12月6日(月)

このまえ、久しぶりに夜遅くまで飲んだ。今年の秋冬で良かったことはビールの美味しさを再確認できたこと。

クリエイティブを作る人と、マネタイズする人、その間にいる人、全てを汲むのは難しいと思った。自分のやりたいことだけでご飯が食べられるほど、そんなに甘くない。そもそも存在しない概念をマスに肥大化させる上で、インディーズやインディペンデントの人たちから批判を受けることは本当に多いと思う。ダサい事をやってるだとか、浅いだとか。大学生の頃に「自分の好きなもの/人だけ取り上げるのは、雑誌じゃないよ(=zineだよ)」って言われたことがある。本当にクソな上司だったけどそれだけはずっと残っている言葉。大きくするため、お金を稼ぐため、それらの目的をしっかりコミュニケーションする立場でもあるんだと再確認する。

私の実力不足と媒体の権威のなさと、そういうスケール感に負い目を感じながら日々やってる。批判を受けて揺らぐ弱メンタルは無くなって、少しだけ合理的になってしまった。良く無いこと? 

批判するのは本当に簡単だと思った。時々そういう人に会うけど、ほとんどが対象の本質を見ていないし、愛も無いし、自分よがりになってる。そういう時はスナックで会った知らないおじさんに、人生について説教されてる気分になる(それでも、所感や大枠の雰囲気、評価って大事だから受け止めるけど)。自分を誇示したい?

山内マリコの「かわいい結婚」、2部が最高だった...。年内は山内マリコを読破しようと思って、4冊目に涙するなんて。自分をモチベートする何かを探すのうまくて良かったー。相変わらずいい音楽は聴けてないけど...。



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