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夏競馬の終わりは、夢の終わりであり始まりでもある

終わりが近づく3歳未勝利戦

2022年の夏競馬の終了が近づいて来ています。私は相性が悪いので早いところ中央場所が再開してくれないかなと思っていますが、人によっては夏競馬を楽しみにしている人もいるでしょう。そして夏競馬の終了といえば、3歳未勝利戦の終了も意味します。毎年のことながら、今年も残りわずかな未勝利脱出の機会を求めて、中1週や連闘の馬たちが最後の力を振り絞っています。

しかし、以前にも書きましたが、いつも2着、3着であとは順番と専門紙にもコメントが出ているような馬の方が勝てません。今日8/28の新潟でも、ここ最近よく馬柱に登場するあと一歩の馬が勝てませんでした。前に書いたのは、勝ちきることができないから万年2着あたりに来るわけで、それはすぐには変わらないということでした。関係者の人にしてみればふざけるなという話でしょうけど、馬券を買うという立場からは勝ち馬に乗ることが大事ですので、そこは厳しく見ないといけません。ただ、その中から愛着の湧く馬も出てくるわけであり、今年は特にいないのですが、昨年はシゲルダイナミックがその1頭でした。そのシゲルダイナミックも最終的に未勝利を脱することができずに地方に移籍、川崎競馬に活躍の場を求めましたが骨折して引退という結果でした。未勝利戦終了後に地方競馬で復活を遂げる馬、そのまま1勝クラスに出続ける馬、即引退する馬などさまざまですが、週刊競馬ブックのおつかれさんコーナーがこの時期にページ増となりますので、そこで今後の動向を追うのも、その馬たちを労う意味でよいのではないかと思います。

そして増える2歳新馬戦

3歳未勝利戦が終われば、2歳新馬戦や2歳未勝利戦が増えてきます。過去のデータが使えないというところでは、2歳戦はあまり手を出さないのですが、レースを見て将来のスターホース候補を探すのは楽しいですね。スターズオンアースなんかは早い段階から目をつけていて、JRA-VANの注目馬に登録していたので桜花賞勝ったときは嬉しかったですね。馬連だったので外しましたが。

というわけで、この世代交代が夢の終わりと始まりを告げる、これが夏競馬の終了の意味するところですね。やや非情な面もありますが、こればかりは仕方ないでしょう。

かたや夏の馬券力アップ作戦は?

さて、私が挑戦している馬券力アップ作戦ですが、収支面では大きな変化はありません。7月は壊滅的な結果でしたが、8月に入ってからは調子も上がってきており、更なる作戦遂行がよかろうと思っています。

馬券の買い方を変えるというのが主な目的の作戦でありますが、作戦を進めようと思った中で一番大きい要素は、競馬に使える資金が相当絞られつつあるという点です。息子が高校2年生で受験を控える身であり、そちらに金がかかるというのが主な理由ですが、浪費という点からも見直すのが目的のひとつです。若い頃からちょこちょこ使って気づくとそれなりの額が財布から消えているということはよくあり、今もそれは変わりません。特にここ数年は電子マネーの普及によって目に見えてお金が減っていくという感覚がなくなっているため、それが顕著です。チャージ額を予め決めておくということもしていますが、なんたってすぐにチャージできてしまうため、時に無効なものになっています。即PATへの入金も然りで、月イチで金額を入れても、ちょいちょい追加入金することが多く、やっぱり気づくと相当使っているという事態が起こります。じゃ、それにどう対処するかと考えたときに週ごとの資金を絞るということが必要となり、そのためにはいままでのような多点買いを改めて少ない買い目で楽しめる方法が求められるというわけです。3連系で少ない買い目となると、的中が盆暮れくらいの少ないイベントになりそうですし、となれば単勝でいくしかないというわけで、単勝メインに変更している次第です。

とは言え、単勝もそうそう簡単に当たるものではなく、配当面からも馬連やワイドとの組み合わせで2〜3点買うというところに落ち着いています。これが最近好調のキャプテン渡辺の馬券術と被っており、ここに来て回収率のよいキャプテンが調子に乗って(?w)買い方を指南するという機会が増えており、そちらをいま参考にしていろいろと考えているところです。

もともと本命党ですし、賭け金も少額なので大きなリターンは期待できず、これからも大きく勝つということはできなさそうですが、であるからこそ、変にリターンを期待してこねくり回すということはしておらず、予想自体を純粋に楽しめています。キャプテンが言うように1番人気の馬が負けるとしたらどんなケースが想定され、そこに当てはまる馬はどれかということを考えるのがなかなか面白い。あとはオッズ見ながら買わないレースを決めるということをいま身につけようとしているので、その辺が回り始めたらもっと楽しめるのかもしれません。

長い目で楽しむ、回収率を上げるとなったら単複に落ち着くということは専門紙のトラックマンも言っていますし、方向性は間違っていないのかなと。好きなトラックマンのひとりである競馬ブックの米満さんも最近は単勝の2点買いみたいなことをおっしゃっていたので、まずは勝ち馬を絞りきる予想への道筋がついたと感じたら、試してみようと思います。

(了)

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