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まめやど

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#ものづくり

「まめやど」とは

日田のものづくりの特徴は、生活用品が全て揃うこと。小鹿田焼の食器やクラト職人による木のコップや竹の箸。ソファなど家具の産地でもあり地域資源を活用した杉や桧の建築材も多く生産されています。同時に大工や板金、左官職人も沢山います。そんな日田のものづくりが一堂に集められた家が、この「まめやど」です。 歴史的建造物が並ぶ豆田町にあり、日田のものづくりを伝える「ライフデザインショップ エリアス」のショールームでもあるこのまめやどは、日田の地域文化や歴史も同時に伝えています。

まるで温泉

浴槽の縁に置くだけでいつもの自宅の浴室が温泉に!!蛇口の先を注ぎ口にセットしてお湯を出すだけ。ヒノキの香りと一緒に注がれるお湯は、どこかまろやかで温かみがあります。背面には、石鹸なども置けて便利です。 材質:日田桧 無塗装 3.600円+税 企画:hi-count 制作:ウッドアート楽 ​ 開発ストーリーまめやどの改装中に金具の蛇口からお湯が出る姿に味気無さを感じ発案した自分が欲しくて開発した商品です。自分で試作品を作り実際に使ってみると家族の反応は、良好!!「まるで

小鹿田焼

日田を代表する民陶、小鹿田焼の伝統と技法を継承しつつ現代の生活スタイルに適応したエリアスオリジナルの小鹿田焼きです。土を使用し薪をくべ焼きあげる技法は、焼き物一つ一つにばらつきが出るものの人が自然を抑制せず、自然の流れに人が順応する本来の姿です。そこに自然の恵みの温かさを感じて頂きたいと思います。 小鹿田焼とは小鹿田焼は、江戸時代中期に越前の国 小石原 から伝わった李朝系の登り窯です。開窯以来600有余年にわたって、当時の技法を受け継ぎ窯の火を守っています。代表的な技法とし

日田の「食」

清らかな水が豊富であり、山々に囲まれた日田市は、農作物も多く作られています。冬は、椎茸。春は、梅。夏は、西瓜。秋は、梨。それ以外にも美味しい自然の恵みが味わえます。もちろん食するための箸やお皿も「made in 日田」で揃います。

西棟2階(まめやど)

この部屋が一番のお気に入りの場所であり危険な場所。その理由は、大きな曲松の梁。クレーンなどがない?明治時代に持ち上げ、こんなに曲がった木を組み上げている技術に感動します。天井板も一枚一枚が幅広く、手引きした痕跡が残っています。しかし、低い。改装中に移動する度、立ち上がる度、頭をぶつけ星が飛びました。ご来場される方は、十分に注意してください。この部屋には、ソファ産地である日田の家具が置かれています。ソファで寛ぎながら、テレビモニター、ブルーレイディスク、レコードプレーヤー、ブル

浴室(まめやど)

小さな浴槽を取外し脚が伸ばせる浴槽に入れ替えました。その分洗い場や脱衣場がスペース的に影響を受けましたが、ゆっくりくつろげる浴槽を優先しました。この浴室の壁は、日田のヒノキ(伊藤製材所)を使用しています。下壁には、日田市中心部を囲む山々のラインです。なぜ山のラインを描いているかというと、日田の「鷹伝説」に出てくる話を再現しています。鷹伝説とは、かつて湖だったこの場所に鷹が舞い降りると、水が溢れだし現れた土地がこの日田になったという伝説です。ちなみにその時に現れた小高い3つの山

1階西棟4畳半(まめやど)

ここには、小さな掘りごたつがあった場所です。斜め天井ながら増築した部屋で斜め天井ながら上に広い空間です。狭いですが押入れがあるので本やストーブ、掃除道具などを収納しています。杉玉ペンダントライトの木漏れ日シルエットが壁に映る夜の雰囲気も素敵です。 改装時の紹介はまた後日。。

1階居間(まめやど)

西棟一階に位置する畳部屋。もともとは6畳と4畳に仕切られていた部屋を一つにまとめました。明治時代の蔵だった建物を昭和に入って改築されているので天井が低いです。伸長180cmの方は頭があたるくらいです。ここには、日東木工制作の迫力ある4mのゼブラウッド一枚板が鎮座しています。ここで家族や仲間と一緒に食事をしながら楽しめるスペースです。ピアノも設置しているので貸切りご希望の方は、自由にお使いいただけます。 改装時の紹介はまた後日。。