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特技がない人間は、何を武器にするか

「ザ・平凡」である私は、特に特技がありません。もちろん、専門学校卒レベルで学力も語学力もない。
Web屋といいつつも、デザイナーやエンジニアのような特殊スキルもない。
ましてや、プレゼンやコミュニケーションのスキルも低い。
でも、ビジネスにおいて何か武器を持たなければ、稼げる仕事にありつけない...

今回は特筆すべき武器のない平凡人間が、何を武器にできるのか?がテーマですが....ここでポイントなのは、
そもそも特技がない人間は、一目置かれるような武器をあきらめる
ところから始めることだと思います。

とりあえずの例ととして、平凡な私は何を武器にしているのか書いてみます。人様に言えるような「TOEIC」や、「XX言語」などは無理なのですよ。

【現在の奥さんの武器】
(1)親身になれるけど、第3者にもなれる。
(2)いつまでたっても初心者の気持になれる。
(3)苦手ジャンルでも、好意的に思うよう努力する。
(4)要点をまとめるのが比較的得意。

特別な技能ではないものを武器にしていますが、
この4つこそが、私のオリジナリティなのです!!

そう、武器ってオリジナリティでもありますね。
私のオリジナリティに価値を感じてくれたお客様が、仕事に見合った対価をきっちり支払ってくれるのです。

武器(オリジナリティ)を見つけるためには、「あなたの特徴」「あなたの性格」を見つけるのが武器を見つける最短ルートです。
そのまま武器になることもあります。
簡単に私の武器を説明すると、こんな感じです。

(1)親身になれるけど、第3者にもなれる。
お客様の同僚になった気持ちで、なるべく一緒に考え、相談をするようにしています。
ですが、やっぱり外の人という立場を忘れずに、「一般的にはこうです」「関係者以外にはわかりませんよ」と、いうことも言えるようにしています。これ、中の人に嫌がられることも多いけど、社員ではなく、外部者を頼るメリットの一つだと思います。

(2)いつまでたっても初心者の気持になれる。
主婦である私は、常に同居中の父母、子供たちのPTA関係で、どれだけみんながガジェット系に弱いのかを目の当たりにしています。
いわゆる中の人や業界人が忘れがちな「初心者の気持ち」に沿うことができます。

(3)苦手ジャンルでも、好意的に思うよう努力する。
ゲームや、イベント、Newガジェット、新サービスは比較的苦手です。でも、とりあえず自分でやってみたり、買ってみたりするのです。そうすると自然と好意を持って接することができるようになります。
また、どうしても好意的に思えないなど、理解に苦しむ場合は、ターゲットユーザーの属性をよく調べるのです。昔からよくやるのは、どの雑誌読者かな?とか、いわゆるペルソナを考えつつ、ペルソナになりきるのです。

例えば、ラッパーじゃないけど、ラッパーになった気持でラッパーがいそうな場所を調べたり行ったり、SNSを見まくったり、用語を使ってみたり。
そうすると、いつしか丘ラッパーぐらいになっています。ラップできないけど。

(4)要点をまとめるのが比較的得意。
下町で暮らしていると、要領を得ないだらだらした会話をよく耳にします。そんなだらだらの中でも
「1時間話をしたけど、結局ああしたいんだよね?」
ってことがわかってきます。
そういう「これをやりたい」がわかるようになると、自然に要点をまとめられるようになります。



私生活の自分も振り返ってみてくださいね。
きっと生活の中で、「これって実は結構役立つ能力かも...」というのが発見できるかも!!