2023年上半期を振り返る① 予想方法(データ派馬券野郎への道)
反省は大事
宝塚記念で2023年の競馬が折り返しとなりました。今年は購入した馬券と結果を細かくつけていますので、その結果を見ながら予想方法の反省をしてみようと思います。
上半期終了時点で馬券の回収率は89%です。2022年は年末の怒濤の当たり馬券ラッシュで90%まで回復させましたが、今年はこの時点でその水準をキープできています。一昨年は70%を切っており、昨年も年末の追い込みまでは75%くらいでしたので、成長の跡が見てとれると自画自賛です。その結果を導き出した予想方法を反省します。
データ派馬券野郎に成り上がれるか?
冒頭の画像は安田記念の時の予想印と結果です。ここ最近ではけっこういい感じで予想できたレースのひとつです。それも、確か3年くらい前からデータ派馬券野郎を名乗ると宣言して試行錯誤を繰り返してきていますが、ここに来てほぼブレなく毎週予想できるようになっているからかなと思っています。というわけで、予想の際に使用するデータを紹介します。以下のとおりです。
競馬新聞(研究ニュース)
JRA-VAN
競馬ブックweb
netkeiba(これは最近)
netkeibaはコラムが充実しているのでどちらかというと読み物重視で、最近、課金ユーザーになりましたが、須田鷹雄さんのデータ分析が読めるので重宝しています。また栗山求さんの血統分析も好きです。どちらもグリーンチャンネルの番組「競馬コンシェルジュ」の出演者ですね。
研究ニュースは見やすいのと紙面がコンパクトなのが気に入ってます。後述の調教評価もお気に入りな点のひとつです。
では、具体的にどのようにやっているかを紹介します。
JRA-VANアプリの指数を新聞に書き込む
JRA-VANアプリが独自の指数を提供しています。タイム型と対戦型でそれぞれでランキングを出していますので、上位6番目くらいまでを研究ニュースの馬柱に書き込んでいきます。昔は5番目までだったのですが、スマホの画面に6番目まで入っているので6番目まで入れるようにしましたwJRA-VANの補正タイムをチェックする
こちらはアプリ版ではなくて、PC版の方のJRA-VANです。ここでも以前に紹介していますが、JRA-VANのTARGETというPCアプリではレースごとのランクを加味した補正タイムというものを提供しています。簡単に言うと、1着だけどタイム平凡なレースと、5着だけどタイムが優秀なレースを指数化して比較できるようにしているものです。この補正タイムで高評価のレースを馬柱で色をつけていきます。それにより色が多くついている馬の評価をあげています。
なお、この際に芝とダートがパッと見て分かるようになっているので、2走前にダートから芝に転向して成績が上がっていたりすると評価アップです。午前中のレースだと3走くらい前までしか競馬新聞の馬柱に載らないこともあるので、これは重宝しています。調教タイムをチェック
基本的には調教重視派ですので、調教欄は細かく見ています。ただし、タイムの分析をするほどプロではないので、ここは研究ニュースの評価を見て判断しています。研究ニュースでは調教注目馬をレースごとに3頭挙げており、この3頭については馬柱に順位を分かるようにマークしています。その他、注目馬にはあがらなかったが、おそらくは順番の問題で乗らなかったような、評価がよさそうな馬もマークです。競馬ブックwebの前走コメント欄をチェック
私は基本的には厩舎コメントを重視しません。中にはド直球な関係者もいるので、すべてを参考にしないわけではありませんが、どうしても関係者だと言いにくいコメントもあるはずで、そこをアレコレ考えても仕方ないというスタンスです。まあ、そのコメントの裏読みという面白さもあるんでしょうけど、新聞に載っている時点で他人が1枚絡んでますし、紙面ではしゃべりの雰囲気も伝わりませんからね。そこで重宝しているのが、競馬ブック週刊誌でも載っているレース後の騎手コメントです。こちらはけっこう本音に近いのかなという印象があります。距離が長かった、馬場が合わなかったなどは馬主に対する言い訳にもなりますし、こちらの方が信頼度が高いと思ってます。もちろん、全レースでコメント取れているわけでもないですし、ノリさんのようにひとことで終わってしまうこともあるのですが、競馬ブック記者の次走へのメモとあわせて参考にしています。
なお、ルメール騎手はこの時に距離についてよくコメントするのですが、例えば2000のレースで負けたときに、この馬は1600くらいがあいます、みたいなコメントを発した次のレースで1600にその馬が出てきたら買いです。上記の情報を含めて総合的に判断
これらを総合的に判断して、最後は自分の頭で考えて決めています。
ここまでが前日検討です。最近はスピード検討を心がけていますが、12レース全部やるとなると4〜5時間くらいはかかります。特に土曜日の検討をしようとすると金曜日の業務終了後ですので、これはけっこう眠いですw
加えて、ビール飲みながらが楽しみのひとつなので、長期戦になるとどこかで100%寝落ちしていますw
あとは当日の馬体重、パドック、返し馬を見て最終判断です。パドックと返し馬は入れ込みや変なフットワークでないかを見ています。いいほうは見ても分かりませんからね。ただ、これすごいなと思った場合には評価を上げます。そういうときはけっこう来たりするので、データ以外の勘も馬鹿にできません。ただ、勘だけでは買いませんが。
てなわけで、次回に続きます。
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