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まるで参考にもならない馬券検討〜有馬記念(枠確定前)

グランプリ

アーモンドアイが負けて、リスグラシューが圧勝した去年の有馬記念から早くも1年。そのリスグラシューはそのレースで引退。アーモンドアイは偉業を達成し、今年のジャパンカップで引退。3冠馬2頭は不出走でメンバー的にどうなんだという話が出てましたが、どうしてどうして豪華な顔ぶれです。昨年の3着ワールドプレミアは11ヶ月の休養明けのジャパンカップを経て、そして同4着フィエールマンは天皇賞春を勝ち、天皇賞秋をステップに臨んできました。その他、ラッキーライラック、クロノジェネシス、ラヴズオンリーユー、ブラストワンピース、キセキなどのGⅠ馬も出てきます。

馬場とペース

さすがに最終週ともなると馬場も荒れていると思われます。天気は雨が降る気配もなく、良馬場でしょう。

ペースは昨年のように大逃げの手に出たアエロリットのような逃げ馬が見当たらず、スローペースになると思われます。キセキが前走でハイペースを演出しましたが、ガッツリかかったのが原因ですので、同じことにはならないと見ています。あるとしてもミドルペースで、ハイペースはなしとの判断です。その前提で、好位からの競馬ができる馬やヨーイドンで切れ味抜群の馬が候補となります。

やはりGⅠ馬から行くのがよい

正直なところ、GⅠでの勝利は予想のファクターとして重要なものになると思います。これだけのメンバーとなると、好走歴では物足りない印象です。よって、まずはGⅠの勝ち馬からのチョイスとなりますが、筆頭はフィエールマンとします。

GⅠ3勝はいずれも3000メートル以上となりますが、陣営などのコメントでは根っからのステイヤーではないという趣旨のものが出てきますし、今年の天皇賞秋で4コーナー10番手から目の覚めるような追い込みを見せて2着に入るなど、2500メートルでも短いという感じではなさそうです。スローな展開からのチェンジオブペースの上がり勝負に強いという印象を受けますので、今回の展開予想にぴったりではないかと思います。追い切りの動きもよく、鞍上がルメール騎手に戻ることもあり、ここは1番手とします。

次は牝馬の1年を反映して、牝馬からの選択です。2番手はクロノジェネシスにします。大阪杯2着、宝塚記念優勝と充実しており、前走の天皇賞秋でもよく追い詰めての3着で、叩き2走目の今回は上積みが見込めます。鞍上は私の馬券との相性の悪い北村友一騎手ですが、馬との相性はいいでしょうから、上位指名とします。悪い馬場での好成績も強調材料ですね。

引き続き牝馬でラッキーライラックが3番手です。このレースで引退ということで力の入る一戦になると思います。とは言え、まだ5歳ですし、父のオルフェーブルは引退レースの有馬記念を圧勝していますので、衰えはないはず。調教でもベストの仕上がりということで、昨年のリスグラシューのように有終の美もあり得ると見ています。

4番手は3歳馬オーソリティを持って来ようと思います。アルゼンチン共和国杯では軽視して痛い目にあいましたが、有馬記念は3歳馬の成績がいいですし、前走内容も悪くはなかったので、ここに持ってきます。鞍上は川田騎手。先週の勢いそのままで今週も頑張って欲しいところ。

そのほか、淡々とした流れでのキセキ、カレンブーケドールや後方強襲が決まったときのサラキア、ワールドプレミアなど、なかなか絞り切れないのが正直なところです。

激走期待馬

さて、激走期待馬はラヴズオンリーユーです。今年はドバイ遠征でケチがついてから春は散々、秋に入ってからも緒戦はパッとしないレースでしたが、前走である程度の格好付けはできたんじゃないでしょうか。ここに来て体調も戻ったという陣営コメントもありますし、前走で上がり2番目だったというのが好印象です。あまりビュッと切れる脚がないのかなという印象ですが、ディープインパクト産駒の本領発揮で好位からの抜け出しというシーンも目に浮かびます。鞍上は最近イマイチのデムーロ騎手ですが、ここぞというところの勝負強さはハンパないので、その辺も含めて期待したいと思います。

直前まで迷いそうなメンバーですので、レースが楽しみですね!

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