【23/10/21】第6期統率者神挑戦者決定戦レポ

概要

 第6期統率者神挑戦者決定戦に【軍団のまとめ役、ウィノータ】デッキで参加し、2勝4敗であった。
 ウィノータ使いの中ではかなりいい方だったのではないかということと、前回の0-6から大きく前進して嬉しかったということを理由に、忘れる前に覚えていることを軽く書いておきたい。

使用デッキと選択理由

 デッキの選択理由としては、【フェアリーの黒幕】【オークの弓使い】【一つの指輪】などが登場してからのcEDHで青いデッキを握って予選を勝ち上がるには相当な実力が必要だと思われるため、非青かつプレイングが簡単なデッキを握りたかったということがある。
 また、上振れたときに非常に勝ちやすいため、実力以上の結果を残すことを期待できるという点も魅力であった。

 デッキの内容としては、海外型とは異なり【鏡割りのキキジキ】コンボを搭載していないほか、自分のプランを押し通して戦いたいという考えから【剣を鋤に】【削剥】【耳の痛い静寂】といった妨害や【Rick, Steadfast Leader】のような打点増強カードを抜き、ウィノータを守るための【Goblin Chirurgeon】や【救済の波濤】のようなカードを採用した。


1戦目

スライサー、〇ケンリス、Simon, Wild Magic Socerer、ウィノータ
4番手で【宝石の洞窟】、【悟りの教示者】、【ゴブリンの熟練扇動者】などの5枚でキープ。色が出ないので0ターン目に【宝石の洞窟】から【悟りの教示者】で【魔力の墓所】を加えるが、【魔力の墓所】にSimonから【意志の力】が当てられる。
手札が空になりマナもなく、何も引かなかったので眺めていたら、スライサーが走り切りそうなところでケンリスが神託者コンボを仕掛けて負け。

2戦目

ティムクラ、ティムクラ、ティヴィット、〇ウィノータ
土地土地【太陽の指輪】【離反ダニ、スクレルヴ】【悟りの教示者】【歪める嘆き】などで7枚キープ。
1tダニ、2t歪める嘆きで種を揃えて3tウィノータから【イーオスの騎士長】がめくれる。
その後はダニがウィノータへの除去をけん制している間に、【心優しきボディーガード】【命の恵みのアルセイド】【聖域の僧院長(宣言2)】などを展開し除去を避けつづけ、最後まで妨害をくらわずに走り切って勝ち。

3戦目

ウィノータ、〇ログテヴェ、ローアン
こういう卓では耳の痛い静寂不採用が響く。
【宝石の睡蓮】を絡めて2tウィノータ誘発ハンドで7枚キープ。
ログテヴェが1t【愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット】から【ロフガフフの息子、ログラクフ】をサクって3ドロー。
2tウィノータ誘発させるも外れ、返しにログテヴェから【滅び】。
3tに【Clown Car】で再展開するも、返しにログテヴェが【むかつき】。当然止まらず負け。

2tウィノータでキープしたが、1tに【弁論の幻霊】などのスタックスを出せるまでマリガンするべきだったと思う。

4戦目

〇ウィノータ、ティムクラ、スライサー(G1と同じ方)、マルコムトラシオス
【宝石の睡蓮】【Goblin Chirurgeon】【ウルザの物語】【魂の洞窟】など7枚でキープ。
1tにゴブリンとトップから降ってきた【羽ばたき飛行機械】を出して終わり。スライサーが1tスライサーと【次元の混乱】を設置。
2t宝石をキャストするが次元の混乱で消える。
スライサーに青赤剣がつき走り回るのを全員で眺める展開。
4tウィノータキャストからスライサー含め3誘発で【オーラ掠りの魔導士】に【憤怒の息吹】をつけ追加コンバット、追加コンバットで大量のトークンを獲得しスライサーをチャンプできるようになる。
そのまま一周回ってきて10数回ウィノータを誘発させて勝ち。

追加コンバットを得たときにマルコムトラシオスが妨害を打とうとしたが、「ここに妨害を打ってもスライサーが勝つだけ」と言ったらティムクラの方が同意してくれたので追加コンバットに入れた。ここら辺のやり取りがcEDHでも難しい。

5戦目

ロッコ、〇サーダアデール、ウィノータ、ウルザ
【宝石の洞窟】【エイブンの思考検閲者】土地土地土地で5枚キープ。エイブンはロッコとサーダに刺さるので5枚キープの中ではかなり強い。
サーダが1tサーダ、2tウルザからクリプトを取り、3tのサーダ誘発対応でエイブンを投げるも【マナ吸収】される。【一つの指輪】をとって【運命のきずな】で追加ターン。追加ターンで【墓掘りの檻】が出てくる。
その後ロッコが【耐え抜くもの、母聖樹】を持っていそうな仕掛けをしたのでウルザとサーダが協力して止める。しかしその過程で沢山カードを引いたサーダが返しに走って負け。

6戦目

トラティム、〇ウィノータ(相手の方)、逆嶋木霊、ウィノータ(私)
上のウィノータにすこし走らせてトラティムに全除去してもらうプランでゆっくり目の7枚キープ。
上ウィノータから1t【エメリアのアルコン】。
トラティムと逆嶋木霊が動けない間に誘発から【月の大魔術師】【スレイベンの守護者、サリア】が出てきてカチカチ盤面になり、そのまま完走されて負け。しょうがない。

結果論としては早いハンドをキープしていても勝たなかったが、もう少しマリガンして早いハンドを探した方がよかったかもしれない。

感想

 対戦相手への妨害を完全に放棄して自分のプランを通すというデッキプランに間違いはなかったと思う。今回のハンドもそこまで上振れたわけではないので、上振れ狙いを継続すればその内3‐4勝できるかもしれない。
 また、すぐに終わるゲームが多くなる都合で休憩時間を十分に確保でき、体力的に非常に楽であったし、考えることが少ないので脳の消耗という点でも楽であった。
 ただ、ハンドが増えず選択肢が少ないことから技術的な介入要素が非常に少なく、ずっと使っていて楽しいかと聞かれると答えに窮したり、「運がいい」という以外では予選を抜けるのが厳しかったりという問題点があると感じた。

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