ファンの目線と騎手の目線ーオークスの発走前について

netkeibaのコラムで川田騎手がオークスの発走遅れの際の馬との接し方について触れていました。詳しくはそちらをご覧いただくとして、競馬は馬という生き物相手ですので、避けられないこともあるというのは改めて感じました。そういうことを防ぐために厩務員とは会話するし、時には指示を出すことがあると。

実はオークス前日の東京競馬場のあるレースで、パドックで最後の周回で騎手が騎乗した際に、後ろの馬の厩務員の方が前の騎手に対して急に突っ込むかもしれないから気をつけてね、みたいな声がけをしていたのを見ました。馬の特定を避けるため騎手名は伏せますが、厩務員さんもそれなりの仲だから声かけたのでしょう。そういう会話もあるんだなと印象に残っていたところ、なるほど、川田騎手のコラムで腑に落ちました。

馬券の勝ち負けだけを考えると、そういう競馬の本質が見えてこなくなる可能性もあるのかなと考えさせられるコラムでした。

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