【雇用と利子と貨幣と】チャンピオンズカップ[2021]振り返り
帝王のケインズが勝利
タイトルは経済学者のケインズの主著である『雇用・利子および貨幣に関する一般理論』から。この本の内容をもとに、弟子たちがISLM曲線を導いたと言われる書物ですね。テーオーケインズの馬名の由来を見ると、おそらくはこのジョン・メイナード・ケインズから取ったと思われます。そのテーオーケインズがダート交流GⅠ の2勝目をあげました。レースは横綱相撲と言っていい内容で、6馬身差の圧勝となかなかGⅠ競争ではみられない着差となりました。
2着には昨年の覇者チュウワウィザードが入り、人気上位の決着となりました。注目のソダシはスタートよく先頭に立つも12着に終わりました。吉田隼人騎手のコメントでは力負けとのことですが、レース前から一部で囁かれていたレースへのモチベーションの低下という可能性もあり、次走での状態が気になるところです。
果敢に本命に推奨のエアスピネルは9着。直線入る前までは悪くないように見えていたのですが、直線では失速。まぁ、どちらかというと夢馬券的な意味合いもあったので仕方ないです。
悔やまれるのは3着のアナザートゥルースで、パドックでよく見えたので追加しようとしたものの、同じくパドックで気になったダノンファラオとの取捨選択で後者を選択してしまいました。そのダノンファラオはスタート前から立ち上がる、そして出遅れる、結局そのまま最下位と見せ場なく終わってしまったという次第で、これを逆にしていればというのはたらればで、その辺の選択は競馬の難しさですね。
今週の結果
今週末は日曜日のみの参戦で、予算の関係で最初でマイナスが嵩むようなら後半は見学とする予定でしたが、意外に調子よく、チャンピオンズカップまではプラスを維持していました。結局、メインでエアスピネルの逆噴射と選択間違いを犯してしまいマイナスに転落するも、2000円なのでまだ許容範囲でしょう。しかし、あと2週は確実に「予想してあとは見学」状態に近く、2歳G1なので大人しくしてようということになりそうです。
(了)
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