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スーパーシティ法…個人を監視するなら、行政も監視させてくれない?

スーパーシティ法とやらが国会で可決された。

詳しい内容は知らないのだが、銀行口座とかキャッスレス決済とかいろんなデータを行政が一括管理することができるようなイメージ。

今朝のモーニングクロス(MXテレビ)では村上という文科省の官僚がスーパーシティ法のメリットを説明していた。もちろんスーパーシティ法を進める立場だからいいことしか言わないわけだけど、結局は個人情報を行政がマイナンバーかなんかを使って監視することができるようになるってことみたい。

結局IT化の流れは止めることができないわけだから、個人の情報が行政に管理されるようになるというのは仕方ないことなんだろうな。それによっていろんなことが効率化されて、預かることができる恩恵もたくさんあるわけだら。この大きな流れにあらがっても、きっと取り残されるだけなんだから無駄な抵抗なんだと思う。

ただ、個人の情報が行政に管理されるんだったら、行政の情報も個人に監視させろよ!って思うわけ。

自民党だけでなく震災直後の民主党も、重要な会議の議事録をことごとく残してこなかった。もっとさかのぼれば、太平洋戦争敗戦直後の日本では公文書を燃やす煙が数多の行政機関から上がっていたという。(実際に見たわけではないが…)

事程左様に日本人には隠蔽気質が備わっているわけだから、市民が行政に議事録を残すようにしろと言っても無駄なんじゃないか?責任を取りたくないから証拠を残さないわけだから、後々自分が責められるかもしれない証拠をわざわざ自らの手で残すようなバカはいないだろう。

つい先日、有識者会議かなんかで議事録を残さなかった理由として「自由闊達な意見を発してもらうため」という説明があった。どこまでも責任回避をしたいわけだ。

わかるよ、その気持ち。僕だって同じだもん。自分の言ったことの責任を後々取らされるような証拠を残したくないもん。でも、国や地方の行政を預かる立場にある政治家や役人がそれでは困るんじゃね?

だからさ、スーパーシティ法で市民を監視できるようにするんだったら、返す刀で行政のことも市民が監視しやすいようにしてほしいわけよ。

ITについて詳しいわけじゃないから、具体的なことは言えないが、国や地方行政を1つのシステムで管理して、いつでもどこでも公文書を市民がネットで閲覧することができるようにする。そうすりゃ誰がどんな決済をしたのかわかるじゃん。

あそこの道路の舗装工事を決済したのは、市役所の○○課の誰々さんだとか、あそこの通学路の歩道整備を却下したのは誰だとかが分かるように。そして、会議については議会のような大きなものから打ち合わせレベルの小さなものまですべて音声データを保存してAIで文字起こしをする。職員は声をシステムに登録しておいて正門から誰の発言化を自動的に判別できるようにしておく。こんな感じで議事録を自動的に作成してアーカイブしてネットで閲覧可能にする。

これぐらいやってもらっても、まだ行政と市民が平等ではないような気は留守が、ちっとはましだろ?

思い付きで書いているから、プライバシーなどいろんな課題はあるだろうけど、結局言いたいことは行政に一方的に管理されるのは嫌だってこと。

行政が僕を管理するならば、僕にも行政を管理させろ!

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