真似る、学ぶ

暑い日が続きます。非常に暑いです。私の職場ではコロナの影響も出ております。
しかしながら、オンライン上では暑さもコロナもさして影響はございません。
まさにオンライン上の彼方より、必要とされる誰かがこの記事を見るのでしょう…。

こんにちは(こんばんは)
社会や個人に、生き抜くために、まさにサバイバーとなるべく、武術を用いて役立てたら、還元できればと思い、ここでささやかながら記事を書いております。に、合わせて伝統武術が生き遺るための発信の場としても活用させていただいております。
必要とする誰かに必要とされる事が幸いです。
よろしくお願い致します。

さて、本日は真似る事から、話が展開致します。展開し過ぎたら途中でやめます。

武術というか、色んな事に共通することで、皆さまもよくやってる事と思います。
真似る、マネる、です。モノマネでもあります。

学ぶ、は真似るから来ているというのはほとんどの方が知っている事だと思います。
浸透しすぎてどうでもいい、となりがちですが、真似ないと学べないわけです。

伝統武術をやっておりますが、私も私の他の数人の同じものやってる方、師匠もしかりそのまた師匠もそのまた師匠達も『真似て』きたわけです。
で、自分で理解して、伝えてきているわけです。
私のしている武術は数百年、大元と言われる武術から言えば数千年ともいえる壮大な時間が、現代まで伝わっています。
伝わりかたについては、また暇があれば書きたいと思います。

真似る事ですが、その人の動きをよく見て、自分でその動きをよく想いながら、自分の身体で動いて理解していくわけです。

理と実は兼ねる、という事、静と動ともいえましょう。

非常に大事なプロセスですが『自分で』理解しないと使えないという事がキモとなります。

教えた通り動けるのはいいのはいいのですが、その動きだけです。
理解して動くのと、そのまま動くのでは大きな差があります。

逆に教える、という立場になればそれがはっきり分かるという事です。

他は知らないのですが、私の師匠や師匠の師匠は『なんかやってみろ』と言うわけです。

なんにも出なければ、なんにも出ない、出来ない、と同じです。
言葉でなくてとも出来ないという結果がすぐ分かります。

また前に立って『なんか掛けてみろ』と言われて、何にもでないと、めちゃくちゃやっていても出来ない、という事です。

何時間やりました、努力しています、毎日8時間は何々やってますなどは、美しいかもしれませんが、出来なければ結果『出来ない』という事です。

無駄な努力ということともいえます。
厳しさというのは体力トレーニングとか叱咤激励、罵声の嵐、体罰を耐える…!

とかでは全くなく、出来る出来ない、自分が思った事が出ない、とか何にも成さないとか、そうゆうものが厳しさといえると思います。

耐えれば終わるものは、厳しいとは全く違うものといえましょう。
それは『しんどい・辛い』だけです。

話が大きくなりましたがら真似るのは大事ですが、真似て理解して出来ることが非常に大事になるわけです。

出来ないのであれば、出来るようにすればいい話です。非常にシンプルです。
時間がかかるから嫌だとか、早く、とにかく早く、というのもあるようですが、誰もそんな期待していません。

自分でしか自分を追い詰められません。
できればいいんですから、出来るまでできるように真似たり、その中でトライアンドエラーを繰り返して、また試していけばいいのです。
死ぬまでは時間は自分でコントロールして生きるわけですから、自分で考えてやるだけです。
死に向かって生きてるわけです。
いつ死ぬかなんて自分ですら分からないんですから、死ぬ事考えているような無駄な時間こそ無駄ともいえます。
人それぞれですが。

また時間感覚というのは非常に重要です。
大切に思うか、長くみるか、刻んで生きるか、人それぞれですが。

周りがガヤをいう、同僚や先輩がお前はできない、お前はダメだという…のもあるかと思います。
出来てないのはそうなんですから、そうなんでしょう。事実です。
それ以外の罵声やなんやは必要ないので、まさに言いたい奴には言わせておきましょう。

しかし、上に立つより下からの方が相手からはこちらが見えずこちらはよく見えるというところです。
武術的には『呑む』といえるところでしょうか。
地形戦術となると話は全く別物ですのでご理解下さい。

さて、このままだと違う話になりそうなので、また別の機会にします。

という事で、今回はこのぐらいで終わります。
武術ですが、全く物理的な話をしてないので、たまには武術の技法的なところにもソフトタッチくらいで触れていきたいとも思っています。
技法や技術となると、文面では伝わりにくいばかりか、誤解釈、全く分からない方も出ますので、あまりたくさんは触れずソフトタッチです。
私の文章での表現が難しいというのも当然ありますが。

それでは。

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