイツは新馬以降も基本、狙えるぜ』というれっきとした根拠にもなりえるワケだ。
■ 今日のHi-EPISODE ■
トライアルで高額馬がいる場合
「ソイツ」を優先的に考慮しろ。
そして「確信度」を高めるのだ!
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