夏本番

こんにちは。毎日毎日暑い日が続いております。汗もとんでもないくらい出ます。夏は痩せるわ〜なんてことも言われますが、逆です。夏は太りやすいです。そのまた逆に冬は痩せやすいのです。知ってる人は多いかもしれませんが。この汗というのは気化熱で体温上昇を防ぐ目的であり、カロリー消費の目的ではないです。脂肪を燃焼するほどの運動をしてないので、痩せるわけないです。何にもしなくて何か得られるわけないので、あんまり期待しないほうがいいかと思います。

ということで、この記事では伝統武術を用いて、社会や日常生活において役立て、個人の生き残りと伝統武術としての生き遺りを目途として、必要な方に必要とされることを幸いとして記事を書いています。

武術というのは地味です。派手さは全くありません。むしろ派手だと使えないのです。派手なことは非常に好まれる特性があります。アクション映画に、特撮系のものなど、とにかく大きな動きのパンチやキックなどの連続です。なんでこれがあるかというと単純に誰でもわかりやすいからです。もしくは本能的に殴る蹴るの暴行シーンを見ることが好きなだけの方も多々おられると思います。かなり高いところから飛んだり、回ったり、跳ねたり、某カンフーアクションスターさながらの動きは見る人を魅了するわけです。

ここが重要ですが、見る人が必ずいるということです。だからわかりやすく、かつ動きが派手になり演出もより派手になるわけです。見る人いないのに飛んではねて蹴って殴ってはあんまり意味がありません。今やっているオリンピックなど最たるものだと思います。

非常に派手な動きで、殴られた相手なんかは相当痛そうにしていますが、その演出も非常に大事です。やる方もやる方でやられる方も大変なのです。すごい手が込んでいて、血の滲むような努力や、何回も何回もやるのでしょう、想像に耐えない労力が一つの作品を生み出していくわけです。

が、これは見る物です。実際とは何の関係もないわけです。

武術から言わせると『しんどい』だけです。しんどい動きをすると非常に効率が悪いというか、非合理なのです。簡単な話、疲れたら動きは非常に悪くなります。時間をかけることを非常に嫌います。これは『孫子』にも記述されていますが、言うなれば、殴って蹴ってやっと一人倒すよりは、うまく何かで刺して殺すかした方がよっぽど早いわけです。何のために武器があるのでしょう。当然それを行うには何らかの大義名分というか、理由があるはずですが。正々堂々は聞こえはいいですが、何の役にもたちません。そんなお人好しは非常に少ないと思います。

物騒な言葉が出てきてしまいましたが、要するに派手なものには人を非常に惹きつけるような力があります。物理的なものに限らず、誇大広告も然りです。

必ず痩せる!!とか地上最強の〇〇!!とか年利なんと。。。50%!!とか、最強の生物〜とか、色々あります。何を持って何と比較して最強と言えるのでしょうか。必ずとは、なぜそう言い切れるのか?そんなことも思わず飛びついてしまうのが人間模様とも言ったりするところもありますが、全部やったのは自分です。

自分でしか自分は守れません。物理的なこともそうですが、情報などの非物理的なこともちゃんと見て判断しないと、簡単に崩れます。ニコニコ笑ってみんなと仲良く過ごせるほど優しい世界ではないです。ひと昔までは、国同士もしくは国内では虐殺してたくらいですから、そんなものです。たまたま今日生きてるだけかもしれません。

ということで派手なものには裏もあります。武術、特に私のやっている武術に関しては驚くほど地味です。派手な動きは疲れるのは当然ながら、武術的な動きとは全然別物になります。そもそも違うのです。逆に地味ですのであんまり人がより付かないという非常に厳しい現実もあるのですが、まさにわかるやつがわかればいい、わからなければそれでいい、という感じです。

ということでこんな感じで終わります。

また何か思いつけば記事を書きたいと思います。

それでは。

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