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第14回 #俺達の少女A #砂塚あきら #MASK #に関して

どうも、みなさんはじめまして!!へたをと申します。

このたびはよしひこさん主催の下、大作さんのコミュニティにて行われたプレゼン企画「第14回 俺達の少女A」にて、砂塚あきらのプレゼン(以下音源)を投稿させていただきました。この企画はアイドルのプレゼンを3分以内の音源にまとめ、募集したその音源をニコ生で紹介する企画です。

今回の詳細⇒ https://daisaku-noiru-circle.wixsite.com/syoujo-a



↓採用された音源です。urlのものは動画になっていますが、放送ではサムネイルの画像一枚と音声のみでの紹介となっております。

2倍近くの倍率にどうなるかと不安でしたが、選考の末に無事採用していただき、採用されたのはこれらと合わせて3件目になります。毎回違うアイドルで採用されてます、不思議。(過去の採用音源はこちら↓)

これは音が抑えてあるので内容も聴けると思います。(え?これで?)これ出した後にモバマスにスパロボコラボあったのはいい思い出

これは店員のモノマネ。なんか一部の同担に人気らしい。僕もこれが一番好き。


タイトル統一されてねえな……

普段はこうやって記事にまとめたりはしないのですが、今回は自分の振り返りを兼ねて残してみたいと思います。上述の通り普段からそういったことをしていないので、読みづらい文章もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

原稿に関して

今回の音源ですが、過去の音源と比べて正統派なプレゼンとなっております。(これまでが際どい変化球ばかりだったのでそう感じてるだけかもしれませんが、)自分にしては真っ直ぐ投げることができたと思っています。

なので振り返りも含めて、原稿を作ったときの経緯、気にした点、注意点をまとめていきます。原稿の内容は、以下の通りになっております。

マスク
口元を覆うもの
いま、みなさんも外で見かけることが多いでしょう
主に感染症の予防や飛沫拡散の防止に使われています
マスク
顔を隠すもの
変装や身元を隠すためにも使われます
マスク
保護するために覆い隠すこと
塗装がかからないように養生することをマスキングともいいます
マスク
……それは仮面、自らを偽るもの
砂塚あきらというアイドルはそんなマスクをして、現れました
あきらはネットでの動画配信を趣味として、他にもSNSにファッションを投稿したりしています
そういった場で身分を隠すためもあるのでしょう、普段の生活からマスクを着用しているようです
特に言及はしていませんが、その特徴的なギザ歯を隠すためでもあるのでしょう
また、あきらは感情を大きく表に出そうとはしません。プロデューサーにスカウトされたときにも、内心ではテンションが上がっていたのを少しも漏らさずに、何事もなかったかのように張り付けた表情で対応しました
冷めたドライな現代っ子。サトリ世代といった印象でしょうか
しかしそれこそ、彼女がしているマスクにほかなりません
あきらは決して、笑顔を見せないわけじゃあありません
自分の趣味や好きなことをしてるときには無邪気な笑顔を見せてくれます。ゲームやファッションの話、そしてアイドルの仕事のとき
特に初めて衣装を着たときやトークバトルの際には溌剌とした笑顔を見せてくれました
ネットの配信をしていたときから彼女は、そういった自分の好きや楽しいを発信してきたのです
アイドルになってもその本質は変わりません。ただ、その見せ方は変わってきています。
舞台が変わったことで、ネット上で見られる自分から、テレビやポスターなどのメディアを通して見せる自分へと
あきらは、プロデューサーの導くその変化を、楽しみだと言っていました。
先日のキャラバンで登場した新カードにて、砂塚あきらは早坂美玲と自撮りをアップしています
マスクを付けない、そのギザ歯を見せた満面の笑みで
特訓後ではアイドルとして、魅力を引き立てるためにポップなフレーバーの甘い顔を、普段と違うマスクを見せます。それは前に見せた素直な笑顔と違う、されどもそんな自分を楽しむと。
マスク
……それは仮面、飾りつけるもの。儀式を通じ神格が宿り、ときに偶像へと昇華する
 覆い隠されていた口元は暴かれ、その奥より放たれる声が牙剥くときも遠くありません
 さながら獲物を狙うスナイパー、あるいは深海に潜む人食い鮫のように
 牙をさらけ出した笑顔という仮面により、あきらは見る人を魅了する
 砂塚あきらの、魅力を更に引き出す仮面を
ステージという仮面舞踏会へ、彼女と共に踏み出してみませんか?

以上が原稿の内容です。原稿を作る上で意識したのは下の点です。

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ギザ歯⇒個性的な武器、鮫の牙
マスクは覆うものから、より引き立てるためのものへ
配信という環境(ハコ)からアイドルのステージという舞台(ハコ)へ
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さて、ここから中身の話に入りたいところですが、いっこ忘れてました。大事な話です。Twitterなどで僕のことを知ってる人ほど驚いてましたが、そもそもなんで僕が砂塚あきらの音源を送ろうと思ったかという話をします。僕は未央Pでかつ南条Pで、いわゆるパッション属性のプロデューサーです。担当じゃない子も含めても好きなアイドルは元気で明るい子が多いです。そうじゃなくても、好きなアイドルはわかりやすいと思います。にもかかわらず、当の砂塚あきらはクール属性のアイドルで、はっきり言っていままでの僕の好みの傾向とはかけ離れています。見た目は好きだけどね。

砂塚あきらは6thライブにて発表された新規追加アイドルで、2019年1月にモバマスに実装されました。前月に実装された辻野あかりと比較しても、これまでなかった特徴をいくつも抱えていました。

あきらに関しての細かい情報はこちら⇒ https://dic.pixiv.net/a/%E7%A0%82%E5%A1%9A%E3%81%82%E3%81%8D%E3%82%89

特徴的なヴィジュアルと喋り方(#ってどう発音してんの?)で現れ、Twitterなどでは結構話題になり、アイマス以外の界隈でもすぐさまファンアートが描かれる爆発的な人気を得ました。個人的な第一印象は、まあおおよそみなさんと同じサトリ世代とかサメちゃんとかそんな感じでした。なんなら積極的に媚びてくるわけでもないし、こうしたい!って意思を強く持ってるわけでもありませんでしたしね。最初はそこまで気にならなかったのですが、一月経って夢見りあむの登場によりモバマス側で3属性揃ったのをキッカケに3人を見比べて見た時に、一番なにも感じないのが砂塚でした。あかりは時代錯誤的な半端なネット知識がついた口癖()であったり、夢見は存在そのものが爆弾であったりと話題を呼びましたが、砂塚はビジュアルが良いくらいしかありませんでした。ハッキリ言って、ビジュアルがいいだけならアイマスには山ほどいます(とは言えこの時点で三人の中では一番好みでしたね)。そんな感じだったのですが、神戸での某オンリーイベントの際に読ませていただいたはるのぶさんの砂塚の漫画(Twitterに上げておられました⇒ https://twitter.com/harunobu_or2/status/1215870682648596480 今回の原稿においても"牙"というワードなど意識している点があります。)を読んで、彼女に対する見方が変わりました。

彼女のスタンスは、いままで担当していたアイドルたちと違い、なにかを成し遂げるためでも一番になるためでもなれなかった何者かになるためでもなく、いまある自分を自分の好きや楽しいを発信することであり、アイドルになる前から行っていたことです。アイドルになる前からファンがいるアイドルであり、自分のスタンスを確固としてもっている。一定の信頼関係こそあるものの、必要以上にべたついたりしない、ちょうどその距離感と温度差に当てはまる子がいなかったからなのか、それを心地よく感じました。そして興味をいだくように段々心惹かれていき、今に至るというわけです。(あと全然関係ない?けど砂塚珈琲という喫茶店が地元にあって、ソフトクリームがおいしいです。)

見方が変わったという話ですが、改めてみたときに気になったのは彼女の初期R特訓後のカード。衣装を着て見せる満面の笑顔です。セリフなどを改めてみて感じたのは、その笑顔が飾りっけない素の楽しげな笑顔であることと、”アイドル”というもの自体への関心はそれほどだったことでした。おそらくですが、他の新人たちと比べてもそれは顕著だと思います。自分のやりたいことにこそ興味はあれど、歌とかダンスを頑張ろうとは思ってない、好きな服やゲームが楽しめればいいといった感じでした。アイドルに前向きになったのも、貰えた衣装が好みやセンスと合致していたからです(このへんは、ぷちデレラのエピソードでそれぞれ現れています)。アイマスのアイドルの多くは、苦手なことでもアイドルとして上を目指すために克服したりいままでの自分から変わるための努力したりをするものですが、砂塚あきらは逆に”自分らしさ”を曲げないことを意識しています。(このあたりの自分のスタイルを重視するのは早坂美玲にも言えますね。)自分の出来ることやりたいこと、自分に対してすごい”しゃっきり”してるんですよね。なんかこの辺りの温度感の違いとかが、これからどういう変化を見せるのか、それとも見せないでいくのか、面白くなりそうだと思いました。

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(SSR時点での砂塚のアイドルに対する感覚。自分の意思を主張しつつ、まだこれから変わる余裕を匂わせています。よろしくデス。)

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(これは美嘉との営業コミュ。自分と違うとこを感じながらカリスマアイドルへのリスペクトもしつつ、自分のペースは崩さないと言っている。とは言えコミュ終わりには、「期待を背負うのも割とイイもんだよ」と言われてなにやら感じてます。共感しているのか、もしかしたらこれが何かのきっかけになるかも?)

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(ボイスオーデ投票画面でのコメントも、一位になりたい、とか言いません。やれるトコまで、って潔い感じ。だからといって手を抜いたりはしないんでしょうけど。)

最初はこのあたりのことをプレゼンをしようと思ってましたが、どうにもしっくりきていませんでした。

そうなると、なにか中核になるものを決めないといけない。そこで注目したのはRや(モバの)SRでもつけているマスクです。マスクをピックアップしてプレゼンしようと思ったのは、なにかインパクトになるキーワードが欲しかったから。また、特訓前に共通した冷めた表情から特訓による表情の変化をそのまんま顔=マスクの変化としようとしていました。しかしそれだけでは、どうにも弱い。特にデレステだけやってる人が見るであろうSSRではマスクしてませんからね。破綻してるやん、どーすんの?と

それもあって、第13回(プレゼン未採用アイドル限定回)に投稿しようと練っていたのですが、結局出さずにいました。

そしたらその回で別の方のあきらのプレゼンがありまして。( https://twitter.com/n_piluse/status/1258808204743413760?s=21 ンピゥセさんの音源の一部はTwitterに上がってましたね。)そこで上にあったあきらの方向性をプレゼンされていて、直近ででたバレンタインSRのセリフから、"アイドル"としてのあきらの変わった点と伸び代の話をされていました。それを聴いて改めてこのカードの親愛度MAXを見て、これだと確信しました。普段見せない、見せるための甘い顔をする…それってアイドルとして砂塚あきらが選んだマスクじゃん!

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(甘い顔したらめちゃくちゃ顔がいいのがばれてしまう…もっとやってくれ~)

というわけで本題は、表情や心境の変化・成長をそのままマスクになぞらえて肉付け、あとはSSRのセリフやコミュの中にある、彼女の重視する「楽しい」ということを差し込みました。これは彼女がアイドルをする以前から、ファッションの写真をSNSに投稿したりゲーム配信をする動機でもありますし、そのままアイドル活動においても重視している点だからです。特に

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(大事なのは楽しいってコト。大事なのは、発信の仕方、根底にあるいいトコをどれだけどんな風に発信するのか。やり方を変えることはあっても、楽しむコトは本質なのだろう。)

これらを通して”変わる”(言葉を借りるなら変化ではなく進化する)ことに対しての砂塚のスタンスを入れつつ、そこにマスクの要素を加えました。(マスクが登場時につけていた隠すもの⇒アイドルとしての彼女を飾り立てる仮面、という”マスク”)また、その論調の変化を強調するために最初にいくつかのマスクの意味を並べます。これには紹介の部分のスカウト時の砂塚の表情の乏しさに、"張り付けた表情"という言葉で意味を与える狙いもあったのですが、あまり効果はなかったようです。もっとも、聞き流すであろう情報だったので、期待はしてなかったけど。原因としてBGMが考えられるが、これは後述しますね。

マスクの強調に関して絶対入れなければならないのは、”マスク”という最初の単語が口元を覆うものである認識を与えること。これにはサムネイルにあるイラストのインパクトと、最初の一文であった「いまみなさんも見かける~防止に使われています」が担ってくれました。不謹慎ではありますが、感染症の流行によって実際にマスクの話題が連日報道されていた時事的な要因もプラスになっています。というか、正直これありきの大筋だったりします。大事なのは伝え方なので。

また注意点として、後半で「口元をさらした笑顔」と「アイドルとしての甘い顔」が別のマスクの意味を持つようにしなければなりません。これは変化の話題から流れていったことと、直接マスクと発言することにしました。これ以上によい表現が思いつかなかったし、シンプルに勝るものはありません。大事なのは伝え方なので。

そして全体の〆。マスク⇒仮面、(隠すもの⇒飾り立てるもの、引き立てるもの)の偏移を強調し、プレゼンを終わらせる決め台詞。

マスク
……それは仮面、飾りつけるもの。儀式を通じ神格が宿り、ときに偶像へと昇華する
 覆い隠されていた口元は暴かれ、その奥より放たれる声が牙剥くときも遠くありません
 さながら獲物を狙うスナイパー、あるいは深海に潜む人食い鮫のように
 牙をさらけ出した笑顔という仮面により、あきらは見る人を魅了する
 砂塚あきらの、魅力を更に引き出す仮面を
ステージという仮面舞踏会へ、彼女と共に踏み出してみませんか?

第13回に出さなかったのはここがなかったからです。またどうしても入れたかった”牙”という言葉をどうやっていれこもうかと思った際に、今回の第14回がボイスオーディションの投票を誘発するものだったことから、「声」=「口元からでるもの(マスクで隠されていた)」=「牙(ギザ歯)」という連想ゲームで文章を構築、「放たれる”声”が牙剥く」という決まり文句をつけました。(単体での効果はいまひとつだったようだが、……原因は?声の張りが足りなかったのだろうか。)スナイパーと人食い鮫は両方が砂塚あきらをトレードマークとして使われる記号であるため取り入れました。(ヘッドショットする、といった文の方がよかっただろうか?そういやなんで鮫好きなんだろう。)

最後はマスクを完全に仮面という単語に置き換え、アイドル砂塚あきらのこれからの活躍を「仮面舞踏会」という言葉で締めています。アイドルの舞台はあきら以外にもみながそれぞれの衣装で着飾った、さながら舞踏会であり、プロデューサーはそれに導くものであるので……。結局カッコつけてんなあ。

録音・編集・動画投稿に関して

これは自前のiPhoneで録音したものを、Googleドライブ経由でPCに入れてAviutlでBGMと合わせてます。録音は基本的にしゃべりきりで、前後の空白(録音の際には開始して3~5秒ほど経ってから喋り、終わった後も同様に間を空けてから停止してます)をなくす以外は無編集です。以前はPCで録音したりもしましたが、マイクの性能がよくなかったのでこっちにしました。編集データはそのままサムネイルと動画化し、また動画投稿を前もって非公開設定で行っておけば、放送にて紹介された際にスムーズに公開できるようになります。(今回はそれで音源が再生されてる間に公開およびツイートできました。)

BGMに関して

あんま考えてません

まあ二曲つかってるんですが、内訳としては
 前半⇒華麗なる戦略(遊戯王ZEXALより)
 後半⇒MASK(爆れつハンターより…奥井雅美で選んでます。)
最初のモノローグは無音から始まり、あきらを紹介するパートでは前半曲を使い、(1分半程度なので)後半の雰囲気を変えるために後半曲を使ってます。

前半曲は遊戯王ZEXAL内でシャークさんがエクシーズするときに流れる曲というやつなんですが、まあいつも通りの僕だと錯覚させるのと、原稿内に鮫要素最後しかなかったので、(多分今後砂塚で音源出すことあるかわからないので)せっかくなので使ってみました。端的に言ってこれは失敗です。ネタを知っているひとにはこのBGMだけでネタにしか聞こえなくなるというバグが起きました。そういう人にはこれだけでこの音源は(ネタに振り切った)過去のコンパチ音源と同じということのようです。ふざけんな。

後半曲は平成初期のアニメの曲ですが、僕はこのアニメの内容はよく知りません(見てたかも覚えてません)。家にあったスターチャイルドレコードのアルバムから持ってきました。普通にかっこよくて好きな曲で、MASKというドストレートなタイトルなので起用しました。もしかしたらMCの誰かに伝わるかも?て思ったらあいうえおPさんに同年代かと思ったと言われたので、その誤解はどこかで解きたいですね。年齢知らないけど。こっちはまだ狙い通りに働いてくれた気がします。

いつもわからないのですが、BGMをつけないで出す勇気がなかったんですよね。いつも誤魔化す手段のようにしているので、使うならもっと意図をもって、なければ使わないくらいの方がいい気がしました。次回への課題ですね。


サムネイル画像に関して

カッコいいでしょ?

これは原稿作ってから、なんか構図が下りてきました。
ずっとマスクの話をしてたので、仮面という意味を持たす意味でも、顔を隠すのはいいかもしれないと思ってやりました。口を映してるのは、前述の牙の話をするためでもありました。下書きの段階ではいかがわしかったのですが、最終的にカッコよくなってよかったです。

これは余談なんですけど、画像をつくる際、文字周りには反転レイヤーなどにマスク機能というものを使ってます。前半の語りを自分で回収するとは…


総括

というわけで、第14回俺達の少女Aにだした音源に関することは以上です。おおむね書ききったつもりですが、なにか思い出したら追記するかもしれません。

今回は担当であり前年のシンデレラガールに輝いた本田未央でだそうか締め切り三日前くらいまで悩みながら両方の台本を考えてましたが、最終的には砂塚あきらの音源を投稿しました。理由としては単純にプレゼンとして原稿台本の完成度が高かったこと(伝えたいこと、手法が明確であったこと)です。結果として採用はされましたが、前述のとおり反省すべき点はあったと思います。これらを踏まえ、次回開催の際には(デレかシャニかもう次のレギュレーションなんてわからないけど)より自信をもった音源を投稿できればと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。またね。


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