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【脱出失敗】『夜の魔王城からの脱出』初参加は反省点多々…


リアルでは初の、リアル脱出ゲーム!!


リアル脱出ゲームは数年前に色々出だしたときから興味を持ってたんだけど、一緒に行けるようなひともいなかったし、絶対クリアできないでつらい思いするとわかってたから遠巻きに様子を見てたんだよね。

今年初めてその辺を気にしなくて済むオンライン版を見つけて、いくつか遊んでみてやっぱり面白かったから、記念にと思って参加してみたよー。
なにより魔王推しとしては聞き捨てならない。

夜の東京ドームはイルミネーションが綺麗で、歩いているだけでも楽しかったし、ヒントもあったので難易度は低い想定で作られてると思うんだけど、結果はタイトル通りでしょんぼり。。。

期待と不安と飲みかけのコーヒー


2022年12月30日、仕事納めの開放感とともに東京ドームを訪れた成瀬さん。

早めに着いたからコーヒーでも飲もうかしらと紙コップのやつを購入し、飲みながら待つつもりがなかなか冷めず。なんと、まだ半分ぐらい残ってるというのに入場が始まってしまった!
仕方なく、期待と不安と飲みかけのコーヒーをそっと手提げカバンに隠して会場へ。

Gロッソのホールでオープニング映像見たり説明受けた後に、ゲーム開始。
初めての時間制限、65分以内に終わらせないといけないというプレッシャーで、最初の数分は手が震えて文字もうまく書けなくなるほどに緊張した。

最初の謎が解けた人からホールをでていくスタイルなんだけど、動揺している間に早い人達が席を立ち始めたので、さらに動揺。
こんなのハンター試験でしか見たこと無いですが!?
取り残される恐怖で動揺している場合ではなくなったので、私もなんとか謎を解いて外へ飛び出す。

甘っちょろい考えとほろ苦い失敗


ぶっちゃけ謎が解けていようといまいと、外に出てしまえば人の流れに沿って移動するだけで次の謎を手に入れることができる状況だった。
結局ゲームの参加者は大勢いるので、何から何までひとりでがんばる必要はなく、利用できるものは何でも利用したほうがいいということをうっすら悟った。

とはいえ、これまで時間制限なしの謎解きしかしてこなかった私には、「せっかくだから自分のペースでひとつひとつクリアしながら進みたいよねー」という甘っちょろい完璧主義が染み付いており、これが命取りになるとは欠片も思っていない。

さて、謎を集めたら解読のターン。
テーブルを確保して一息つこうと、例のコーヒーをカバンから取り出したら少量のコーヒーがこぼれた形跡があった。

運良く一緒に放り込まれていた数枚のコピー用紙がコーヒーを吸い取ってくれており被害は少なかったのだけど、心のなかで「あああああああ」と叫びながらカバンの中身を取り出しティッシュで拭き取る作業に費やした数分がもったいなかった。そこそこいい値段のしたカバンも無事でよかった。

いや、まあ、蓋もなしに紙コップを放り込んでいたのだからこぼれない方がおかしいのだけど、あの時、一気飲みではなくカバンにしまうという選択をしていた時点で私は緊張に飲まれていたのかもしれない。

ぬかるみにはまり始める


トラブルはありつつも、謎は簡単だったのでサクサク解いていける……と思いきや、ヒントを誤解釈したせいでびっくりするほど解けない問題が現れた。

悩み動揺しているところに「25分経過しました」のアナウンス。
いつのまに全体の半分ほど消費している!?
その後ようやく解けたけど、もうなんかこんなので引っかかる自分が嫌いになるってなった~!!

次の謎!さっきのロスを取り返すべく、サクサクすすみます!サクサクと!
「それにしても情緒がないなあ!ほんとはのんびり謎解きして、雰囲気も楽しみながら遊びたいのになあ!」と心のなかで愚痴りながらチェックポイントを抜けた時ーー
「最後の勇者様!行ってらっしゃいませー!」
という声をかけられたんだ。


いま、いまいま「最後」って言いました?!聞き間違いであってほしい……
……最後?!最後なの?! (動揺)

まあまあ心が折れる


そうか…… 私が最後なのか…… いま私はこの地で最も劣る者なんだな……

と、地図を正しく読む程度の余裕も失い変な方向に進みかけたけど(あのとき「あっちですよ」って声かけてくれた方ありがとう)、なんとか最終グループと思われる集団に追いついた。

追いついたものの、その時点で45分経過。
謎解きだけじゃなく移動も伴うから、思ってる以上に時間の進みが早い。

さらに「まだ■■■までたどり着いていない勇者様は~」というアナウンスも流れた。『まだ』という言い回しが胸に刺さったうえに、スタッフからも誘導の声掛けがあったので、「よし!無理だな!」とハラを決める。

誘導先のヒントをみて、とりあえずひとつチートして飛ばし、最終問題??を入手。
周囲の人たちにならって床に座って問題を読もうとするけど、なんせ魔王城の中は暗い。照明もまばらな夜の屋外だからね。おまけに55分経過してたので、一応がんばったけど時間切れで回収されました。

最初のホールに戻ってきて、改めて明るいところで手元の謎を確認。
あ、解けた。悔しっ。

バキバキに心が折れた


この謎があと数分早く解けていたら私も脱出できていたということかー。
ひとつでも謎解きで詰まったらクリアできないけど、次回はクリアできそうな気もするから、絶妙な時間設定なんだなあ。ふむふむ。

そんな事を考えながら解説を聞いていたところ、どうやら最終問題と思っていたのは折り返し地点で、自分のアタマではあと1時間ほど追加しないと脱出できなさそうだと判明。

ええ……えええ……そういう……うーん……うん……無理だわ……。

やっぱり時間制限のある謎解きは私には向かない。時間制限なしの、まったり楽しめるものだけ遊んでいればいいや。

実は東京ミステリーサーカスにすごく興味があったので、軽率に誰か誘って行っても楽しめるかどうかのチェックも兼ねた参加だったのだけど、これでは誘う側になるなんて無理だと強く思ってしまった。(なお誘ってくれる友達はいない)

そういえば、謎解いてゲットしたアイテムを別の場所で新たな謎と交換する仕組み。これって、引き換えられたアイテムの数で全体の何割が解けたかをカウントすることができるじゃないか。こうやって定量データ取ってるのかな。やるなー。

学んだこと


🏰移動や順番待ち、謎解き(机がある・落ち着ける)場所の確保でも時間を消費してしまう。

移動や順番待ちは仕方ないとしても、せめて謎解き場所は探さなくて済むようにしたいね。そのためにクリップボード持っていったんだけど、結局机にひろげたくなっちゃうんだよな……。

そこは慣れもあるとしても、どんどん増えるアイテムを整頓できるクリアファイルなんかも一緒に持ち歩くと便利かもな。

🏰環境対策も必要

夜の屋外は暗いので、その辺の隅でちょっと謎解きっていうのが難しかった。クリップボードに固定して使える携帯ライトか、光るペンもあると便利だろうねえ。
次回は時間帯や会場マップも確認して、それを踏まえて準備しないとな。

🏰謎解き前にコーヒーを飲んではいけない

コーヒーはカフェインの作用でトイレが近くなるので、途中でトイレに行きたくなってたらそれはそれで時間を奪われてアウトだなあと思った。

🏰結局は経験

謎解きはわりとパターン化されているので、場数を踏んで感覚で解き方がわかるようになってからのひらめき勝負になるんだろうと思う。方程式を頭に叩き込むのが大事。まあ、数こなすしかないのは全部そう。


ま、なんやかやあったけど振り返れば楽しかったよ!今回のような一斉にスタートする謎解きは初めてだったので、あちこちにキャラクターがいて話しかけてくれるところから新鮮で面白かった!

特にマメール(小日向 真芽)さん!Gロッソという場所もあって、ヒーローショーのお姉さんみたいで元気でおちゃめでかわいかったな!
最後にはみんなの記念撮影にも応じていて素敵な人だったー。

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