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バーチャル世界のアバターが人格を持って一人歩きし始めた話

こんにちは。月夜野うさこです。
去年位からバーチャルの世界に興味を持ちまして、そちらで何か活動が出来ないかと模索しており、占い師の名義で使用していた”華月マリン”にアバターをつけて、バーチャル占い師として活動しておりました。
活動開始時はVtuberのお作法など何もわからないまま、取り合えず始めたのでデビュー日などは無く、ぬるっとこの世に”バーチャル占いお姉さん 華月マリン”を誕生させました。

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初期モデルはこんな感じ。VroidStudioを使って、とりあえずキャラクターを作るところから始めました。

そこから有名Vtuberや新人さんがつけるタグから話が合いそうな人、外見や声や活動に興味を持った人などをぽちぽちフォローし、Vtuberとは何なのかというのを日々眺めながら、ぼんやりと占いの配信やゲーム配信のテストなどを続けているうちに、”この活動のゴールはどこなのか?”を考えるようになりました。

私がバーチャルの世界でやりたい事は何だろう、これをやることで何が残るのだろう。
色々考えて動いてみたり、やっぱりやめてみたりを繰り返してはたと気が付いたのです。

ご存じの方はご存じでしょうが、私は一度ステージ4のガンを患っており、医者もびっくりの強運で、今は治療も終わり寛解に向けて日々を過ごしています。
寛解とは、治療終了後から一定の期間が終わればもう再発の危険はほぼ無いでしょう、病院は卒業ですよという宣言です。
私の場合は寛解まで5年を必要としており、まだファーストイヤーなので4年と4か月残っています。
その間に再発する可能性はもちろんゼロではありません。
他の人よりは再発の可能性は高く、日常の中にもふとした瞬間に死について考える時間が訪れます。

最初病名の宣告を受けた時に私が考えた事は”もう死ぬ”ということと、”生きた証を残したい”という事でした。
当時は日記を書いたり、このノートにもいくつか私と同じ病気に苦しむ人が見た時に何か役に立つかもしれない話を残しました。
そして、今。
私が生きた形をアバターに託す事が可能なのではないかという事に気付いたのです。
もし私が死んだら。アバターとして残していた”華月マリン”が歩いた日々は、形としてインターネット上に存在し、もしマリンの事を好きになってくれた人がいたならば、私の存在が薄れたとしてもキャラクターとして憶えていて貰えるのではないかと思ったのです。
そう思った瞬間マリンが意思を持った、気がしました。
自分の作った漫画のキャラクターでお話を考える時、キャラクターが作家の意思と関係なく動き始める瞬間が有ると聞きます。
それと似たような感覚を急に感じたのです。

そこで、マリンを新しい形に生まれ変わらせることを決意しました。
実は外見のリニューアル自体は前から計画していたものの、冬位の予定だったのでその計画をすべて崩して、新しい外見を作ることを決めました。
作家さんは素晴らしい方にお願いしていて、絶対いいものになる予感だったのですが、本当にやむなしといった所で…
そしてリニューアルはなるべく早めに、8月1日をターゲットに絞りました。
所が中々折り合いがつかず、作家さんのアサインが出来なかったのでやむなく自分で絵を描くことに。
思わぬところで産みの苦しみを味わうことになりました。
ちょっと前からiPadで絵を描いていたものの、お絵描きなんて筆を一度折って以来7年ぶりくらいだったので本当にかけるのか、Vtuberは外見がよくてなんぼ、お前の絵でどれだけ人に好かれるのか
等、逡巡しながらの作業となりました。
悩んだり苦しんだりして、本当につらかったのですが、結果的に自分の中ではとてもいい絵になりました。
お披露目する為に突貫作業したので実際に動かす時までにはもう少し手を入れようと思います。

そして、もう一つ。
彼女に新しい名前をあげることにしました。
名前を変えたかった理由はまあ色々あるんですけど(わかる人は名前で察してほしい)
そこはさておき名を付ける、という事はそこに”在”るのを教えてあげられるので、沢山考えて命名しました。

新しい名前と新しい姿の彼女、は私でもありますが私がなりたくてもなれなかった理想の姿です。
人に愛されて、人を導く手助けをする、そんな存在になってほしいです。
なんだか子供を産んだ気分です。私の事はママと呼んでもらっていいぞ…
と言いたい所ですが、恥ずかしいので創造主=マスターという事でひとつ。

そして、そのきっかけを作ってくれた”華月マリン”に感謝したいです。
イラストとして姿を残すことが出来なかったので、イラストレーターのよんさんにお願いしてイラストを描いてもらいました。カバーに使っているイラストです。
本当に良い絵に仕上げて頂いて有難うございました。
マリンの最後の姿であり、大事な私の分身です。

またノートに思ったことややっていきたい事を書いていこうと思います。

よかったら、今後ともよろしくお願いいたします。

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