とにかくパーティを続けよう

サマパラ2018トラジャ単独公演についての感想文をつらつら書いていこうと思う。セトリを1つずつ振り返るのではなく、ざっくりざっくり思ったことをだらだらと書いていきたいと思います。なんか暗いし長いし怒ってるし、少しでも嫌だなと思った人は途中で読むの辞めてください。(書き終えた後改めて読んでるんだけど、本当に無駄に長い。)

サマパラ始まる前。去年と同じでトラジャの夏は始まるのが遅いね。幕が上がるのが8/18なわけだけど、それより前に他の現場の楽しそうなレポが沢山流れてきてそわそわしてた。夏が始まってるのが羨ましかったし、夏が始まるのが怖かった。他担の楽しそうなツイートを見る度、今年はどんな夏になるのか全然想像がつかなかった。なんてったって初めての夏だし、私の見たいものと違ったらどうしようって。それと同時に私の思い違いかなと思う部分もあるけど、トラパラが始まる前いろんな人がいろんな現場に心奪われているようで少ししんどかった(こういう私も宇宙パラやらサマステに繰り出しているんですが)。でもさ、正直そういう流れあったよね?Travis Japanたちが何がやりたいのかどこに行きたいのか、あんまり掴みきれなくて、少し気持ちが離れてた部分あったよね。少なくとも私はあった。

いざコンサートが始まった初日、こんな事言うのもあれですけど、TwitterのTLなかなかに荒れてた。うみちゃんは足を怪我して数曲踊らないし、グループセトリの最後ではGuysPLAYZONEはやるし。やって欲しくなかった、解釈違いだって意見を結構見た気がする。私は初日の昼公演は入ってなかったのでツイートでガイズやったって知ったんだけど、正直「ああ、ガイズやったんだな。」って感情しか浮かばなかった。そこに歓喜とか落胆とかは何一つなくて、本当に事実として認識しただけだった。なんの感情もでてこないレベルで興味が薄れてしまったのかと少しショックを受けてる自分はいた。まあリアルに見ないと何もわからないタイプの人間ではあるので多分そういう理由だったんだと思う。

夜公演実際入って、パフォーマンスを目の当たりにして。2人でワンデイをやったこと、5人で星スパをやったこと、7人で夜の海をやったこと、7人でガイズをやったこと、どれも過去の7人それぞれが通ってきた歴史とこれから7人が作っていこうと思っている希望なんじゃないかって受け取った。気持ちが浮ついてた原因だった「何を目指してるのか」の部分も分かった気がするし、それが私の見たいものでもあったから尚更。だから自分は直ぐに過去の曲をやることが受け入れられたんだと思う。

だからぶっちゃけ公演が進んでからもちょこちょこ目にした「ガイズやって欲しくなかった」っていう意見を見る度に心が苦しくなってた。今年7人でガイズをやったことはただ声が出て盛り上がるからじゃないし、去年の上書きでもない。去年のガイズはここに「Travis Japanというグループがいたんだ」という存在証明だっだけど、今年のガイズはこれから新しいアイドルとしての未来を切り開くんだ、新しいアイドルの形を提示していくんだ、という意思表示だと私は受け取った。去年との今年じゃ曲の意味合いが違うじゃん、わかるでしょと思ってた。ガイズをやる覚悟が見えなかったってそんな、それはあまりに過去に固執しすぎてるんじゃない?って。正直に、ぶっちゃけて、心の内をそのままに言うと、今年のガイズの意味合いを理解できない位過去に固執しているのは余りにめんどくさいし、可哀想だとすら思う。

好きだったものが変わっていくことに動揺するのは分かる。それが受け入れられずに落ち込んで悲しくなるのも分かる。衣装に、歌割りに、ダンスに、煽りに、いなくなったメンバーの面影を感じてしんどくなるの凄く分かる。だからといって今を否定するのは違う。私がトラジャを初めて見て好きだ!と思ったのは2016年のEXシアターでギリギリ9人の時。プレゾンをリアルタイムで見てるわけじゃない新しめのファンで、中途半端だという自覚はあるけど、大きなゴタゴタが立て続けに起こった過渡期を見てきたんじゃないかと思う。私が好きになった時のトラジャと今のトラジャは色んな所が全然違う。結成当時から見れてるわけじゃないからお前何言ってんだと思う人もいることは重々承知だけど、メンバーも、雰囲気も、踊ってるダンスのタイプも、メンバーが持ってるグループ意識も全然違うんじゃないかな。

どこからものを言っているんだって感じだけど、今が受け入れられない人は昔のトラジャの魅力がどこにあったのか、今のトラジャの魅力がどこにあるのか、自分が好きだったのはなんなのか、改めて考えてみたらいいんじゃないかと思う。どうして受け入れられないのか、自分は何を見たくて何を応援したいのか、メンバーが減った増えたっていうわかりやすい部分だけじゃなくて、今のジュニアの状況はどうか、彼らの年齢やグループの置かれている立場がどう変化しているのか、とか。冷静に分析してみることって意外と大切な事だったりする。そうしたら受け入れることは出来なくても、少しでも前を向けるきっかけに、せめてモヤモヤがちょっと薄れたりはするんじゃないかな。分からないけど。

3月26日、横アリTravis Japan単独公演に向かう途中の東横線で考えてた「なんでトラジャを応援しているのか」の理由、今回のサマパラを見てやっと見つけた。私は「Travis Japan」というグループが描く物語を見続けたいから応援しているんだ。これまでTravis Japan今と昔じゃ全然違う、なんて書いてるけど変わらないところもある。それはパフォーマンスのクオリティとステージに対する真剣さだと思う。それが見れるうちは、それが感じられるうちは私はTravis Japanを応援したい。青山劇場の板の上に立つためだけに集められたメンバーが色んな出来事を経てアイドルグループとしてどう大きくなっていくのか見届けたい。私はこの物語の途中からしか目にすることは出来てないけど、過去があるから今があるし未来は今の延長線上なので、メンバーが変わったことも雰囲気が変わったこともその他諸々も、過去も今も未来も受け止めていきたい。

宮近くんがオーラストリプルアンコの挨拶で、「泣かないよ、もう減らないからね。」って言ったの、情緒のないオタクだからその時はゲラゲラ笑ってしまったんだけど、言質取ったからね!?なんて気持ちもちょっとある。去年の最後の挨拶で宮近くんの言葉が出なくなった原因なんて、あの会場にいた人なら誰もが分かってたことだと思うけど、それでもこう直接言われると、あーそうかもう(多分)誰もいなくならないのか、なんて変に感心してしまった。

Travis Japan、これからどうなって行くのかな。たのしみだ。とにかくパーティーを続けよう。これからもずっとこの先も。