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THE ROAD FOR SHOGO~浜田省吾への道 Vol.4中嶋ユキノその2

浜田省吾の魅力を、浜田省吾を取り巻くさまざまな人たちと浜田さんとのエピソードトークから紐解く特別企画。9月のインタビューゲストは、浜田省吾のツアーにコーラスとして参加し、浜田さん自身が初めてプロデュースに関わっているシンガーソングライター、中嶋ユキノさんです。
ツアーではコーラスとして参加している中嶋さんですが、今日は、浜田さんからの無茶ブリについて。
インタビュー:屋形英貴(広島FM)


私にとって父のような存在になっていったってのは、大きいですね。はい。

ーツアーに参加するようになってどれくらいですか?
 
中嶋
今年で8年目ですかね。早い!えー、ホント?15年からだから、そうですね。
 
―色んなことも今まであったんじゃないですか?
 
中嶋
ありましたよ。ホントにありました。
まぁ、コーラスとして参加させて頂いているので、基本的にリハーサルでしたことを、こう自分たちの中で応用して、本番で歌うですけれども。
2016年のアリーナツアー の時に、確か12月のさいたまスーパーアリーナで やった時にですね、ちょうどライブの収録があったんですね。
で、浜田さんが楽屋に来られて、「中嶋さん、実は今日、“永遠の恋人”という曲をやるんだ。弾き語りでやって、お客さんと一緒にみんなで歌うんだけど、中島さん 歌ってくれる、一緒に」って言っていただいたんですけど。
「え、どの曲ですか? 私、永遠の恋人?え、どんな曲ですか?」から始まりですね。
リハーサルで、とにかく必死に覚えて、「あ、ヤバイ、どうしよう。これぶっつけ本番どうしよう、、、」
 
(浜田さんは)「大丈夫だよ」つって、「みんな、お客さんもみんなで歌うから」って言うんですけど。
そこがまたね、浜田さんよくあるんですよ、そういう抜き打ちというかね。

多分、自分が1人で歌うんじゃなくて、女性のお客さんも、こう一緒に歌えるように、こんなキーだよみたいな、同じそのメロディーが、ユニゾンで歌ってもこんな感じ、女性は上だよ、みたいなのを、私にこう 託したというか、“中嶋さんの、ココ歌ってるのが女性の音域ですよ”みたいなことを多分やりたくて。
ただ、それ、もうちょっと事前に言ってくださればよかったのに、みたいな、 なんかね、そういうのがありました。
 
―いや、それは、まあ、ある意味、浜田さんが、中嶋さんを信頼してるっていうことですよね。
 
中嶋
そうですね。「まあ、中嶋さんだったら覚えられるよね」「エーッ」みたいな。 確か広島でも歌いましたね。
 
―そんなことにも慣れて
 
中嶋
あの、浜田さんと、その、15年の時は、なんかこうもう、 「うわー、うわっ、キンチョー」ていう感じだったんですが、やっぱご一緒させて頂けば頂くほど、浜田さんの、人柄というか、ちょっとお茶目なところだったりとか、紳士なんだけれども、 なんかすごい、温かみがある、人間味がある方だなっていうのが、すごく印象があって。
で、私にとって父のような存在になっていったってのは、大きいですね。はい。
 
―浜田さんも娘のように思ってらっしゃるんじゃないかと思いますが、、ま、そんなお話をお伺いしたところで、はい、娘じゃなくて、恋人役で歌った、この曲を。
 
中嶋
それでは、(聞いてください)永遠の恋人。


THE ROAD FOR SHOGO~浜田省吾への道は、広島FM「#PUSH」で、毎週水曜日、15時10分頃から放送中。9月に登場するのは、ツアーでバックコーラスを務め、浜田さん自身がプロデュースもされているシンガーソングライター、中嶋ユキノさんです。世代のまったく違う彼女から見た浜田省吾について話してもらっていますので是非、お楽しみに。

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