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第39回 一万人の第九

すまい、と思いながらもやっぱりせずにはいられないこの話題。

12月の風物詩と言えば、「甲子園ボウル」と「一万人の第九」だ。

ここ2年は、コロナの関係でリモート(わけありで応募できず)、その前は抽選落選で出場できなかったが、来年こそ、生開催で生出演したいものだ。

第九の合唱団の適正人数は何人なのかよくわからないけど、一万人で歌うというその無謀な試みは、本当に素晴らしい。

当然のことながら、視聴席で聞いていると、歌唱のタイミングは大きくずれているのだろうが、そこがまたいい。

これが、もしばっちりずれもなくあったなんて日にゃ、一万人で歌う価値もないというものだ。

2か月も3カ月も日本全国、はたまた世界各国で練習を重ねて、ほぼぶっつけ本番で当日を迎える。そして、あまりにも広いので、音はずれる。それでもめげずに歌いまくる。

あな、素晴らしや。

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人間であることをかみしめられる3カ月間。そして感動の一日。感動の45分。

是非、来年は大阪城ホールでお会いしましょう。


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