川田騎手の著書を読んだ

3月の初めに出版された川田将雅騎手の本を読みました。しかしこの表紙、いつの写真だよw

リーディングを獲得するまでの経緯であったり、競馬に対する姿勢や考え方を紹介しているという内容です。全体の量はそこまで多くないかなという印象です。

川田騎手と言えば、少し前までは超絶塩対応で、今でもたまにその片鱗を覗かせますが、なんでそうなったのかということや両親が厳しすぎたといったことが書かれています。

総合的に見れば、競馬に対して超真面目というところは理解できました。同期の藤岡佑介騎手、福永祐一調教師との信頼関係や松田博資元調教師とのエピソードなどはなかなか面白かったですね。しかし、上述のとおり、量はあまり多くなくてここはやや不満ですね。また、Kindle版で買ったのでよくわからなかったのですが、本屋で実物を手にしたところ、冒頭の写真のコーナーがかなりのページあって、ここまでのページ数はいらないなという感想です。

という感じで、これまで藤沢先生、国枝先生、矢作先生や藤田伸二氏などの著書を読んできましたが、それと比べても量的に少ないという点で残念でしたね。まぁでも、昨年の夏に企画が立ち上がり、この時期の出版なので期間的にも少なかったというのもあったのでしょう。次作に期待です。

(了)


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