マガジンのカバー画像

萩原玲二作品

9
萩原玲二作品
運営しているクリエイター

#萩原玲二作品

つむじ風の磐吉

2/28発売のコミック乱4月号(リイド社刊)に 『つむじ風の磐吉』(1C・38P) が掲載されています。 ぜひ、ご一読を!(拝) 本noteの以下のエントリで触れている作品であります ↓ 実は本作、モーニング連載中の『艦隊のシェフ』の作業が本格化する前、去年の今頃にはほぼ完成していた原稿で、38という微妙に多めのページ数と、2021年は「コミック乱」誌にとって激動すぎる一年であったこともあってか、台割が確保できず、お蔵入り状態だったのでした。 そういう事情から、原

艦隊のシェフ(1)アーカイブ

艦隊のシェフ(1)収録7話の、初出アーカイヴです。 各話の備忘録も、逐って追記したいと思ってます。 アーカイブということで、各話のタイトルは原作の池田さんの「ネーム原作」につけられた「原題・仮題」であります。 ‥‥‥‥‥‥ 1話 (無題)(4C4P・1C24P) ―――――― 2話 駆逐艦とカレー(26P) ―――――― 3話 柱島で朝食を(24P) ―――――― 4話 煮魚の味(24P) ―――――― 5話 トンボ釣り(24P) この掲載号では巻頭記事に監修

艦隊のシェフ【新連載告知】

むっ! 現在発売中の、週刊モーニング誌(講談社刊)40号・119pに、新連載のお知らせがっ! 『艦隊のシェフ』 原作・池田邦彦 作画・萩原玲二 原作の池田邦彦さんは、「ネーム原作」であり、池田さんと自分ではその漫画のスタイルにかなり違いがあることもあって、作画においては、萩原なりのアレンジを存分に発揮させていただいてまして、合作感の大きい作品になっていると思います。 そして監修には、藤田昌雄さんにお願いしています。 藤田さんは自分の専門は陸軍だと謙遜されますが、『写真

【ワクチン2回接種記念】新連載情報

ファイザーワクチン2回目を接種して2週間以上が経過し、これでデルタ株おそるるに足らず!!!! 否!! 足りる!!!!! そんな世情(中島みゆき)におそれおののきつつ、自室に引きこもり、息も絶え絶えに漫画を描いているのですが、実はちょっと前から、曠野(インターネット)の片隅で、ひっそり ↓ のようなお願いを…… 担当氏が具体的に募集要項を書いてくれていますが、作品の雰囲気がわからない段階で、いきなりレギュラーで!というのはハードルが高いようにみえます。 もちろん、レギ

KNGSNNN2021

AKOM KTYR 丑年ということで、「くだん」を! ↓ 牛頭人身!(くだんのはは…) 人頭牛身! 『怪談百物語 新耳袋 第五夜 うしおんな―くだん』(木原浩勝・中山市朗・小松左京・萩原玲二 / 2015)からの抜粋なのであります(宣伝)。 ‥‥‥ 2020年は転がるはずが転がらず、転がっても渋滞中みたいな事情で、こうした場合、原動機の回転数をあげてもから回りするばかりですし、かつコロナ禍という世界規模の暖機運転というか、ダウナーさにもやられてしまい、ていたらくに

雑記(重版、別名義)

むっ! 『戦国人物伝 斎藤道三 (日本の歴史 コミック版 73)』(ポプラ社刊)に重版の吉報が! 本書の企画自体は、もちろん今年の大河ドラマ『国盗り物語』(?)に沿ったもので、コロナ禍の直撃を受けたとはいえ、主演(?)本木雅弘による斎藤道三の役作りは、従来の道三のイメージを刷新した画期的アップデートといえ、信長との会見にせよ、平田先生の『劇画信長公記』の影響から脱しきれない自分としては、総髪でイケメンな道三像にしたたか感じいったのだった。 といっても地上波視聴の環境はない

戦国人物伝 斎藤道三 (日本の歴史 コミック版 73)

『戦国人物伝 斎藤道三 (日本の歴史 コミック版 73)』(ポプラ社刊)であります。 ぜひ、お手にとっていただき、ご一読を! 描き下ろし100P!―――自分は基本的に作画のみ担当しました。 いわゆる「学習漫画」の括りの作品でして、本作の新規な点は、「斉藤道三伝説」とされる説話が実は父子二代にわたるもの、という近年のほぼ定説にのっとっていることだと思います。 仮に自分のオリジナル作品であったら、コッポラの『ゴッドファーザー PART II』〔1974〕をなぞって、デ