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雑記(デジタル、アナログ)


先日、事情があって自費PCR検査を受け、陰性だった。

費用は、シェアすべき情報だと思うので、松戸駅近の病院では税込みで22,000円。
電話予約して検査、翌日には病院で結果を聞け、検査の証明書をもらえた。

ネットでざっくり検索してみるとこの値段は比較的良心的な部類にみえるが、それにしたって高額だし、検査自体は検査でしかないわけで、その時点で感染しているかどうかの目安にすぎない。

ワクチンは接種無料の制度になったようだから、さっさとファイザーでもなんでも承認して投与をはじめてもらいたい!という派なのだ(ただしロシアと中国製はちょっと……)。

‥‥‥

2020年ともなるとIT蛮族であるおれも、液タブやスマホの圧に今さら屈服し、自分の指というか手がこんなに邪魔だとは……とか、全っ然タップに反応してくれない……みたいな寝言を吐く羽目になった。

自分にとってのデジタル(板タブ&液タブ)とアナログの分水嶺は、「効率」のみにかかっているので、現状「ネーム」はフルデジタルというかフォトショ(原稿のテンプレート)上で板タブで描くのが「効率」がよいが、「下描き」「ペン入れ」はアナログのほうが断然早く、「効率」がよい。

ペン画をPCに投入してからののレタッチは(ペン入れ以降の「効率」はデジタルの圧勝)、もちろん液タブが圧倒的に「効率」がよく、液タブ上で定規をあてて直線を引くという、デジタルとアナログがこんがらがったような技法も自分にはけっこう有効で「効率」がよい。

しばらくは上記の使い分けでいってみたいのだ。

といっても、自分は大昔に最初期のコミスタを使ってみてピンとこなかった経験から、未だにクリスタを導入しておらず、その辺り、判断保留のところがある。

ところで液タブは、20年頭に発売された、ワコムの廉価版?の

↑ Wacom One 13
を使っているが、自分にとっては必要十分である。

実質4万という値段もよろしいが、それ以上にサイズがこじんまりしていて取り回しのしやすそうなところ(15 x 357 x 225 mm)に惹かれたのだった。

机上をとっかえひっかえ(!)するアナログデジタル折衷派には、地味に大事なところである。

実際、これのひとつ上の機種のWacom Cintiq 16 FHDのサイズは、24 x 422 x 285 mmと微妙にでかくなり(A4とB4の差というか)、躊躇していたのだ。

もちろん、液タブを導入したからといって板タブは引退ということではなく、より「効率」のいい方を選択するということである。

範囲指定など、ページ全体を見渡しての作業はどうしたって板タブのほうが「効率」がよい。

もちろん、液タブを使いながら机上のモニターも同期させているので、見渡したい状況では視線をずらせばよいだけなのだが、そこでWacom Oneの問題点である入力ペンの貧弱さが露呈するのである。

20年くらいワコムの入力ペンの二つボタン(サイドスイッチ)になれてきた自分にはOneのペンのシングルボタンという仕様は納得がいかない。

そして、細い、細すぎる!

サイドスイッチについては新アクセサリーの開発を至急要請!というしかないのだが、ペンの細さについてはなんか工夫をこらしたい。

実際ぐぐってみると、いろいろ挑戦している向きは少なくなく、よく見るのが自分はシャーペンにぐりぐりねじこんで重宝している「プニュグリップ」という小児向けの補助グリップを用いる方法で、自分もやってみた。

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そのままではねじこめないのでばっさり切断するよりないのだが、固定するのに、なんでも売っている(!)ホームセンターで極細の結束バンドを買ってきて試してみる。

見事にびくともしなくなるのでおすすめといえる(100円くらいで一生分の……)。

また「もちかたくん」という、おなじく小児向けの補助グリップを見つけ、製品本来の指の置き方とは全然違う使い方をしているのだが、人差し指をペンから離して固定できるので、液タブの視界がわずかに広がった感があってなかなかよい。

あくまで自分には向いてるというだけで万人に便利かというと違うだろうが……

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